スポーツの自由

スポーツを「見る」自由、「する」自由、「書く」自由。思いつきで、えいっと作ってみました。

やっぱり横綱ね…:大相撲九州場所

2006-11-24 11:03:35 | SPORT

大相撲です。九州場所。もう優勝の行方は見えてきたのですが、一応、ここでこれまでのことを整理してみようかと。

前半戦はやっぱ魁皇でしたね~。っていうか、九州での魁皇の人気ってすごいんですね! もう声援がすごいっすよ。やっぱりご当地力士だし、人柄がいいからかな~? キャラとしてはむしろ薄い感じですけどね。右上手を取ると強いね~。8連勝のうち、4つが右上手投げだもんね~。よいしょっ~ってね。怪力って言われてるのがよく分かった。んでも、2-4日目までの3勝はちょっとな~。はたき込みと肩すかしでしょ? 相手がちょっと弱気になったのかな~。しかし、その後はなかなか勝てないですね。やっぱ疲れとかあるのか? かど番脱出して、ほっとしたのか? いずれにしても。引退はなくなって、また相撲を取り続けるんだな~。先場所のダメな魁皇を見ているだけに、ちょっと痛々しいな~。頑張ってほしいっすよ。

他にも九州出身の力士が、やっぱり人気有りますね。千代大海や、琴奨菊や、垣添や、普天王や、嘉風や。みんなよく知ってますね~。あからさまに、応援の声が違う。完全にホームだな。東京でやっても、東京出身の力士にあれだけの声援が飛ぶことはないから、その点、九州出身の力士はいいよな~。地元があるって最高。と、ふる里のないぼくは思うのです。

人気があると言えば。隣の下関出身の豊真将も人気者。頑張りましたね~。まあ、そもそも力はあるから、あの番付ならこれくらい勝っても不思議はないんだろうけど。でも、今日の栃東戦はらしくなかった。残念。あの下半身はすばらしいね。稀勢の里と並んで、次代の日本人大関・横綱を目指してほしいもんだ。

あと、高見盛把瑠都はどこに行っても、人気。高見盛ってほんと、おもしろい。本人はしごく真剣だから、あんまりちゃかしたら失礼だけど。動きがコミカルすぎる。把瑠都もあんなおっきな体なのに、ベビーフェイスで動きも幼児ちっく。

栃東千代大海も、よく頑張りました。序盤はそこそこ勝って、場所を盛り上げてくれたもんね。でも、やっぱり終盤になって実力者と当たると、あんなもんだろうな。う~ん。千代大海の突っ張りはいいですね~。速射砲ですな。でも、突っ張りがいなされたりつかまったりすると、なすすべがなくなっちゃうところが……。栃東は調子よいですな。先場所とはうってかわって。でもこの前ケガしちゃったから、これからどれだけ星を積み重ねられるか。頑張れ、日本人大関3人衆!!

朝青龍はさすが。序盤が悪いのはいつものことだけど。初日の露鵬や、普天王との対決は、だいぶやばかったけどね。それでも、なんとか勝てるからすごい。んで、だんだん調子を上げてくるのもいつものこと。もう、きのう豊真将が負けた時点で、優勝は確実やね。

それにしても、客が入らねぇな~。一番上の方の枡席はガラガラだもん。おかげで、誰もいない枡席でのんびり相撲観戦ができるから、僕としてはうれしいんだけど……。

結論。やっぱり、相撲は楽しい。力士にそれぞれ個性があるし、うまくプロモーションすれば、K-1なんかよりもよっぽどおもしろい格闘技興業になると思うんだけどな~。


スゴイよ、日本女子バレー!!・世界バレー女子

2006-11-11 22:04:24 | SPORT ON TV

すげぇ! 日本、勝ったよ! こんなこともあるんだな~。だから、スポーツは面白い! 久々に、テレビの前でガッツポーズしてしまったよ。テレビで見ていてこんな興奮すんのは、サッカーのワールドカップ以来だな~。できることなら、ナマで見たかった! まあ、こんな試合で仕事すると、かなり大変だろうけど。行っている同僚、ご愁傷様! 何にしても。おめでとうございます!! とりあえず、メダルに首の皮一枚つながったね。

