スポーツの自由

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久々の柔道・嘉納杯ワールドグランプリ

2007-12-10 01:03:04 | SPORT

ひっさしぶりに、柔道を見に来ました。嘉納杯ワールドグランプリ。2、3日目だけですけどね。いや、新鮮ですわ。最近は、相撲ばっかりしか見てないので。とりあえず、女子の種目があるってのが、すばらしいですね(笑)。華がありますね。

印象に残った選手は、谷本中村美里、井上康生とか。

谷本はやっぱすごいね。技に入ったときに、一本を狙う姿勢がかっこいい。投げても倒した後に、絶対背中をひっくり返してつけようとする。それが一連の動きになってれば一本になるし、そうじゃなくても技ありとかになる。投げっぱなしな選手がほとんどの中、やっぱすごいわ。あと、投げた後に固め技に入る時も、すっげ早い。常に一本を狙うスタイルってのは、こういうのを言うんだな。やっと分かった

いつのまにか52キロ級に転向していた中村美里。久しぶりに見たけど、相変わらず強いね。そして、かわいいね(笑)。以前は細かい足技で崩して攻めるって感じだったけど、組み手が早くなった気がするし、足技以外の仕掛けも見られるようになった。低い姿勢になっても、手で足を狙いに行ったり。あと、前は投げた後にほっとしてた感じがあったけど、今はすぐに固め技に行っている。このあたりも、進歩したな~などとえらそうに思ってみたり。しっかり優勝して。北京がついに見えてきたね。

井上康生は、今回は強かったね。あの内股はやっぱ迫力ありますわ。だいぶ、復活してきたんではないでしょうか? でも、決勝はちっとかわいそう。石井の柔道にやられてしまった感じが。北京はどうなるんでしょうね? 棟田もいるし。最後までもつれそうだな。

そうそう、佐藤愛子が変貌してた。1年前に見たときはかけ逃げ柔道だったけど。大会のレベルがそれほどではないからか、世界選手権銅メダルで自信がついたのか。オール一本勝ち。今までは一本取る柔道との対極だったのに。しかも、得意の寝技だけでなく、立ち技も。いや、見違えました。

どうでもいいけど。審判が、ちょっと変わりましたね。あんまり指導を取らなくなった。確かに、指導の効果だけで勝つってのは、あまり見ていておもしろくないからね。その代わり、0-0での延長が多くなった気もする。あと、ビデオ。3人の審判が全員場外で投げたという判断で、一本に見えた技も無効になったり。それが、ビデオの人によって、場外じゃなかったと判定されて、いきなり一本になって終わるケースが2回くらいあった。う~ん。でも、あれじゃ、審判のいる意味ないじゃんって感じも。逆に、一本を判定して勝負が終わった後に、ビデオの人に呼び出されて「あれ、一本じゃないよ」的な指導を受けているように見えるシーンもあった。このときは、日本の君島が負けたんだけど、ちょっと浮かばれないね。僕が見ても、一本じゃなさそうだったもんね。柔道の国際試合は、審判がやっぱり大変だ。

ちなみに、3日目は相撲の把瑠都が来てました。何度か話したことがあるので、あいさつして握手の手を差し出したら、おもいっきし、パーンって握手されて痛かったです(笑)。井上康生とエストニアの選手が戦ったときは、審判にブーイングしてました(笑)。

会場は、あれですね。初の男女共催国際大会ってことで、気合い入ってます。関係者のとこには、大型テレビがいっぱい置いてあるし。でも、時期が時期だし、トップ選手欠場するし、モチベーション上げづらいよな。大会の意義が不明瞭だ

結論。中村美里はやっぱりかわいい!じゃなくて、強い!今大会で、だいぶ北京の陣容が見えてきましたな。