London N12

From London*フツーの日常&ちいさな幸せ

Halloween *ハロウィーンの食卓*

2006-10-31 | Food

今日はハロウィンでしたね♪

わたしは先日衝動買いでカボチャを買ってしまったので
えいやエイヤとがんばって掘り出してjack-o'-lanternを作ってみました。

目つきがちょっと悪くなってしまったので
ミニこうもりも作ってつけてみたのですが・・・どうでしょう??

くりぬいた中身はパンプキンポタージュに♪

見た目がおもちゃカボチャみたいで、美味しいのかどうかちょっと不安だったので
くりぬいたかけらを、少しレンジで加熱してかじってみると
まぁ普通のパンプキンと変わらないようだったので、たまねぎとコトコト煮てみました。

出来上がってみると、なんとすっごく甘味のあるおいしいポタージュになりました。
うちの夫も『これ砂糖か何か入ってるの?』と聞いたくらい、カボチャだけなのに見た目に反してとても甘味のあるおいしいパンプキンだったのですね。
£1で買ったのにとってもお買い得なカボチャ君でした。

ちなみに、今日はメインがスープなので奮発(?)しておいしいバターを買ってきました。
このBeppino Occelliはイタリアのバターなんですけど、すごくフレッシュでクリーミーな味でほんとにおいしいバターです。
以前、雑誌か何かのベストバターに選ばれたと売り場に張り紙がしてあったけれど、本当に一番おいしいバターだと思います。ミルクっぽいクリーミーさがエシレとかよりも断然おいしいと思います。

紙の包みを開けると、牛さんの模様がついているのもとってもカワイイし

ただおいしいだけあって、普通のバターが250gで1ポンドちょっとなのに、これは125gで£1.25とちょっと割高なので、お菓子作りなんかにガンガン使うにはちょっともったいないのです。
でもこっちにはおいしい発酵バターがたくさんあるので、色々試して楽しんでます♪
ECHIREIsignyも美味しいのだけれど、近所には売っていないので売っている所に出掛けた時にはたまに買って来るのですが、やっぱり近くのスーパーで買える物が一番便利なので最近のお気に入りはブルターニュのバターかドイツのMEGGLEなどのお手ごろだけどおいしいバターを愛用してます。
(わたしMEGGLEってスイスのバターだとずっと思ってたんですけど・・・HP探してみたらドイツのバターでした。

ちなみに、我が家ではお菓子作りやパン作りにも、パンにぬるのと同じバターを使っちゃってるので基本的に無塩バターをいつも買っているのですが
こっちの無塩バターはそのままパンにぬっても本当においしいので、それがとってもうれしいです♪

ともあれ、がんばってくり抜いたパンプキン君が意外とおいしかったので、顔の部分に残ってるカボチャでまた何か作ろうかな~。

ちなみにたくさん入っていた小さな種は良く洗った後オーブンで軽く焼いて、塩を振っておつまみ風にしてみました♪
ポリポリ。

サマータイム終了

2006-10-30 | about London

先週でサマータイムが終わり、今週から通常の時間に戻りました。

先週は、朝起きた時は外がまだ真っ暗だったのが、1時間戻ったので
7時前には明るいようになり、ちょっと朝はましになりましたが
それも束の間・・・すぐにまた、起きたら外真っ暗になるんでしょうね。

先週までずーっと天気の悪い日が続いていたので
朝天気が悪いと、朝の10時ごろまで外が真っ暗な感じでホントに気が滅入る感じだったのですが、週末くらいから午前中はまぁまぁ日が出ている事が多いので
その点はだいぶ気持ち的には良い感じです♪

もちろんそのおかげで日暮れはすっかり早くなりました。
今日は日の出が6:53、日没は16:38です。夕方4時台に暗くなります・・・

夕方ごろ5時過ぎくらいでも、ちょっと買い忘れたものを買いに行こうと外に出ると、日本の夜8時ぐらいの暗さなので
なんだか近所を歩くのでもちょっとコワイ感じです。

日が短くなり始めると、本当に『秋の夜長』という言葉を身にしみて感じてしまいます。
家にいる時間が必然的に長くなるので、何か色々したくなってしまいますよね。

でも、まずは・・・家の片付けでもしなくては・・・

ひさびさ、Portobello

2006-10-28 | about London

ひさびさに、ノッティングヒル方面へ行って来ました。

ここ数週間のロンドンはずーっと雨が降ったり止んだりのお天気が多く
気温も例年ほどあまり寒くはならず、いつ寒くなるんだろうね~なんて思っています。
くらーく雨が降っているくらいなら、いっそすごく寒くてもいいから天気がいいほうがいいなぁなんて。

でも今日はまぁまぁ良いお天気で、雨にも降られずお出かけできました。

Portobello marketへ来るのはひさびさです。

ランチはBooks for Cooksという料理の本だけを売っている本屋さんの奥のカフェでスープとケーキで軽くすませて、マーケットをぶらぶらと散策。

(ちなみにこのペア&ジンジャーケーキ、4つ割りくらいの大きな洋ナシの切り身がゴロゴロ入っていてとってもおいしかったです♪)

