goo blog サービス終了のお知らせ 

Hecomoonの音楽まるかじり

HecomoonによるCDレビュー&日記など、基本的に音楽に関連したものを…

第21回 MANSUN/SIX

2005年10月25日 18時26分06秒 | CDレビュー
今回はマンサンのシックスを取り上げます。

マンサンはイギリスの4人組のバンドで、1996年にデビューしました。
クーラシェイカーと同じ年にデビューしたこともあって、最初はいろいろ比較されてました。
しかし今回取り上げる2ndによって、他のバンドと決定的に違うことを証明しました。
その後も数々の作品を残しましたが、2003年に4枚目のアルバムの
制作半ばにして突如として解散してしまいました。
でもそのアルバムはファンの署名活動により、B面曲や未発表音源を加えた
3枚組みのアルバムとして昨年発表されています。



この作品はマンサンの最高傑作であるとの呼び声も高く、僕もそう思います。
個人的には3rdの「LITTLE KIX」も非常に好きですが、今回はこちらにしました。

ライナーノーツによると、イギリスのテレビ番組のコンセプトアルバムだそうで、
アルバムも2部構成になっており、ジャケットもその番組のマークなどが使われています。
コンセプトアルバムというように曲間のつながりとか素晴らしいです。
1曲ごとのクオリティも高いです。

マンサンのアルバムはなぜかこれだけ持ってなかったんですが、
先日中古で1000円で購入したので、すべてコンプリートできました。


以前、12曲目のLEGACYを日本の某バンドがパクっているというのをネットで見ました。
聞き比べてみると確かにそっくりでした。
いろんな曲をパクっていることで有名なバンドですが、まさかマンサンまでパクるとは…

恐るべしオ○ン○レ○ジ。


おすすめは、1、2、5、12です。

第20回 Velvet Underground&Nico

2005年10月07日 23時55分04秒 | CDレビュー
今回は歴史的名盤であるVelvet Underground&Nicoです。
このバナナジャケットは誰もが一度は目にしたことがあることでしょう。

僕は最近ものすごい仮説を立ててみました。

60年代のロックシーンを知りたいなら、
BeatlesとVelvet Undergroundを聴けばいい。


かなりの誤解と批判を受けるかもしれないですが、
あながちはずれていないと思います。

全世界的に超が30回くらい付くほど有名なBeatles。
一方、今でこそロック好きなら絶対知っているほど有名ですが、
当時はその名のとおりアンダーグラウンドで活動してたVelvets。

この対照的な2つのバンドはまさに60年代のロックシーンを象徴していると言えます。
確かに60年代には偉大で重要で最高にかっこいいバンドがたくさんあります。
Who, Kinks, Small Faces, Led Zeppelin, Rolling Stones,
Cream, Beach Boys, Bob Dylan, Doors,...などなど
しかしたくさんあるバンドの中で前述の2バンドを聴けば、
一番手っ取り早く60年代というものを感じ取れるのでは?と思います。

60年代について詳しく書いてあるサイトを見つけたので興味のある方は是非見てください。

 jangarian

CDレビューをすると、1曲目からぶっ飛んでしまいます。
音は確かに古臭いけど、現代にも通じる音ですね。
曲も非常に前衛的であったり、ポップであったり。
とにかく発表されてから40年近く経つのにその輝きを失うどころか
時が経つにつれてより増している感じです。
あんまりレビューになってないですね。なので皆さんの耳で聴いてください。

おすすめは、1、2、5、7、11です。

第19回 Asian Kung-Fu Generation/君繋ファイブエム

2005年08月18日 16時28分33秒 | CDレビュー
明日からライジングサン!!!ということで
今回は2日目に登場するアジカンの1stアルバム「君繋ファイブエム」です。

アジカンを最初に聴いたのは「崩壊アンプリファー」というミニアルバムでした。
演奏はロック的であり、メロディーは非常にポップでわかりやすいのですぐはまりました。
でも一時期聴きすぎて飽きましたが、最近また聴くようになってきてます。

本人たちも公言してるようにOASIS、WEEZER、MANICSなどをフェイバリットとしてあげており、
いかにもギターロックという感じがします。
「E」という曲ではOASISのLIVE FOREVERのギターソロをそのまま弾いていたりして、
最初に聴いたときは思わず笑ってしまいました。