しかし、なんで勝てたんだろう!? 確かに、第1セットは、動きが堅かった。あり得ないミスが多かった。竹下のドリブルなんて初めて見たし、あれだけ精密にスパイクを打ち分ける高橋がアンテナに当ててた。ブロックのワンタッチのフォローを、お見合いした場面も。今大会、お見合いなんて1試合に1つあるかないかだったのに。その上、サービスエースを取られていた。っていうか、サーブレシーブがぜんぜんできてなかった。逆に、これまで好調だったサーブが、全然だったよね。ほとんど相手のセッターに返っていたもの。そうなると、相手は高さのあるレフトがドカンドカン。相手は強いとは言え、勝負する前に自滅してるな~と。

でも、サーブレシーブが返ったときの攻撃は、ちゃんと取っていた。だから、やっぱりレシーブか~っと思ってたのです。ブロックも、ちょっと相手が高すぎて、どうしようもないかな~って。

そしたら。テレビで見てたら、TBSが第2セットから急にタイムアウトをカットしだしたんですよ。あれ? もしかして1セットくらいは取ったのか? ってね。今から考えれば、1時間早く実際は始まってるわけだから、ちょうど第3セットで日本が有利になり出して、あわてて巻きだしたんだろうな。で、もしかしたら。と思ったのですよ。第2セットはサーブレシーブが多少返るようになって、競った試合はしてたからね。

そんで、第3セット。ブロックが決まりだした。しかも、竹下が!!! 第1、2セットで、解説の中田だったか、大林だったかが、ブロック早く跳びすぎてるって言ってたんだよね。相手のフォームが大きいから、普通のタイミングだと早いんだって。それに気づいて修正したのか? それとも、竹下が当たったってことは、相手のスパイクは打点は高いけど、あまり高いコースを打っていないのではないか? たまたまタイミングが遅れたのにもかかわらず当たったから、それを元に修正したのか? もしくは、第2セットと第3セットの間の休み時間は、10分くらいあるので、その間にデータ分析で修正したのか? などなど。いずれにしても、ブロックが引っかかるようになって、相手が焦りだした。そっからは、相手の自滅だよね。セッターを代えたり、これも解説が言ってたのだけど、タイミングを変えるために低いトスが増えたり。だから、スパイクがほとんどジャストミートせず。

もちろん、日本の粘りはすごかった。でも、スパイクのタイミングが合わずフェイントしていたら、そりゃ、粘りを身上とする日本は拾うわな。セルビア・モンテネグロは若くて大きな国際大会の経験が少ないというのが、ここへきて、出てしまったのかも。

しかし、その後の日本の集中力もすごかった。称賛に値しますね!! 大差が付いた第3セットはともかく、第4、5セットは、あれだけ競ってるのに、崩れなかったモノ。だいぶ、精神的に強くなったな。夏のグランプリでは、競るとたいてい、落としてたからね。1次ラウンドで苦しい試合をモノにしてきただけあるな。

でも。メダルを考えると崖っぷちであることには変わりない。明日イタリアに勝たなければ、イタリアとセルビア・モンテネグロが準決勝に行く。例え、イタリアに勝ったとしても、キューバとイタリアと日本が2敗で並ぶから、その後は得点率。日本はけっこう競って勝ってきたから、あまり得点率は良くないだろうな~。つまり、やっぱりメダルは依然厳しいのです。ここへ来て、台湾に負けたことが響いていますが、あそこで勝っていたら、こんなに精神的に強くはなっていないわけで。これだから、スポーツは面白い。

結論。もう、手放しで喜びます!! すごいよ、ニッポン! そして、スポーツってやっぱ最高!!


やっぱ、高さが必要なのか・世界バレー女子

2006-11-08 21:45:49 | SPORT ON TV

バレーボール、負けましたな~。やっぱり、バレーって、背が高い方が強いのね。っていうのを、まざまざと実感。止まらないもの、カルデロンもルイザも。最高到達点、330センチって、どういうことよ? 日本の小山が315センチなんだから、その差ははっきり。しかもチーム平均も319センチでしょ? そりゃ、ね。よくグランプリで3-0で勝ったな。第1セットは取ったけど、あれも、相手のミスが多かったからな~。サーブミスなんて、何もしないで点が入ってくるんだもんね。やっぱ、バレーはラリーポイント制にして、ちょっとおもしろみにかける用になったんじゃね?