マーケットの野菜など食品の売っているところには、ハロウィンが近いので色とりどりのカボチャが盛りだくさん。
ロンドンではハロウィンはあんまりメジャーではないようで、スーパーやお店の売り場はすでにクリスマスコーナーの方が幅を利かせていて、ハロウィン関連の物は申し訳程度にしか見当たらないのですが
カボチャを見ていたら欲しくなってしまい、思わずひとつ購入。

オレンジに白っぽい筋の入った小ぶりのカボチャがかわいかったのでそれを1つ買ったんだけれど(£1)さて、何にしましょうか・・・?
一応『これ食べれるの?』と聞いたら『Yes!』って言ってたんだけど・・・
見た目がアレなので、ちょっと不安。

ポートベローロードの真ん中あたりにある、かわいいカップケーキ屋さんのHummingbird Bakeryハミングバードベーカーリーもハロウィン仕様のカップケーキやクッキーが並んでいてとってもかわいかったです。
でもさすがに、あのオレンジ色を食べるのは勇気がいるのでわたしが買い食いしたのは、普通の白いバタークリームにアラザンがキラキラかかっているヤツですけどね。
ケーキ部分がしっとりとしていて、バタークリームも見た目はすごく甘そうだけれど、思ったよりは甘くなくて実は意外に美味しいですよ。
でも何より、どれもかわいくて見ているだけでも目の保養♪
自分でもこんなかわいいカップケーキを作りたいなぁ~なんて思ってしまいます

NYで見つけた小さなカップケーキ屋さんもすごくかわいかったし、カップケーキにはなんだか心惹かれてしまうんですよね~。なんでかしら

ちなみに今朝はメロンパンも焼いて朝ごはんに食べてきたので、実は糖分とり過ぎのような・・・

ところで、今日は夫が欲しがっている古い電話機をみに来たのですが結局買わずに帰ってきました。
かわりに前から買おうと思っていた古いプリンタートレイを買ったみたりして、得したのはわたしだけ?
わたしは、ひさびさに甘い物も食べ歩き出来たので大満足の1日でした

秋の味覚♪ ジロル茸

2006-10-27 | Food

秋なので、めずらしいきのこが目に付くようになりました。

わが家のいちばん近所のWaitroseではシメジやえのき、しいたけ
など、日本のきのこも売っていて重宝していますが(もっとも割高なのであまり頻繁には買いませんが)
今日はジロル茸を発見!

ジロル茸はジロールとかアンズ茸と同じもので黄色っぽい独特の鮮やかな色合いで、パッと見ちょっと体に悪そうな毒キノコ的な見た目のような気もしますが
見た目の奇抜さの反面、とても香りがよく美味しいキノコなんです。
こちらでも一応ちょっと高級扱いで他のマッシュルームよりは若干お高め。
(でも日本で買うよりは全然お手ごろ価格です♪)
ドイツなんかでも秋になるとレストランなどで季節限定あんず茸メニューなどが出ていたりして、わたしも以前ドイツへ行ったときに食べてからあまりのうまさに大ファンになってしまいました。
日本人にはきのこってどんなものでも美味しく感じるものですよね~♪

クリームソースなどにするのも美味しいのですが、今日はシンプルにチェスナッツマッシュルームとネギと炒めてポークの焼いたやつに乗せていただきました。
ちなみにChestnut Mushroomsは形は普通のマッシュルームだけれど茶色い色のマッシュルーム。炒めるととても香りがよいのです。(白いものよりちょっとだけ高い感じです。)
そしてそんなキノコたちはバターと塩胡椒で炒めただけでも本当においしい~のです。
もちろん最後にしょうゆをほんの少しだけひとたらし♪touch of soysauce♪

うちの父親はしいたけをよく焼き網で焼いてしょうゆをひとたらしした“焼きしいたけ”を美味しいおいしいといってよく食べていましたが、キノコはシンプルに食べるのがいちばんですよね~。
日本人がいちばんキノコのおいしさを良くよくわかってるんじゃないかとさえ思ってしまいます。

あー、秋はやっぱりキノコです。
めずらしいきのこをお手ごろで食べられるのは、やっぱりちょっとうれしいかもしれない。
日本は本当に何でも売ってるので百貨店とかに行かなくても輸入キノコなどが売っているのかもしれませんね?お手ごろな価格で見かけたらぜひお試しください~。

ごちそーさま~。

The Royal Ballet *Coppelia* 見てきました。

2006-10-25 | about London

Coppéliaコッペリアを見にロイヤルオペラハウスへ行って来ました♪

コッペリアは単純明快なストーリーに、カラフルな衣装と様々な踊りが見られ
作品の紹介にも『バレエの入門にも最適』と書かれている通り
バレエ初心者でも気軽に楽しめるような素敵な作品でした。

このバレエはコミックバレエというバレエのようで、ところどころにコミカルな描写がたくさん含まれていて、見ていてクスリと笑ってしまうようなそんな面白いバレエです。
(だからでしょうか、今日はインターバルの時などにもいつもに増して小さな子供たちをたくさん見かけました。)

