今日は午前中は野暮用があったのですが思いのほか早く済んでしまい
お昼過ぎごろにはフリーになってしまいました。
とりあえず、若干お腹もすいてきたのでノルトゼーで軽めに食べることに。
このNORDSEE(←注:リンク先、海の音がします!)ドイツに行くと必ずどこでも見かけるファーストフード的ショップ。ウィーンにもたくさんお店があるみたいです。
(ちなみにわたしはずっとノルドズィーだと思ってましたが、実はノルトゼーと読むみたいです。でもわたしにはHPの発音はノルトズィに聞こえます・・・ムズカシイ・・・)
イギリスにはこういう感じの清潔感のあるファストフードのお店(で安いところ)はあまり無いので、わたしはドイツに行くと最低1回はこの店で“エビフライBOX”とかついつい買い食いしてしまいます。
でも、ファーストフード的とはいえ結構おいしいですよ。お腹のすき具合にあわせて、フィッシュバーガー的なものからエビがたくさん乗ったサラダみたいな物まであるし♪まぁ、お値段が安いのが何より魅力的ですが。
(ちなみにこちらは何か白身のお魚が2枚とサラダ、飲み物も入れて1人€10しないです。)
でもやっぱり日本人にも食べやすいサイズのポーションと(イギリスのフィッシュ&チップスはでかい!)付け合せに野菜とかサラダを自由に選べるのが何ともステキです。
イギリスは選べてもチップスかニューポテトでどっちもイモだし・・・。(あとは、マッシュピーね。わたしはNo thanksです。)
どちらにしても約£7.00(€10として)ではフィッシュアンドチップスをお店で食べられるかどうか微妙な感じですが。(大抵£10前後なので・・・)
まぁ、そんなわけでお手軽おいしいNORDSEEでランチを食べた後時間もあるので自転車に乗ってみることにしました
ウィーンの街中にはところどころに青や黄色(スポンサーのVISAやウィーンの銀行色)の自転車がずらりと停まっているのを見かけますが、これはクレジットカードを持っていれば誰でもかりることが出来るんです。
詳しくはこちら→Citybike Wien
始めに画面のある登録ポイントでカードを差し込んで、名前や住所を入力して支払いの(といっても最初の登録に€1で、初めの1時間は無料です)承認をすればスグに借りることが出来ます。(2回目からはカードを読み込ませるだけで、名前の登録などはもうしなくて大丈夫です)
料金は返した時の時間で自動的にカードから清算されるようです。
ちなみに15分以上の間を空けてまた借りなおすと、再び最初の1時間は無料になるので結構ただでずっと乗れます。(1時間以上自転車に乗り続ける方が難しいしね。)
わたしも後で確認したら始めの登録料の1ユーロ分(152円)だけ引かれていました。
ただ、この自転車ね~結構コワイです!
ブレーキが右にしかないのと、ペダルを逆回転すると車輪が止まるようになってるんですよね。
だから思いがけず(スピード落とす時とか)後ろに空こぎしようと思うと“ガクッ”っと自転車が止まるので慣れるまでちょっとコワかったです。
でも、ウィーンは自転車道が結構整備されてて、いつもヘルメットをかぶって車道を走っている身にとっては、自転車道は大変走りやすかったです。
ただ、街の中は人がたくさんいるので自転車道の無い所は結構走りにくいと思いますが。(わたしはリング沿いの自転車道しか走っていないのでわからないですけど。)
夕刻、Grinzingグリンツィングへ向かいました。
約30分弱ほど38番の市電に乗ってゴトゴトと揺られていくと、だんだん緑が増えてきます。
グリンツィングはホイリゲの村として有名な所で、ホイリゲと呼ばれるワインの造り酒屋さんが営業している居酒屋のようなお店が軒を連ねていてます。
そう!もちろんシュトゥルムを飲みに来たのです♪
たくさんのホイリゲがあるのでどこへいこうか迷ってしまいますが、今回行ったお店はReinprechtラインプレヒトというお店。
わたしはホイリゲに来るのは初なので、なんだかワクワクしてきました
入り口につるしてある松の飾りはAusgstecktアウスゲシュテクトといって、ホイリゲの目印なんだそうです。
窓の周りにお花がたくさん咲いていて思わずロンドンのパブを連想してしまいますが、建物の感じもイギリスとはまた違ってとてもかわいらしい感じです。
中へ入ると上に葡萄棚があって、小さなぶどうがたくさんなっていました♪
壁にある小さな窓からのぞくと、ワインの大きな樽のような物も見えたりして気分が盛り上がります~。
お店の入り口を入ってすぐに、おつまみのソーセージやシュニッツェル、サラダなどを売るコーナー(お肉屋さんのお惣菜カウンターのような感じ)があって、すぐにいろいろ買いたくなってしまいますが
まずは席を確保♪席について飲み物を頼んだらおつまみを買いに行きます。
わたし達は大きいソーセージとじゃがいもの炒め物のような物などをチョイスしました。もちろんわたしの好きなドイツ的甘酸っぱいポテトサラダも外せません。
丸い形のちょっと不気味な見た目のものは、なにやら腸詰のような感じのもの(食感はハムっぽい)で味はサラミに近い感じのパンチの効いた味でなかなかおいしかったです。
(指差し注文なので、なんと言う物かはわからないです)
飲み物はもちろんシュトゥルム!と言いたい所ですがここにはMOSTというまだワインにする前のブドウの絞り汁があると書いてあったので、わたしはそのモストを試してみましたが・・・
すっごく甘い~!きっとおいしいワインになるのでしょう。
パイナップルジュースのようなちょっと喉にくる甘さでした。これがどんどんアルコールになっていくんでしょうね。
でも後で普通の白ワインと割って飲んだら大変おいしかったです。
それにシュトゥルムもお店によって味がぜんぜん違って楽しいですね。
ところでウィーンのワインは大抵このプチジョッキのような物で出てきて可愛らしいですね。
おつまみを自分で買いに行ったりするのも、とってもカジュアルな感じですごく気に入ってしまいました。何度も来たくなってしまいます♪
今日は油断していてケーキを食べはぐってしまいましたが、ホイリゲが大変楽しかったので大満足でした
*まだ続きます~*