ライジングサンで見たいとは思ってますが、LOOPAとかぶっているので
どっちを見るかはそのときの酔っ払い方で決まるでしょう。

おすすめは、1、2、7、10、11。


第18回 PEALOUT/WILL

2005年08月08日 11時58分59秒 | CDレビュー
今回はPEALOUTのWILLです。

僕のPEALOUT歴は6月にやった解散ツアーのライブを見てから好きになったので、
2,3ヶ月くらいとまだ非常に短いです。
CDも今回取り上げるWILLとライブ会場で買ったベスト版しか聴いてません。
まあこれから少しずつ聴いていこうかなと思ってます。

PEALOUTを聴いて思うのはやっぱりキーボードは熱い!ということです。
M1の「GOODBYEBLE」でのまるで打楽器を叩くかのように鳴らされる音はかなりノレるし、
M12の「旅人の歌」のように情緒的に響く音はグッときますね。
もちろんギターを弾いている曲もよいです。
このアルバムは全曲よくてとても聴きやすいので初心者にもお勧めだと思います。

7月30日のフジロックにて最後のライブを行い解散してしまいましたが、
また再結成してほしいという淡い期待を抱いています。
あと今度Voの近藤さんのソロを見に行こうと思って楽しみにしてます。

おすすめは1、2、6、7、8、12です。

第17回 the pillows/Little Busters

2005年06月28日 18時44分31秒 | CDレビュー
今回はthe pillowsのLittle Bustersです。
このアルバムは1998年に発表された通算4枚目の作品です。

ピロウズは聴き始めてから1年半くらいだと思いますが、ここ最近よく聴くようになりました。
っていうか、最近は本当にピロウズしか聴いてないんじゃないかというくらい聴いてます。
とりあえず一日一曲は必ず聴きますね。
気づけば一日でアルバムを平気で4,5枚聴いてることもあったりします。
あとライブDVDも3日に1回は見てます。
最近はあんまり聴きすぎて飽きちゃう恐れがあるのでほどほどに抑えてますけど。

このアルバムはいい曲ばかり収録されているので、ピロウズ入門編としていい作品だと思います。
自分的なピロウズのよさをあげると、やはりまず楽曲が素晴らしいことですね。
あとはいいメロディといい詩をいい声で歌い、そこにイカしたギターフレーズが絡み合って
作られるピロウズワールドは本当に自分の好みのド真ん中でございます。

日本のバンドを聴くと理解できる言葉の曲っていいなぁと思いますね。
英語をちゃんと理解できたら洋楽もさらに楽しく、違う感覚で聴けるんだろうなと思ったりしちゃいますね。

あー、英語を勉強しなきゃー!

ってことでおすすめは、2、3、7、9、11です。

第16回 Mr.Children/It's A Wonderful World

2005年06月20日 22時35分23秒 | CDレビュー
今回から数回にわたって日本のバンドのCDをレビューしようと思います。
その第1弾として、Mr.ChildrenのIt's A Wonderful Worldを取り上げます。

今までのCDレビューを見てきた人の中には意外に思う人もいるかもしれませんが、
実はかなり好きなバンドであります。

超有名なバンドなので、わざわざ説明するまでもないでしょう。

ミスチルは昔から聴いていたわけではなくて、洋楽とかを聴き始めてからよく聴くようになりました。
もともとポップな曲が好きなので、桜井和寿の作る楽曲やメロディーは非常に好みです。
単純にクオリティも高いと思うし、日本でも屈指のアーティストだと思います。

ミスチルを取り上げる際にこのアルバムか「深海」か迷いましたが、
好き度が少々高いということでこっちにしました。

さっきも言ったように彼らの曲は素晴らしいですが、このアルバムの曲は特にいい曲揃いです。
しかし個々の曲のよさもさることながら、1曲目のインストから2曲目に入るつなげ方や、
同じ曲を違うバージョンで収録したりなどトータル的に見ても素晴らしい流れを持ったアルバムだと思います。

おすすめは2、8、10、11、15です。

第15回 Beatles/Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band

2005年06月08日 03時42分08秒 | CDレビュー
第15回目はThe BeatlesのSgt.Pepper's Lonely Hearts Club Bandです。

このアルバムはまさしくロックの名盤でしょう。音楽好きなら1度は必ず目にしたことがあるはずです。
この作品によって以後のロックシーンのあり方を形作ったと言っても過言ではないでしょう。
よって音楽を愛するなら必聴の一枚です。(まあBeatlesのアルバムは全部聴くべきだと思いますが)

このアルバムのコンセプトはSgt.Pepper's Lonely Hearts Club Bandというバンドが
ある公園で行ったライブの音源をアルバムにしたというものです。
このジャケットも有名で、一番前にSgt.Pepper's Lonely Hearts Club Bandのメンバーがいて、
さらにその後ろにはにせBeatlesをはじめとし、ボブ・ディランやマリリン・モンローなどの有名人が60人ほど写っています。