簡単にストーリーを説明すると・・・
ポーランドのとある村に住むスワニルダとフランツの恋物語です。
フランツ君という彼氏が村に住む変わり者のコッペリウス博士の作った機械仕掛けの人形コッペリアによそ見(浮気)をしてしまい、二人は仲たがいと思いきや
コッペリアが人形だということがわかって、二人はめでたく結ばれめでたしめでたしというとてもわかりやすいストーリーです。
なんだか原作はかなり暗いお話だそうですが、バレエのコッペリアはスコンと抜けたような全編明るいハッピーエンドのお話です。

(ここからは主にわたしの勝手な感想とストーリーの覚書です。長いので興味のある人だけ良ければ読んで下さい

1幕始まってすぐのワルツは、CMなどで使われているのか聞き覚えのある曲でした。(この作曲家のLéo Delibesドリーブさんはまったく聞き覚えありませんでしたが

スワニルダが窓辺で本を読んでいるコッペリアに挨拶をするのにコッペリアは人形(もちろん人が人形の役をやってます)なのでまったく反応しないのですが、フランツが挨拶をするとコッペリウス博士がいたずらをしてコッペリアに投げキッスをさせたので、フランツはふらふらとコッペリアに気を引かれてしまいます。

村の少女と青年(農民)たちの踊りは民族舞踊のような感じで足や手を鳴らしたりするところもあり陽気な感じの踊りで、
衣装もみなちょうちん袖に膨らんだスカートそれに刺繍のエプロンといった感じでハンガリーのあたりの民族衣装のような(調べたらポーランドのお話のようですが)カラフルでかわいらしい衣装でした。

スワニルダとスワニルダのお友達達は白いスカートに赤と黒のベストとエプロンで、少女らしくかわいらしい踊りでした。

ちなみに今日のスワニルダ役は吉田都さんだったのですが、本当の少女に見えるくらいかわいらしい動きや仕草でいつもびっくりさせられます。

一幕ではそんな仲たがいした若い二人に町の偉い人(burgomaster)が
町に新しい鐘をお披露目するお祝いに、婚約しているカップルには公爵から持参金がもらえるよ、ということを発表して麦の穂(ear of corn)占いをさせるのですがフランツ君は浮気心を持っているのでスワニルダがいくら振っても麦の穂からは何の音もしなくて、ついにプイっとなって穂を投げ捨てていってしまいます。

そんな中、夜になって出掛けたコッペリウス博士が村の若者達に絡まれて、家の鍵を落としてしまったのをスワニルダとお友達が見つけて、コッペリアの事を探ろうとみんなでコッペリウス博士の家に忍び込んで行きます。
ちなみに、この忍び込むシーンなどは少女達が一列に手をつないでソロソロと入っていくのがたいへん面白くかわいいシーンでした。
またその後に、フランツもはしごを持ってひっそりと窓から忍び込もうとするところで1幕は終わります。

2幕はコッペリウス博士の仕事場でのシーンです。
そこには中国やスペイン、スコットランド、十字軍の兵士やサラセン人(?)などの人形があり、少女達はコッペリアも人形だということに感づきます。
おそるおそるコッペリアを見つけ出したところで、コッペリウス博士が戻ってきて少女達は散り散りに逃げますがスワニルダは取り残されてしまいます。

そこへ運悪くフランツ君参上。
博士はフランツを酔わせてフランツの魂をコッペリアに与えようと画策するのですが、出てきたコッペリアはなんとスワニルダがコッペリアの衣装を着て化けているのでした。

スワニルダは命を得た人形のふりをして博士をだまし、暴れに暴れて目を覚まし全てがわかったフランツとともに逃げていきます。

(ここのシーンがロイヤルオペラハウスのページで少し動画が見られます。
スワニルダがスペイン人形の扇子を剥ぎ取って踊っているシーンです。
興味のある方はこちらからどうぞ♪→コッペリア下のほうのWatch the Videoというところです。
微動だにしない人形役の人たちにも注目です!)

3幕は本当にカラフルで華やかでした。
花の山車のようなものが登場し、朝の踊りから時間の流れを表す踊りが続きます。
朝の踊りの後は、オーロラとプレーヤー(祈り)というソロの踊りがあって
昼の踊りは麦を刈る鎌と、糸紬を持った女性達の踊りで昼間働いている様子を表しているんだなぁというのが良くわかりました。カマをもった女の人は麦の穂の冠のような物をつけていたりして衣装もまたかわいらしいです。
その後正装してきたスワニルダの友達の少女達と青年達との軽快で楽しい婚約の踊りがありスワニルダとフランツのパドドゥと、夜の踊りと続きます。
夜の踊りもロウソクを持ったダークブルーの衣装の人たちが出てきて、なんだかファンタジーの世界のようで素敵でした。

3幕のスワニルダの衣装は純白に金の麦の穂の模様で、キラキラとしてとても素敵でした。ソロの踊りも見ごたえがありますが、二人のパドドゥはやっぱり一番の見どころなのではないかと思います。
(素人目線で言わせてもらうと、フランツの支えがあるとしても同じ足の爪先立ちのまま何周もゆっくりと回るところがあり、何でこんなにずっとつま先で立ってられるのぉ~と思わず息を飲んでしまうようなところもありました。)

そんなわけで、最後は全員でお祝いといわんばかりに陽気に踊って幕となりました。
ストーリーに深みは無いので、感動したとかそういう感じではないですが
カラフルで衣装もかわいく、でも踊りも見ごたえがあってとても満足でした。