そんな中で、今日は落合と木村が印象に残りました。あ、あと、高橋翠も。最後のミスは、あれはやっちゃいけないでしょ~。直前にツーを決めて、ちょっと意味のない自信を持っちゃったかな。せっかく、相手のサーブレシーブが乱れてボールが戻ってきたのに、そこであれをやっちゃ。う~ん。もったいない。きっと、本人もものすごく落ち込むだろうな~。

落合は良かったですね。いっつも負け試合で出番が回ってきてちょっとかわいそうだけど。でも、小山とはまったく違ったタイプのプレーヤーだから、相手としてもイヤだよね。ホントに控え選手か? っていうくらい、スパイクが決まってたものね。しかも、高橋みたいに結構うまく、考えながら打ってた。その点でも気合だ~!!って打つ小山とは違うよね。背が高い相手には、そういう方がいいかも。あと、レシーブもよく拾っていた。がむしゃらさが出ていてよろしい。

木村もいいところで決めていました。この子は本当に、なんてことはない顔して、決めるよね。天才肌なのかな? スパイクもかなり技術がありそう。2段トスになって、相手に帰すだけっていう時で、しっかり相手を見てブロックを避けてコースに打って、決まったシーンがあったけど、すごかったな~、あれは。ただ、今日は何度かトスを上げていたけど、いっつも失敗していた感じ。あれじゃ、セッターはまだ厳しいだろうな~。

荒木は最近、調子いいですね~。ポーランド戦でかなり活躍してたけど、それが自信になったのかな? 今日もライトで決めていたし。ああいうセンタープレーヤーがいると、攻撃にバリエーションが増えるから、強いよね。まあ、他のチームには、たいがいいるけどね。

キューバは、ですね~。あれでミスがない先進国型のプレーになったら、日本なんてひとたまりもないよな。ほんのたまにだけど、日本のお株を奪うすごいコンビプレーもしていたし。

今日はテレビ観戦。やっぱ、あれだな。TBSうざいな。今日のアナウンサーだれ?? 本当にうるさすぎる。ラジオの中継じゃねえっつの。見りゃわかるっていう説明ばかり、するなっつの。

結論。やっぱり、バレーは高いと有利ですね。残念ながら。そして、TBSのアナウンサー。あなたは、あれですか。喋り続けてないと、死んじゃうんですか?


竹下はすごい!!・世界バレー女子

2006-11-05 02:01:53 | SPORT

今日も世界バレー。日韓戦です。萌えましたね~、いや、燃えましたね~。スポーツの試合って、レベルが高いからおもしろいってのもあるけど、それよりも、気持ちのこもった同士の戦いの方が、よっぽど手に汗握っておもしろいね。本当にいい試合ってのは、レベルの高い低いじゃないよね。いつもは、あの体育館の北朝鮮的な雰囲気に嫌気が差すけど、今日は、そういう雰囲気にぼくも一体感を感じた。同じ気分のお客さんが多かったのか、応援の声がどんどん大きくなっていった。う~ん。スポーツって、やっぱり最高だ。

と、熱くなったところで。台湾-韓国を見る限り、楽勝できるかな、と思ったけど、そうでもなかったですね。やはり、韓国は日韓戦では力が入るし、しかも、2次ラウンドへあとがないしね。普通にやったら、もっとらくに勝てるんだろうけど、韓国の気迫がやっぱりすごかった。

今日は、竹下について、書きましょうかね。彼女は、もう本当にスゴイと思う。今さらだけど。まずはトスだけど、そつがないよね。基本的にはなるべくいろんな人を使って、相手に攻撃パターンを絞らせないようにしている。そんでも、試合の流れでは、例えば小山のバックアタックとか、高橋のレフトとか、センターのブロードとか、決まることで流れが変わるような、勢いが付くような場合は、どんどん、そこばっかり使う。ブロックに多少読まれても通用しますよって、自信があふれてる。それで実際に連続得点をする。ほんと、すばらしいトスワークだ。

しかも。彼女、サーブがすごい。ワールドグランプリで見たときよりも、さらに精緻なサーブになってる。狙ったところにピンポイントで行くし、前後左右に打ち分けて揺さぶってる。何でもないように見えるけど、あれだけ相手が乱れるってことは、回転とかも微妙にかかってるのかな? 何にせよ、彼女がサーブを打つときは、連続得点にほとんどなるので、期待できます。しかも、小山の後にサーブが回ってくるから、流れ的にも盛り上がる。