一説には一番前にある花で「THE BEATLES」と書かれているのはお墓で、
Beatlesを葬って、Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Bandという名前で
新しい試みをするという説もあるほど非常に挑戦的な作品でもあります。

この作品は当時流行っていた(?)サイケデリックな感じです。
ストーンズとかもこの頃サイケなアルバムを発表してますね。
当時の時代背景を表現しつつも、今聴いても古さを感じさせるどころか非常に斬新な作品といえます。

おすすめ曲はあえて挙げません。このアルバムは全曲でひとつの作品として聴くべきだと思います。



第14回 NUMBER GIRL/騒やかな演奏

2005年05月30日 00時41分58秒 | CDレビュー
今回はCDではなく、DVDをレビューしようと思います。
本作品はNUMBER GIRLの初のDVD作品で、バーを設けたスタジオに客を入れてライブをした模様を収録したものです。


わざわざする必要もないでしょうが、NUMBER GIRLについて少々説明を。

彼らは福岡出身の4人組で1995年に結成され、1999年「透明少女」でメジャーデビュー。
数々の作品を発表した後、2002年に突然の解散発表。札幌でのライブを最後に解散。

その後向井とアヒトはZAZEN BOYSを結成し、田渕ひさ子はbloodthirsty butchersに加入。
中尾憲太郎は複数のバンドでベーシストだけでなく、ドラマーとしても活動しているようです。
少し前にアヒトはZAZEN BOYSを脱退し、新しいバンドを組んでギターボーカルもやるようです。


この作品は初期の頃の曲から殺風景あたりまでの曲を演奏しています。
演奏も当然ですが、照明とかカメラワークなど映像としてもかなりかっこいい作品です。
一時期これをよく見てアヒトのドラムをかなり研究していたので、
今の自分のドラムスタイルは少なからず、というかかなりの影響を受けていると思われます。
アヒトに憧れて同じスネアを買い、使用しているということからも影響の受けっぷりがわかります。

おすすめは1曲目の「TOKYO FREEZE」です。かなーりかっこいいです。圧倒されます。
おそらく彼らの曲の中で一番好きな曲です。
他には「TATTOOあり」、「ミニグラマー」、「鉄風鋭くなって」、「OMOIDE IN MY HEAD」なんかがグッドですね。
あと演奏の合間にあるメンバーのインタビュー的なやつも面白いです。

第13回 STEPHEN MALKMUS/STEPHEN MALKMUS

2005年05月20日 22時09分47秒 | CDレビュー
このアルバムはものすごい回数聴いたと思います。
一時期、毎日2,3回ずつ狂ったように聴きまくってました。

とりあえずすごく好きな作品であり、また思い出深いアルバムでもあります。

STEPHEN MALKMUSはPAVEMENTのフロントマンだった人で、本作品は初のソロ作です。

PAVEMENTは好きなバンドランキングのベスト10に入るくらい好きなバンドですが、
最初はあまりピンと来ず、歌も演奏も下手だなぁとしか思いませんでした。

しかしある日、渋谷陽一氏のラジオでこのアルバムが紹介されているのを聴いて
一発でやられてしまい、発売日に即購入し爆聴きしたのです。
それから再びPAVEMENTを聴きなおしてその良さに気づき、今では私の音楽人生の中で
欠かすことのできないバンドのひとつであります。

この作品はPAVEMENT的な感じも残しつつ、彼特有のメロディセンスが光るアルバムだと思います。
これがわかんないという人も結構いるかも知れませんが、一度はまってしまうともう病みつきです。

今月末には新作が出るのでかなり楽しみです!

おすすめは全部!と言いたいところですが、2、4、7、11です。
PAVEMENTの入門編として、このアルバムから聴くというのもアリじゃないでしょうか?

第12回 THE STONE ROSES/石と薔薇

2005年04月04日 20時39分11秒 | CDレビュー
今回はSTONE ROSESの1stアルバム「石と薔薇」です。

僕の音楽人生において彼らの影響はかなりでかいと思います。
彼らが生み出すグルーヴ感はめちゃくちゃ最高です。ノレます!
特にドラマーのレニからの影響は結構ありますね。
自分もドラマーとしていろいろと見よう見まねで参考にしています。

このアルバムは世界中のメディアやアーティスト達からの評価が非常に高く、
ロック史上において、絶対に欠かすことのできないアルバムでしょう。
ロックファンなら必聴の一枚です。

おすすめは、1,2,6,12です。