ちなみに、吉田都さんが夏ごろにkバレエカンパニーへの移籍を発表されたので、ゲストプリンシパルとして今後もロイヤルにも出られるとのことですがイギリスでみる機会も少なくなるのでは・・・と思い今回は都さんの日を選んで見に来たのですが、今日は1幕の村の少女達の中に小林ひかるさん、3幕の婚約の踊りに蔵健太さんも出演されていてイギリスで活躍している日本人ダンサー盛りだくさんで、なんだかちょっと得した(?)気分です。
ちなみにファーストソリストの佐々木 陽平さんがフランツを演ずる日もあるんですよ。
日本の皆さんもがんばってますね。

そして今日はバレエ鑑賞の前にRulesルールズにローストビーフを食べに行って来ました♪
老舗で1度はローストビーフを食べたいっとずっと思っていたのですが、ルールズには今回初めて来ました。
今は季節柄ゲームと呼ばれる狩猟肉(キジや鹿、グラウスなど)も食べられるのですが、まずはローストビーフを食べてみないと、と言うことで
隣の人の食べている雷鳥(grouse)を横目に見ながらわたし達はローストビーフを注文しました

ちなみにメニューにはローストビーフとは書いていなくて、
Field Farm Oxfordshire Grass Fed Beef Matured for 28 Days.
Rib of Beef, on the Bone, Yorkshire Pudding, Creamed
Horseradish & Macaroni Cheese (for two) (per person) £19.95
↑これがローストビーフの事です。

じゃーん。
別皿に盛り付けられたビーフとすっごい大きなヨークシャープディング登場!
ローストビーフはと言うと、よく出てくる薄ーい切り身の物ではなくて
品良く切り分けられたステーキという感じ。
これに、上品な味のグレービーソースとホースラディッシュ、オマケにマカロニチーズまでついてきます。

量が多すぎるからマカロニチーズなんていらないよっ!と思ったりもしたのですが、実はこれもなかなかおいしかったりしました。

お肉はと言うと焼き加減をミディアムレアで頼んだのですが、下のほうに隠れてたちょっとよく焼けちゃったお肉も柔らかくて味わい深かったりもしたので
実はミディアムくらいの方がこの薄切りじゃないタイプだと美味しかったりするのかも知れないなぁ~なんて思いました。
(薄切りだったら断然レアレアが好みなんですが。

でも一緒についてきたグレイビーと、特にホームメイドっぽいホースラディッシュが絶品で(瓶詰めのホースラディッシュとは比べ物にならないです!)、量が多いなぁ~と思いつつもお肉はすっかり食べきってしまいました♪
巨大ヨークシャープディングもお肉と一緒に食べるとおいしかったのですが、さすがに全部は食べ切れませんでした・・・マカロニも意外にもとてもおいしかったのだけれど2人で1/4くらいしか食べれなかった・・・
もう少し量が少ないと良いのにねぇ。もったいないから。

でも実はメインのローストビーフよりも前菜の方が味の感動は大きかったです。
わたしは今日のお勧めの所にあったスモークハムとケーパーのテリーヌ・セップ茸とコルニッションのサラダ添えというのを頼んだのですが、ホントおいしかったです。なんかバルサミコ風味の粒マスタードのようなのが添えてあってそれがまたおいしかった
夫の頼んだワイルドマッシュルームとアーティチョークのロースト・サワードゥートーストのせというのも、横からつまみましたがとてもおいしかったし♪
前菜もけっこう種類が豊富なので、好みのものが選べると思います。

お店の雰囲気も良いし、何よりイギリスらしい雰囲気が味わえるのでイギリスに来たらぜひ1度は行っておきたいレストランだと思います。

おいしかったし、バレエも楽しかったし良い1日でした

*memo*
Conductor: Benjamin Pope

Choreography and Production: Ninette de Valois after Lev Ivanov and Enrico Cecchetti
Scenario: Charles Nuitter and Arthur Saint-Léon after E.T.A. Hoffman's Der Sandmann
Designs: Osbert Lancaster
Lighting: John B. Read

Casting: Miyako Yoshida, Federico Bonelli

ちくちく日曜日

2006-10-15 | life

今日は出掛けようと思っていたのだけれど
夫もわたしも若干お疲れ気味なので、ゆっくり休憩の一日にすることにしました。

朝ごはんには、くまスコーンなどを作って後はのんび~りです。
あれ?クマじゃないのも混じってる?
ケロケロ

わたしは、昨日フェアで原毛(羊毛)とフェルティングニードルを買ってきたので
やってみたくてたまらなくて、がまんできずにちくちくと始めてしまいました。

ちょっと試しにやってみたかっただけだったから、キットを買うのはイヤだったので単品で針とウールの小さい玉を何色か買ってきただけなので、ドライフェルティングのやり方の本などはまだ持っていないのだけれど
とりあえず刺してみたら糸が絡んでフェルト状になるんでしょう?と思いちくちくとやってみました♪

ちくちく・・・

ちくちくちく・・・・

イテッ

そういえば下に敷くスポンジのような台が売っていたなぁ・・・
手に持ってちくちくしていたので何度か指に刺しつつも意外とかんたんに形になるのでたのしくなってきて、ちょっとハマってしまい2時間くらい延々とちくちくとしていました。

