黒猫チャペルのつぶやき

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ザリガニくん大漁

2009年06月13日 | みのりのつぶやき-成長の足跡
 6月12日は私には二度目の親子遠足で、今回も父殿母殿お揃いでご参加いただき、千葉県の21世紀の森と広場と呼ばれる公園に連れて行っていただいた。実は私は前の週に風邪を引いて一週間保育園をお休みして復帰したばかあり、お天気も梅雨入り直後ということで危ぶまれたが、体調は無事回復、天気も図ったように見事に晴れて、予定通り出発となった。バスに乗る前からテンションの高くなっているお友達と顔を合わせては、盛んに大声をあげ、バタバタ足を踏み鳴らして興奮を抑えきれない私たちであった。

 バスの中でなぞなぞ大会などしているうちに、小一時間ほどで目的地に到着。広い、緑と水の豊かな静かな公園である。自由行動に移ると、いよいよ今回の遠足の目玉である、ザリガニ釣りの始まりである。遠足のしおりに書かれていた通り、どのお友達も長さは様々だが棒の先にタコ糸を垂らし、スルメを結びつけたのを携えてきている。早速水辺のそこここに散らばって釣りはじめたが、皆都会の子供でこういった遊びには不慣れであり、容易にかかるものではない。大半のお友達はすぐに飽いてしまって、そこいらを走り回りはじめ、あるいはエサのスルメをやたらにほおばっている。

 後には、親の方が躍起になって、ポイントを探し、夢中になって糸を垂らす姿が残った。子供の中では唯一人、同級生のRYU君のみ黙々と獲物を狙う目で糸を垂れ続けていたが、そのうちに見事真っ先に1匹を釣り上げて歓声が亜あがり、その淵のまわりにたちまち大人たちが集まった。父殿も1匹上げ、母殿が代わって次第にコツを飲み込むと次々に釣り上げ、父殿はママたちが釣って手でつかめないでいるのをつかんでは虫かごに入れるお手伝いに努めていた。RYU君を除く子供たちは相変わらずザリガニはあそっちのけで、走り回ってK君のように水に落ちたり、スルメを分け合ってかじったりそのスルメをカラスに奪われたりして過ごした。

 お弁当を食べたらまたみんなで水辺のあちこちをザリガニを探して歩き、私もE先生と一緒にがんばってみたが自分で釣り上げるには至らず。母殿は相変わらず夢中になって次々に釣り上げ、釣れないお友達に分けたり、ザリガニの潜んでいる場所を教えたり釣り方をレクチャーしたりしていた。RYU君は釣りに見切りをつけると今度は捕虫網をもって、原っぱでやたらに振り回している。そのうちに今度も見事にモンシロチョウを捕まえて、自分でも驚いた顔をしていたが、お母様に見せて報告した後逃がしてやっていた。おとなしいRYU君の意外な才に感嘆した日であった。

 三時、名残惜しいが公園とはお別れ、バスに乗って出発。ザリガニはビニール袋に水を入れて活かして持ち帰る。バスに乗ると一堂たまらず、次々に眠りに落ちていく。私も母殿に抱かれて熟睡。さて帰宅して、早速母殿は水槽や何やら買いに走り、持ち帰った5匹のザリガニを入れてやる。新しい水と空気を得て一同元気に動き出し、エサを入れてやるとケンカを始めるやつもいる。しばらくは彼らが我が家の片隅で目を楽しませてくれることになりそうだ。


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