そして。もっとすごいのは、レシーブ。あの人、たぶん一番守備範囲広いよ。背は159センチなのに。ほんと、スゴイ勢いで滑り込んでレシーブする。近くにいる他の選手より、速くボールにたどり着く。技術うんぬんよりも、執念を感じるよね。ああいう気持ちのこもったプレーは、リーダーにふさわしい。多くを語るより、プレーで引っ張るタイプだな。ふだんはサービスエースとってもほとんどガッツポーズとかないのに、今日、マッチポイントを自分で取ったときは、両手突き上げてた。ああいう試合だっただけに、思わず出たんだろうな。

高橋もよかった。第3セットなんて、1人で9点。珍しく興奮してた。久しぶりに彼女の手な話の笑顔を見た気がする。ここぞと言うときは、やっぱり頼りになるな。そんで、杉山も。今大会は初先発。あいかわらず、速攻速い。スピード有るね~。そして、第4セットでのおいしいところでの、ブロック。あれで流れを呼んだよね。小山も良かった。今日もたぶん一番点を取ってるんじゃないかな? バックアタックはホントにかっこいい。飛んでくる感じだもん。あと、荒木のサーブも良かったね。毎試合、2-3本はエース取ってるもんね。

結論。竹下は本当にいい選手! プレーヤーとしても、キャプテンとしても。歴史に名を残すだろうな。そして。日本女子、いいチームになってきましたよ!


ワン・ジョーさすが!・世界バレー女子

2006-11-04 01:12:49 | SPORT

世界バレーを見に行ってきました! 今日は、やっと会場で見ましたよ。やっぱ、あれだね~。スポーツは、ナマ観戦に限るね!

今日も危なげなく、日本は勝利。第3セットで出てきて、7点も取った杉山もさることながら、僕的には小山が一番印象に残りましたね~。第2セットで、一時、つかまりかけたじゃないですか。最初は3連続でスパイク打って止められて。その2回目がフェイントだったから、あれ? 弱気だな~? と思ってみていると。その直後にもサーブで狙われてエースを献上。逆転もされたしね。

そこでタイムアウト。すると、いきなり落合がアップを始めたじゃないですか。あ~、交代かな~と思ったら。落合はベンチに座ったまま。まあ、いつでもいけますよ~って感じだったけど。そしたらそしたら。小山がいきなりレフトからスパイク! いや~、簡単に復活しちゃいました。

日本人だったら、あれで萎縮しちゃって、ますますはずしそうだけど。そこで、下向かないでちゃんと次決めたのがとても印象的。ただでさえ、ムードメーカー的な存在だから、あれを決めたのは、チームとしても相手の流れを止めたという意味で、大きかったよな~。それに、あそこで代えなかった柳本監督もすごい。そもそも、初戦であれだけだめで、その後に落合が大活躍だったのに、2戦目、3戦目と小山を使い続けている当たりに、柳本監督の信頼度が現れてるよな。

小山は、その後もバックアタックを2連チャン。あれはすごいね~。飛んでるみたいだもんね~。うしろから飛び出してくるって感じ。元高跳びの選手だけど、幅跳びみたいだよね。今日は小山はブロックも決めてた気がする。日を追うごとに小山が調子を上げているのは、これから強豪と当たる上で、好材料だよね。他の選手は、急激に伸びることはないだろうから、こういうラッキーガール的な存在が、チームの流れを左右するしね。

杉山は、宝来にいつの間にかポジション取られていて、どうしちゃったんだろ? って思っていたけど。今日を見る限り、特に状態に問題があるわけではなさそうね。ほんと、あいつのブロードは速いね~。竹下の後ろを最短距離で走って、振り向きざまに打つ。ありゃ、絶対、ブロック間に合わないよ。そもそも、腕の振り自体、他の人よりだんぜん速い。僕として宝来よりも杉山のがいいと思うんだけどな~。ケガでも抱えてるのかな? それとも、ブロック対策か?