で、出来上がったのがこれ↓

バラの花のコサージュでーす♪
ピンクを2色買ったので、混ぜてみたらかわいいかなぁ~と思ってちらちらmixしてチクチクしていたら、なんだか椿のようにも見えてきてしまいました・・・
(白に赤がさしている、こういう色のツバキありますよねぇ・・・)
まぁ初めてなので、その辺はおおめに見ることにしていちおう薔薇のつもりですよ~

葉っぱも2色で一応葉脈みたいにしてみたのですが、写真ではあんまり見えないですね。
ちなみに、ちくちくしていたら真ん中の硬い所に当たってぐにゅっと針が曲がってしまい針を1本折ってしまいました・・・
結構折れやすいんですかね?やっぱり自己流で適当にやっていたからかなぁ。

でも、思いのほか思い通りな感じに出来たのでとってもたのしかったです。
羊のほわほわのウールも暖かくて気持ちいいし、ニードルフェルティングは寒い季節にもってこいの手芸かもしれないですね!

まだ原毛は残っているので、また色々作りたいなぁ~。

Knitting and Stitching Show へ行って来ました

2006-10-14 | about London

アリパリ(Alexandra Palace←アンティークフェアでいつも行っている所)で開かれているニッティング&ステッチングショーへ行って来ました。

ロンドンでは年に一度のこのショーは、手芸の祭典と言った感じで近郊の街からも観光バスでたくさんの人が訪れるほどの人気のイベントなのです。
毎年いろいろな方面から『すごく楽しいよ~』と聞いていたのですが入場料が意外と高いので(£12・前売りだと£10)実は今回はじめて足を踏み入れたのでした。

中に入るといきなり毛糸でできたフェラーリがどぉーんと展示されていました。
こんな細かい所までニットです。(エンブレムは刺繍)すごい。
(クリックすと大きい写真が見れます)
 

アンティークフェアの時は一番大きいGreat Hallだけなのですが、このショーは手前のWest HallとPanorama Roomまでお店やブースがぎっしりで、全部見るまで結構時間がかかりました。
(以前テディーベアフェアーにも来たことがあるのですが、そのときもWest Hallを使っていたけどそれよりもさらに大規模な感じでした)

中にはクロスステッチから編み物、ビーズ、ボタン、カード作りのパーツなどありとあらゆる物が売っていて、ミシン屋さんのブースなどもありました。
事前に申し込みをすると、会場でひらかれている色々なワークショップにも参加できるようです。ところどころでワークショップがひらかれていて、みな色々なものを作っているので、見ると何でもやりたくなってしまい困ってしまいます

クロスステッチの古いサンプラーのようなデザインの物がとてもかわいくて欲しかったのだけれど、かわいいのは£25~£35くらいと結構なお値段なので、ちょっと試しにやってみるには高いなぁ~と思って買えませんでした。

あまり買い物するつもりはなかったのにクロスステッチのキットのお買い得になってるやつとか(←ふだんはクロスステッチなんてやったことないのに・・・)、前からやってみたかった原毛フェルト(ニードルフェルティング)の材料やかわいいボタンなど色々買ってしまいました・・・
あっもちろんレースの糸も買いましたよ

中でも、今日買った中で一番のお気に入りはこの木製のリリアン♪
小さいころ駄菓子屋さんでプラスチックのピンク色の容器にカラフルな糸がついているセットを買ってリリアン編みましたよねぇ~??
すっごく懐かしくて思わず買ってしまいました。

でも昔やったのとは少し違って、これは上に出ている糸をかける棒が4本でした。(日本のは5本でしたよね?確か星型に糸をかけてはじめた記憶が・・・)
でもはじめの糸のかけ方が違うだけで、やり方はまったく同じ!
クルクル糸をかけて延々編み続けられます。
たのしい
でも・・・この出来あがった紐の使い道ってあまりないのよね・・・あはははは

でも、こけしっぽい感じのこの可愛らしい見た目にノックアウトです。
かなりお気に入りな物を見つけられてとっても大満足なKnitting and Stitching Showでした

痛い・・・

2006-10-13 | life

ごぶさたでした~。

水曜日にお出かけから戻りました♪

昨日、洗濯をしてアイロンをかけていたら
手がすべって左の腕にジュッとやってしまいました・・・大変痛いです
ここ数日は、のんきにふらふらとしていたハズなのですが、やっぱりちょっと疲れているみたいです

ちなみに、どこへ行っていたかというとウィーンへ行って来ました。

ウィーンは路面電車が走っているし、どこを見てもゴミなんて落ちていなくてキレイでとってもいい町ですね。
ロンドンに帰ってきて、あいかわらずのゴミだらけのtubeに乗ったらなんだかがっくりきてしまいました。
ロンドンもいいところだけれど、都心部の路上や電車の中は本当に汚いです。
あんなにゴミ箱がいたるところにあるのに何でゴミ箱に捨てられないのか疑問に思います。

