24/9/2006
去年の9月から京大に留学してたイギリス人のAgiととうとうお別れ。
昨年の今頃、ヒースロー空港でAgiを送った光景は今でも鮮明に覚えています。
あれから1年。
去年の暮れに俺が日本に帰ってきて、今年3月に神戸で再会。
4月からは俺が京都で一人暮らしを初め、しょっちゅう一緒に飲んだ。
イギリスで遊んだ1年とこっちで遊んだ1年のあわせて2年。
あっという間だった。
思えばいろんな思い出が頭をよぎる。
最初に会ったとき、Agiはオックスフォード大のJapanese clubで先生をしていた。
その人懐っこく陽気な性格とノリのよさは、すぐに日本人に気に入られ、みんなからは「ええやつ」と呼ばれ、すぐさま人気者になった。
クラブに連れて行ってもらったり、ロンドンで偶然出くわしたりもした。
昨年の夏には一緒にフランスの田舎町を観光して、彼の豪邸なお城の実家にも泊めてもらった。
日本での思い出も、尽きることはない。
神戸では造酒工場を見学したり、ここ京都ではあいつも働いてた三条のバーをふらふらになるまで飲み歩いた。
そういえば、べろべろに酔ってしまって、何回も助けられたのも今となってはいい思い出だ。
人懐こいキャラもあって、顔はとことん広かった。
三条のバーで働いてる人で、彼を知らない人はいないというのも、どうやら嘘ではないみたい。道行く人みな、Agiに手を振っている光景も気がつけばおなじみになっていた。そんなこともあって、彼のお別れパーティにはたくさんの人が集まったそうだ。
そんな彼の留学も終わりが近づいている。
貸していたCDを返してもらう用件もあったので、今晩最後のAgiにあってきた。
そして、最後の最後に彼がまたもや伝説を残した!
パスポート紛失(笑)
ええ゛~~ (@_@)
俺も含め集まったみんなが笑った・・・。
フライト前日に、一番あってはならないミスが飛び出てくるとは…。
荷物整理の段階で、パスポートを間違ってダンボールに入れたかもしれないとの事。あちゃー、なにやってんだか…。
・・・という訳で、Agiくん明日の飛行機には乗れません。
明日はむしろ新幹線に乗って東京の大使館に行って、緊急パスポートを発行してもらい、水曜あたりに帰国するそうです。
さて、最後までみんなの人気者だったAgi。
明日帰らないとはいえ、終わりが近づいてるのは事実。
学校の関係上、今日が俺と最後に会える日になります。
去年ヒースローで彼を送ったとき、一緒にいたAnt兄さんが言ったこと。
「あいつが日本に行って、日本人の友達たくさん作ったら、もう俺たちの事どうでもよくなるんじゃないか・・・?」
俺もそれが心配だった。
実際、俺が日本であったときには既に、バイト仲間や飲み仲間で彼の周りにはたくさんの人がいたし、Agiに彼女が出来てからというもの忙しくなってあまり会えなかった。
でも、けしてどうでもよくなったりなんかしないところが、彼のいいところだった。
忙しい中会ってもいやな顔をひとつも見せずに笑顔でいてくれたし、礼儀をわきまえ、他の人に気を配ってるところを見れば、なんで多くの人がAgiに慕うのかがわかった。
今日も話題の中心になっているAgiを見ていて、彼の人の大きさを改めて実感できた。その中で、一人話題に入れない俺に、「Yasu、大丈夫?」と気を使ってくれるAgiの優しさは、心があつくなった。
今日がほんとに最後の別れ。
別れの場所は彼が働いていたバーのMarble room。
"in London, or in Japan,... definitely see you again"
最後に見たAgiの顔も、最初に会った時と同じ顔。笑顔だった。
固く握り締めたAgiの手は、とってもあたたかかった。
「今日のお薦め」
Arctic Monkeys [ Mardy Bum ]
