わかってきた大脳の科学
○大脳は次の8分野の作業を司っていることがわかってきた。
①言語的知性…会話や文章の読み書きなど言語に関わるもの
②絵画的知性…絵や図形を見て理解判断するもの
③空間的知性…物体がどこにどんな状態で存在するかを判断記憶するもの
④論理数学的知性…理詰め作業や計算や理論力の源
⑤音楽的知性…音感やリズム感を司るもの
⑥身体運動的知性…スポーツしたりバランスをとったりと動作に関するもの
⑦社会的知性…人間関係を円滑に結び社会生活を営むもの
⑧感情的知性…他人の感情や自分の感情を理解しコントロールするもの
世の中にはおかしなやつがいる?
○頭がとてつもなくいいのに冷たい人間がいる。これもすべて説明がつく。
○つまり人並み以上に優れた④がありながら⑦や⑧が欠落または大脳の中心の前頭連合野に神経がつないでいないのである。
○人の気持ちがわからない者と喧嘩しても無駄なのである。⑦⑧の伝達に何らかの欠陥があるためにまったく人の気持ちが理解できないのだ。
○学習成績や勤務成績が非常にいいのに『血も涙もない』…とは言わずに⑦番⑧番が欠落した人ととらえた方がいい!無益な争いはしないことだ。
○これまで身障者と違って,見た目にその障害がわからないために社会に受け入れられにくかった。これからは発達障害者としてとらえていくべきであろう。