でも、やっぱりロンドンに戻ってきていつも行く安い中華でご飯を食べたりするとなんだかホッとして『やぁ~帰ってきたなぁ』なんて思ったりもするんですけどね。

今日はお友達とクマ作りをして、明日も手芸のフェアーに出掛けるので
ウィーンの話はまた追々したいと思います♪
(なんか旅行の記事がいつも後回しになってたまってきていますが・・・)

ちなみに写真はわたしに火傷を負わせた、ウチのにっくきアイロンです。
お気に入りのアイロンウォーターはライチエッセンス入りのジャスミンの香り♪
あまり気にならない香りなので、Yシャツもテーブルクロスもなんでもこれでかけちゃってます。
ロンドンの水は石灰分が多いので、アイロニングウォーターは必需品なんです。

本当はベッドリネンとかはラベンダーとかもっと良い香りのものでパリッとアイロンをかけたいなぁとも思うのですが・・・何本も置いておくのは面倒なのでウチはずっとこれ一本です

ウィーン ふらふら日記 *その2* 自転車とホイリゲ

2006-10-09 | traveling abroad

今日は午前中は野暮用があったのですが思いのほか早く済んでしまい
お昼過ぎごろにはフリーになってしまいました。

とりあえず、若干お腹もすいてきたのでノルトゼーで軽めに食べることに。
このNORDSEE(←注:リンク先、海の音がします!)ドイツに行くと必ずどこでも見かけるファーストフード的ショップ。ウィーンにもたくさんお店があるみたいです。
(ちなみにわたしはずっとノルドズィーだと思ってましたが、実はノルトゼーと読むみたいです。でもわたしにはHPの発音はノルトズィに聞こえます・・・ムズカシイ・・・)

イギリスにはこういう感じの清潔感のあるファストフードのお店(で安いところ)はあまり無いので、わたしはドイツに行くと最低1回はこの店で“エビフライBOX”とかついつい買い食いしてしまいます。
でも、ファーストフード的とはいえ結構おいしいですよ。お腹のすき具合にあわせて、フィッシュバーガー的なものからエビがたくさん乗ったサラダみたいな物まであるし♪まぁ、お値段が安いのが何より魅力的ですが。
(ちなみにこちらは何か白身のお魚が2枚とサラダ、飲み物も入れて1人€10しないです。)
でもやっぱり日本人にも食べやすいサイズのポーションと(イギリスのフィッシュ&チップスはでかい!)付け合せに野菜とかサラダを自由に選べるのが何ともステキです。
イギリスは選べてもチップスかニューポテトでどっちもイモだし・・・。(あとは、マッシュピーね。わたしはNo thanksです。
どちらにしても約£7.00(€10として)ではフィッシュアンドチップスをお店で食べられるかどうか微妙な感じですが。(大抵£10前後なので・・・)

まぁ、そんなわけでお手軽おいしいNORDSEEでランチを食べた後時間もあるので自転車に乗ってみることにしました

ウィーンの街中にはところどころに青や黄色(スポンサーのVISAやウィーンの銀行色)の自転車がずらりと停まっているのを見かけますが、これはクレジットカードを持っていれば誰でもかりることが出来るんです。

詳しくはこちら→Citybike Wien

始めに画面のある登録ポイントでカードを差し込んで、名前や住所を入力して支払いの(といっても最初の登録に€1で、初めの1時間は無料です)承認をすればスグに借りることが出来ます。(2回目からはカードを読み込ませるだけで、名前の登録などはもうしなくて大丈夫です)
料金は返した時の時間で自動的にカードから清算されるようです。
ちなみに15分以上の間を空けてまた借りなおすと、再び最初の1時間は無料になるので結構ただでずっと乗れます。(1時間以上自転車に乗り続ける方が難しいしね。)
わたしも後で確認したら始めの登録料の1ユーロ分(152円)だけ引かれていました。

ただ、この自転車ね~結構コワイです!
ブレーキが右にしかないのと、ペダルを逆回転すると車輪が止まるようになってるんですよね。
だから思いがけず(スピード落とす時とか)後ろに空こぎしようと思うと“ガクッ”っと自転車が止まるので慣れるまでちょっとコワかったです。

でも、ウィーンは自転車道が結構整備されてて、いつもヘルメットをかぶって車道を走っている身にとっては、自転車道は大変走りやすかったです。
ただ、街の中は人がたくさんいるので自転車道の無い所は結構走りにくいと思いますが。(わたしはリング沿いの自転車道しか走っていないのでわからないですけど。)

夕刻、Grinzingグリンツィングへ向かいました。
約30分弱ほど38番の市電に乗ってゴトゴトと揺られていくと、だんだん緑が増えてきます。
グリンツィングはホイリゲの村として有名な所で、ホイリゲと呼ばれるワインの造り酒屋さんが営業している居酒屋のようなお店が軒を連ねていてます。

そう!もちろんシュトゥルムを飲みに来たのです♪

たくさんのホイリゲがあるのでどこへいこうか迷ってしまいますが、今回行ったお店はReinprechtラインプレヒトというお店。
わたしはホイリゲに来るのは初なので、なんだかワクワクしてきました
入り口につるしてある松の飾りはAusgstecktアウスゲシュテクトといって、ホイリゲの目印なんだそうです。
窓の周りにお花がたくさん咲いていて思わずロンドンのパブを連想してしまいますが、建物の感じもイギリスとはまた違ってとてもかわいらしい感じです。