竹下はあいかわらず。本当の意味でのエースは、彼女だよね。セッターとしてもそうだけど、今日はサーブでめちゃくちゃ崩してた。彼女のサーブの時に何度も連続得点していたし。あのサーブ、何でもないように素人には見えるけど、本当はすごいんだろうな。トスワークも度胸有るし。小山がやばいときに、あえて小山にまわす。バックアタックも、2連発もびっくりした。レシーブもたぶん菅山よりうまいよ。リベロでも十分通用すると思う。

あと、今日すごかったのは、高橋みゆき→センターのクイック。竹下が後ろにいるときに、何度かあったけど。あれも守りにくいよな。高橋がジャンプすると、ブロック飛んじゃうもんね。そこへきて、スパイクしないでトスだし。しかもすぐ隣のセンターがクイックだもんね。絶対、止められない。

なんにしても。今日までは勝って当たり前の試合。あ、初戦はそれなのに負けたけど。明日の韓国もそれほどでもなさそうだけど、相手は日韓戦には特別に燃えるし、しかも負けたら1次リーグ敗退もあるから、死にものぐるい。そういう時に、気持ちで勝てるかな? 全員が小山みたいだったらいいんだけどね。まあ、日本人にはそこまで強靱なメンタルは無理かな? でも、2敗目はメダル絶望になっちゃうから、頑張ってほしいね。

結論。ワン・ジョーは空を飛んでいます! やっぱり、小山は日本人にはないメンタリティーを持ってるようです。ああいうプレッシャーのかかる場面で、自力で持ち直すのはすごい!  いやぁ~。惚れた!!(笑)


エンターテイメント巡業・大相撲高野山場所

2006-11-03 00:44:14 | SPORT

先月末に、大相撲の高野山場所に行って参りました。遠かった~!! 大阪から軽く2時間以上かかるもんね。しかも、ホテルとかほとんどなく、高い金払って宿坊泊まり。期待していたほどの感動もなく。精進料理もおいしいけど、がなく。いやはや、ちょっとがっかり。

でも。相撲はおもしろかったのだ!! 午前中の公開けいこ。関取衆は半分くらいが土俵に上がっていました。でも、関取同士の申し合いはそんなになく。ただ、ぶつかりげいこでの熱烈指導は見応えがあった。初日しか見なかったけど、魁皇と白鵬と朝青龍が、旭南海とか豊真将とか、あれ? あと1人だれだっけ?を、しごきまくってた。ちょっとかわいそうになるくらい、いじめるのね。あれって。「早く立て~」って蹴ったりね。ありゃ、やられる方は大変だわ。イマイチ、実力アップにつながるわけでもなさそうだし。まあ、根性のけいこだな。なにくそって思う気持ちを養おうってことかな。まあ、巡業はエンターテイメントだから、観客へのサービスでもあるかもしれないけど。朝青龍なんて、がんばって立ち上がってきたら、お客さんに拍手をするよう求めていたからね。

彼は本当にエンターテイナーだな。見ている人を楽しませることを、常に意識していた。2日目の横綱の綱締め実演でも、カメラを構えたおじいちゃんにピースサインとかしてたし。けっこう、気軽にサインにもう応じてた。土俵でもいつもはそんなことしないのに、北桜並みにたくさんの塩をまいていたし。いろいろ私生活とか言動でわかせる問題児だけど、きっといい奴なんだろう。

九州場所で引退の可能性が高い魁皇も、最後だからか、一生懸命、指導していた。「ロートル大関が何を偉そうに」とも思うけど、まあ、こうやって直接指導できるのも最後だろうと、いろいろな思いもあったんだろうな~。結構、鬼気迫るものがあった。

取り組みは、トーナメントではなく、通常通りの割り。みんな見ている人を意識した相撲を取ってましたね~。北桜の塩まきと、片山の四股は、いつも通り会場を沸かせた。北桜は勝った後のガッツポーズを忘れていたのか、土俵の降り際に思い出したかのようにやっていたのが、おもしろかった。

高見盛は、いつも以上に気合を入れていました。四股踏んだりする段階から、いつもよりロボット的な動きが誇張されているような……。相手誰だか忘れたけど、立ち合い前ににらみ合いとかもしてね。そんでもって、いつもの儀式。これもいつもより気合入ってた。そんでもって、お決まりなのか負けるわけで、いつも以上にしょんぼり。いや~、コミカル。喜劇だな。

雅山と琴錦も申し合わせていたのか、立ち合いで雅山が強烈な体当たり。それも何度も何度も。雅山って幕内最重量力士だから、すんごい音がするわけ。いやはや迫力有るよ。観客も大喜び。

そんでもって、朝青龍と白鵬の一番。これもすごかった。互いに土俵際まで追いつめて、相手を吊るけど耐えて、うっちゃろうとするけど耐えて、そういうのを何回かやって、最後は横綱が寄り切る。もうね。息ぴったりの芝居を見ているよう。どこまで申し合わせてやってるか知らないけど、巡業ならではのエンターテイメントでしたよ。