去年の9月から京大に留学してたイギリス人のAgiととうとうお別れ。
昨年の今頃、ヒースロー空港でAgiを送った光景は今でも鮮明に覚えています。
あれから1年。
去年の暮れに俺が日本に帰ってきて、今年3月に神戸で再会。
4月からは俺が京都で一人暮らしを初め、しょっちゅう一緒に飲んだ。
イギリスで遊んだ1年とこっちで遊んだ1年のあわせて2年。
あっという間だった。
思えばいろんな思い出が頭をよぎる。
最初に会ったとき、Agiはオックスフォード大のJapanese clubで先生をしていた。
その人懐っこく陽気な性格とノリのよさは、すぐに日本人に気に入られ、みんなからは「ええやつ」と呼ばれ、すぐさま人気者になった。
クラブに連れて行ってもらったり、ロンドンで偶然出くわしたりもした。
昨年の夏には一緒にフランスの田舎町を観光して、彼の豪邸なお城の実家にも泊めてもらった。
日本での思い出も、尽きることはない。
神戸では造酒工場を見学したり、ここ京都ではあいつも働いてた三条のバーをふらふらになるまで飲み歩いた。
そういえば、べろべろに酔ってしまって、何回も助けられたのも今となってはいい思い出だ。
人懐こいキャラもあって、顔はとことん広かった。
三条のバーで働いてる人で、彼を知らない人はいないというのも、どうやら嘘ではないみたい。道行く人みな、Agiに手を振っている光景も気がつけばおなじみになっていた。そんなこともあって、彼のお別れパーティにはたくさんの人が集まったそうだ。
そんな彼の留学も終わりが近づいている。
貸していたCDを返してもらう用件もあったので、今晩最後のAgiにあってきた。
そして、最後の最後に彼がまたもや伝説を残した!
パスポート紛失(笑)
ええ゛~~ (@_@)
俺も含め集まったみんなが笑った・・・。
フライト前日に、一番あってはならないミスが飛び出てくるとは…。
荷物整理の段階で、パスポートを間違ってダンボールに入れたかもしれないとの事。あちゃー、なにやってんだか…。
・・・という訳で、Agiくん明日の飛行機には乗れません。
明日はむしろ新幹線に乗って東京の大使館に行って、緊急パスポートを発行してもらい、水曜あたりに帰国するそうです。
さて、最後までみんなの人気者だったAgi。
明日帰らないとはいえ、終わりが近づいてるのは事実。
学校の関係上、今日が俺と最後に会える日になります。
去年ヒースローで彼を送ったとき、一緒にいたAnt兄さんが言ったこと。
「あいつが日本に行って、日本人の友達たくさん作ったら、もう俺たちの事どうでもよくなるんじゃないか・・・?」
俺もそれが心配だった。
実際、俺が日本であったときには既に、バイト仲間や飲み仲間で彼の周りにはたくさんの人がいたし、Agiに彼女が出来てからというもの忙しくなってあまり会えなかった。
でも、けしてどうでもよくなったりなんかしないところが、彼のいいところだった。
忙しい中会ってもいやな顔をひとつも見せずに笑顔でいてくれたし、礼儀をわきまえ、他の人に気を配ってるところを見れば、なんで多くの人がAgiに慕うのかがわかった。
今日も話題の中心になっているAgiを見ていて、彼の人の大きさを改めて実感できた。その中で、一人話題に入れない俺に、「Yasu、大丈夫?」と気を使ってくれるAgiの優しさは、心があつくなった。
今日がほんとに最後の別れ。
別れの場所は彼が働いていたバーのMarble room。
"in London, or in Japan,... definitely see you again"
最後に見たAgiの顔も、最初に会った時と同じ顔。笑顔だった。
固く握り締めたAgiの手は、とってもあたたかかった。
「今日のお薦め」
Arctic Monkeys [ Mardy Bum ]