中へ入ると上に葡萄棚があって、小さなぶどうがたくさんなっていました♪
壁にある小さな窓からのぞくと、ワインの大きな樽のような物も見えたりして気分が盛り上がります~。

お店の入り口を入ってすぐに、おつまみのソーセージやシュニッツェル、サラダなどを売るコーナー(お肉屋さんのお惣菜カウンターのような感じ)があって、すぐにいろいろ買いたくなってしまいますが
まずは席を確保♪席について飲み物を頼んだらおつまみを買いに行きます。

わたし達は大きいソーセージとじゃがいもの炒め物のような物などをチョイスしました。もちろんわたしの好きなドイツ的甘酸っぱいポテトサラダも外せません。
丸い形のちょっと不気味な見た目のものは、なにやら腸詰のような感じのもの(食感はハムっぽい)で味はサラミに近い感じのパンチの効いた味でなかなかおいしかったです。
(指差し注文なので、なんと言う物かはわからないです

飲み物はもちろんシュトゥルム!と言いたい所ですがここにはMOSTというまだワインにする前のブドウの絞り汁があると書いてあったので、わたしはそのモストを試してみましたが・・・
すっごく甘い~!きっとおいしいワインになるのでしょう。
パイナップルジュースのようなちょっと喉にくる甘さでした。これがどんどんアルコールになっていくんでしょうね。
でも後で普通の白ワインと割って飲んだら大変おいしかったです。
それにシュトゥルムもお店によって味がぜんぜん違って楽しいですね。

ところでウィーンのワインは大抵このプチジョッキのような物で出てきて可愛らしいですね。
おつまみを自分で買いに行ったりするのも、とってもカジュアルな感じですごく気に入ってしまいました。何度も来たくなってしまいます♪

今日は油断していてケーキを食べはぐってしまいましたが、ホイリゲが大変楽しかったので大満足でした

*まだ続きます~*

ウィーン ふらふら日記 *その1* 巨大シュニッツェルとドボストルテ

2006-10-08 | traveling abroad

ウィーンへ行って来ました。
(実は、夫の出張にひっそり(?)ついていったのであまり観光はしていません

でも、ウィーンには以前1度ヴァッハウ渓谷へ行く時に来たことがあるので、その時にシェーンブルンなどの観光名所は押さえてあるので全然問題ありません♪
今回は、ゆっくり街中散策などしたいなぁという感じです。

ちなみに、ヒースローからだったのですがヒースロー空港発の便はいまだに機内持ち込みの荷物が制限されていますね。
最近ご両親が遊びに来ていた友達からも『ハミガキ粉とかもダメだよ~』と聞いていたので化粧品もみんな預ける荷物に入れてしまったのでちょっと不便でした。
というのも、わたしは朝早い便の時化粧しないで空港行くんですよね。あまりにも朝早いと夜中みたいな時間に家を出るときもあるから、なんか肌に悪そうじゃないですか~。
それで飛行機の中か、着いてからトイレで化粧をして『よしっ遊ぶぞー』という感じなんですけど、今回は着いてもメイク用品は1つも手元にないので
出国審査で“パスポートと顔が違う!”と止められないかしら・・・とかちょっと不安になってしまいました。(冗談です
まぁ、ブジ入国できたんでホテルまでスッピンできちゃいましたけどね

あっ・・・そんなことを言いたかったんじゃなくて・・・
わたしも使ってるんだけどジェル状のリップグロスとかも機内には持ち込めないので、ヒースロー発の便を使う人は気をつけてくださいね。
(ちなみに帰り、つまりヒースロー着の時は別に普通の検査でした♪)

さて、ウィーンの話。

ウィーンは路面電車が走っていて、古きよき街というイメージ。
ロンドンと比べると落ち着いていて大人な街という感じがします。

ロンドンも犬が多いですが、ウィーンはさらにワンコ連れの人が多いような気がします。しかも小さい犬を連れている人が多いように思いました。
だからでしょうか街中のふとしたところで、こんなワンコつなぎフックを見かけました。
←写真はパン屋さんの外についていたもの。
土台が犬の形でとってもかわいかったので思わずパチリ。ロンドンでは見かけないものの1つです。

道ばたに出ているお花屋さんには、秋らしいほおずきやリースも売っていました。
(クリックすると大きい写真が見れます♪→)
こういうリース、ドイツのどこかでも見たことがあるような・・・クリスマス用なのかなぁ~と思っていましたがもう売っているんですね。
それかドイツ語圏はこういうリースが通年で売ってるんでしょうか?ちょっとナゾのひとつです。
どちらにしてもすごくかわいいんですけど

さてさて、お腹もすいてきたのでお昼を食べに出掛けます。
オーストリアといえばウィンナーシュニッツェル!というわけで
夫が、すごく大きなシュニッツェル屋さんがあるよ~というのでそこへいくことに。
途中の道を歩いていたら、前に来たときも歩いた記憶がよみがえってきました。
市立公園(Stadtpark)からシュテファン寺院の方へ向かうこのあたりにはなぜか本屋さんが多いんですよね、古本屋さんのようなところにかわいい古い本が売っていて、読めもしないのに欲しくなったりして。
たしかこのあたりでグラーシュ(グヤーシュ?)食べたねぇなんていいながら歩いていくと・・・
ありました巨大シュニッツェル屋Figlmüllerさん。
まだ12時になったばかりなのに結構賑わっていました。(もう少し遅かったら席が無かったです)