あと、けいこの後とか取り組みの前に、モンゴル勢と琴欧州が外国人力士がバスケットやってた。あいつら、やっぱ運動神経有るね~。お国ではスポーツエリートなのかな? あんなカラダして、普通に動き機敏。シュートも決めるし。琴欧州はだめだったけど。日本人じゃ、相撲しかできない人が多いだろうな~。と思っていたら、普天王と琴奨菊も途中から参加。やっぱり動きがにぶい。外国人力士が強いのも、こういう差があるのかな~。などと、思ってしまったのです。

結論。巡業は第一級のエンターテイメントです。お近くで開催されるときは、ぜひ足を運んでみては、いかが?


とりあえず1勝・世界バレー女子

2006-11-01 21:23:10 | SPORT ON TV

とりあえず、勝ちましたね~。良かった良かった。今日も、勢いで格下に負けちゃったら、韓国やポーランドに勝ち目がないからね~。悪い流れを断ち切ることができて、ほっとした感じですな。

今日は、サーブレシーブがちゃんと返っていましたね。攻撃は3セットとも、全員がまんべんなく点を取ってる。取り方も多彩。サイドからの普通のスパイク、センターの速攻、ブロード、センターを飛ばした後にレフトが打つ得意のコンビ、そんでもってバックアタック。持ってるバリエーションをほとんど披露した? それもサーブレシーブが竹下にちゃんと返ってるから。まあ、3セットで24点しか相手は取れなかったってことは、相手のサーブもそんだけしかなかったから、サーブレシーブ自体が良かったというわけでもないですけどね。相手の粘りが昨日とは大きく違ってましたね。

逆に日本は、サーブが良かった。っていうか、相手のサーブレシーブがひどかった。荒木と高橋のサーブはほとんど乱れていたもんね。あれだと、どんだけフィジカルが強い相手といえど、攻撃の選択肢は限られるから守りやすいよね。

今日はやっぱり、高橋が良かったな~。本当にこの人は、強いって言うより、うまいよね。背は低いのに、低いなりにいろいろ考えて打ってる。空中でコース変えたり、体ひねったり。我は強そうだけど、こういうプレーはチームの柱になるよね。まあ、ミスも多いけど(笑)。

菅山は今日は良かったね~。よっぽど、昨日の負けの責任を感じたのかな? メモっただけでも、4本はスーパーレシーブがあったからね。しかも、その後の2段トスを、木村とか小山がちゃんと決めていた。僕的には、そっちの方が好感度。リベロは拾って当たり前なところがあるけど、そういう好プレーの後に、ちゃんとそれを得点につなげることが出来たのは大きい。そういうプレーって、チームに勢いとか流れをもたらすからね。

チームの雰囲気も良かったんだろうね。あんまり精神論に流れたくないし、だから昨日の負けも精神論に結びつけたくなかったんだけど。だいぶ今日はいい笑顔だった。

まあ、でも、厳しい言い方すれば、本当は、今日みたいな試合を昨日しなきゃいけなかったんだけどね。せっかく弱い相手と最初に当たってるんだから。第1ラウンドの結果がそのまま第2ラウンドでも生きるわけだから、メダルを目指すんだったら、昨日の1敗は大きいよ。

ブロックはやっぱりまだ課題ですね~。相手のサーブレシーブが乱れ、無理無理2段トスを打ってくるときは、相手のプレーを絞れるのに止めきれない。レシーブにつながるワンタッチもうまくいかず、せっかく触ってもフォローのレシーブがいなかったり。この辺は今のうちに対策立てないと、昨日みたいにやられちゃうよ~!

最後に、今日もTBSに苦言を。あのね~。生中継みたいにやってるけど、あの放送、ナマより1時間遅れでやってるんだよね。だから、時間の調整してるんですよ。だから。今日は第1セット終わるくらいで、勝ったんだなって、うすうす分かっちゃう。だって1分のテクニカルタイムアウトが2分以上続いているんだもん。ああ、ストレートで勝ったんだなって。んで、放送時間余っちゃうから、時間調整してるんだなって。まあ、いいんだけどさ。

結論。とりあえず1勝、良かった良かった。この勢いで頑張れ~!!