病気は治ったもの勝ち!膵臓ガンと宣告されて…

「これでいいのだ」

最近になって、やっと
「これでいいのだ」の意味をつかめるようになりました。

「これでいいのだ」は、漫画家赤塚不二夫さんの『天才バカボン』のなかでのギャクの言葉です。
調べてみると、バカボンの名前の意味は、
「薄伽梵(ばぎゃぼん)」、つまりは仏に由来していると言われています。
「おでかけですか」と声をかけてくるレレレのおじさんは、チューラパンタカ=周利槃特(しゅりはんどく)が元になっているといわれています。

つまり天才バカボンは、仏教を意識した漫画です。
お釈迦様も「これいいのだ」という姿勢だったそうです。
優秀な弟子もそうでない弟子も、分け隔てなく拒否せずに受け入れたと言います。

お釈迦様は教えをおの得られないチューラパンタカにほうきを渡し、毎日僧院を綺麗にしなさいと説きました。以来、彼は言いつけを忠実に守り、毎日掃除に専念し、最後には自分自身の因縁も掃き清め、悟りに至ったと言われています。
それが、いつもホウキを持ってはいているレレレのおじさんなのです。

「これでいいのだ」という言葉は
「すべてをありのままに受け入れる」悟りの境地を示した言葉です。

赤塚不二夫さんが、どうしてこの言葉を使うようになったのかに興味を抱きました。
赤塚さんには、満洲で育ち常に飢えと寒さに苦しめられていたという戦争体験がありました。戦後、父親はソ連に抑留、赤塚さんが日本に帰国した後、幼い妹は栄養失調で命を落としたそうです。
こうした悲惨な体験を経ても、現実を謙虚に受け止めながら生き抜いてきた結果、生まれたのが、「これでいいのだ」という言葉なのでしょう。
現実を肯定し、何があっても前向きに生きて行くために必要な言葉だったと思います。

人生は、一人一人様々な体験をしながら艱難辛苦を乗り越え、自分を磨いていきます。
人によっては、「なんとかなる」「絶対にうまくいく」などの言葉を心に抱き歩む人もいるでしょう。

私は、潜在意識の存在を知ってからは、過去も未来も余る重要視はしなくなりました。
すべての出来事、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることで、
過去や未来を離れて「今」という現在に意識を向けることだできるようです。
毎日カタカムナを詠む実践をしていくと、
過去に原因のある悩みも、未来に怒るだろう悩みも、感じなくなり、
「これでいいのだ」と、今の幸せを感じることができるようになりました。

ここのところに来て、やっと意味を実感できる境地になりました。
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