飲み物はとりあえずシュトゥルム!
これはワインの産地で、しかも収穫の秋にしか飲むことのできない特別な飲み物なんです。
ぶどうがワインになる一歩手前の発酵途中のもので、わたしは以前アルザスでこれを飲んでから、この成長中ワインの大ファンなのです
と言うのも、まだ発酵中なので糖分が残っていてしかも発酵のガスで微炭酸でとっても飲みやすくて甘くて美味しいのです。
でも、アルコール度数は結構あるので要注意、わたしは以前アルザスでおいしくてごくごく飲んでいたらクラクラになってしまって大変でした。
(お酒は好きだけど、アルコールをうまく分解できない体質なのです

さて、ウィーンのシュトゥルムは?
アルザスで飲んだものよりさっぱり上品な感じでした。
アルザスで飲んだのはワインと言うより“にごりグレープサイダー酒”って感じでしたがウィーンのもののほうがワインに近く、ほんのり甘いワインの一歩手前という感じの味でした。発泡な感じもあまり感じなかったし、色も思ったより透き通ってました。でもとっても美味しい♪
(発酵度合いなどで色々違うのかもしれませんね~♪)

さて、本題に戻って、シュニッツェルです。
お店に入る前に、外からのぞいた感じでは普通のシュニッツェルにサラダが添えてある物のようなものを食べているのが見えたので
『なんだ、思ったりも大きくないね。アレなら食べれそうだね』なんて感じでもちろんシュニッツェルを1つづつ注文♪
あと、わたしの好きな甘酸っぱいポテトサラダも。
お腹ペコペコでワクワクしながら待っていると、出てきたのはコレ!!→
あっ、思っていたのと違う。
あきらかにデカイ。顔よりも、お皿よりデカイ・・・。

野菜なんて添えるスペースないから、シュニッツェルのうえにレモンがポツンとのっているのみ・・・
コレは・・・・想像以上にビッグだわ。
外からのぞいた時に、他の人が食べていたものはどうやら別物だったらしい

切っても切ってもお皿が見えないので、切り分けたシュニッツェルをシュニッツェルの上で切り分けて食べる始末
でも、サクサクに揚げられた薄い衣で、美味しかったですよ。
ただ食べてるうちに冷めてくるので、揚げ立ての感じがなくなってくると『すいません、とんかつソースください』って気分になってきてしまいましたが。
思いのほか大きくて、やはり全部は食べ切れなかったのが、なにやらウィーンに負けた気がしてちょっと悔しかったです・・・。

ちなみに後から運んでくる様子を見てみたら、シュニッツェルの上にサラダの小皿を載せて運んできてました。ちょっとありえない光景。(爆笑)

お腹も必要以上にふくれた所で、腹ごなしに少々散策です。

こちらはグラーベン通りにあるペスト記念塔。
なんだか前に見たときよりもキレイになっているような気がしたのですが気のせいでしょうか?
今日はお天気がいいから、光っていてきれいに見えるのかもしれませんね。

光っていると言えば・・・写真の矢印の所に塔の飾りと同じ金色に全身を塗ったパフォーマーがバイオリンを持って立っていました。
やっていることはコベントガーデンにいるストリートパフォーマンスの人たちと同じなのですが、後ろの塔の飾りの一部みたいに妙にハマっていてちょっとおもしろかったです。

そして、ウィーンと言えばカフェ♪
カフェと言えばケーキ
実はこれが一番楽しみだったのです~。
以前来たときも『一日最低1個はケーキを食べる!』と宣言してカフェをめぐっていたものです。

今日お茶をしたのはケルントナー通りにあるGerstnerゲルストナーと言うカフェ。
あ、でも別にここを目指して来たのではなくて歩きつかれて、ちょっと休憩しようよというときにちょうど目の前にあったので入ったのですが・・・
ここ大当たりでした!
ケーキもざっとみた感じでも30種類以上くらいあって、ホールケーキを切り分けたものから、小さく丸い形につくられた(ムースとかの)繊細なデコレーションのケーキもあって、どれにしようか大変悩みます。

結局わたしが選んだのはこのDobos torteドボストルテというケーキ。
ドボスが何のことかわからないのだけれど、スポンジはバームクーヘンのようなちょっとしっかりとした生地が何層にもなっていて間と表面はチョコクリーム(普通のチョコクリームよりまろやかな感じ、プラリネペーストがが混ざっているのかな?)でとっても美味しかったです♪
一番上にはキャラメル(土台は薄いスポンジ)が斜めに立てかけてあってなんだかスマートな感じでかわいいです。
ちなみに夫の選んだTopfen torteトプフェントルテはすごくさっぱりとしたチーズケーキでした♪

夫もわたしも先日からの風邪を引きずっていて、ちょっと体調が悪めだったのですが、美味しいケーキとコーヒーでなんだか元気が出てきたようです

ウィーンふらふら日記はまだ続きます♪