日不見の暗中模索

ネットの暗闇の中で、どこまで出来るか足掻いてみよう。

「立場を理解して読む1」Nevadaエコノミックレポート(後編)

2009年05月07日 23時17分34秒 | Weblog
前回の動画が埋め込み無効で見えない様なので、リンクを張ります。まあ飛燕の威力を一種表現しているかと思ってこじつけただけですので、お暇なら。

長所と短所
(長所1)特に日本経済には辛辣だけども、的確な経済情報を経済指標等の数値付きで提供し続け、私のブログの様な趣味の延長の様な事では、なかなかに対抗出来ない。プロの仕業と言うか、まさしく敵情報告と思われる。
(長所2)投資先で特に推薦しているのが、美術品や希少金貨等で、特に大不況を目前にした時宜に適しており、非常に有効と思われる。
(短所1)その辛辣さは全てに適用される訳ではない。まあ、ぶっちゃけアメリカ経済やドルにはものすごく甘かったと言わざるを得ない。下記に例を上げますが、ものすごく変な理屈ですがこれははまだましで、2、3年前の記事にはもっと凄いのもありましたが、すみません過去記事残ってないし、時間切れで探せません。
(短所2)投資先として、希少金貨は有効だと思うが片寄り過ぎです。これも探せないのですが、ゴールドバーは精巧な偽物が出回って多額の検査料が必要なのでだめだとの記事があったのですが、もし本当なら希少金貨だって大きな影響を受けざるを得ないというのが理屈ではないでしょうか。

事例1:Nevadaエコノミックレポート
日本のマスコミ・金融界ではドル安ばかり指摘されていますが、実際のドルの動きを見ていますと、上下動はありますがじわりじわりと<円売り>が進んでおり、この先一ドル110円~115円まで円が急落することもあり得る状況になりつつあります。
米国経済は悪いのは明らかなことでありいまさら取り上げることでもなく、これがドル売りの要因にはなりません。
出典:Nevada エコノミックレポート金融情報(じわりじわり上昇するドル)2008年07月07日

立場を理解する
事例2:Nevada エコノミックレポート
共和党のマケイン大統領候補は、注目の副大統領候補に44歳の女性(アラスカ州知事)を起用したと発表していますが、見事な人事と言えます。
これで、マケイン氏が次期大統領になる確率が一段と高まったことになります。
今までも【ワールドレポート】等で一貫してマケイン氏有力と指摘してきましたが、今回の人事でさらに体制は強固になりましたので、オバマ氏はよほどのことがない限り、敗退することになります。
出典:Nevada エコノミックレポート経済速報(見事な人事:マケイン共和党大統領候補)2008年08月30日

こちらの方は、わかり易いよい過去記事が拾えましたので、アメリカの中でもどういう系統なのかはなんとなく類推出来るのではないでしょうか。細谷火工とかの戦争銘柄を推奨していますので軍産複合体とも繋がりがあり、白系のお金持ち系統で、ドル擁護でありながら個々の米企業には厳しい。アメリカを悪くいう訳にはいかないが、お金持ちの投資家に誤情報による損をさせる訳にもいかない、その狭間でいろいろと工夫をする必要が文面に出ていて面白いです。

天使と悪魔の真理―イルミナティ対キリスト教

終わりに
立場を理解出来れば、アンチドルな方と併せて読めば、お互いの欠点を補完出来るのでかなり正確に経済情勢等を掴む事が可能になります。連山が出来る前や発行直後でまだ全面的に信頼する訳にはいかない頃は、こういう迂遠な事をしなければ本当の情報に近づくことは出来なかったのです。今は、御蔵も秋月もありますし、どうしましょうか?橋前氏の経済分析なら立場を考える必要もないし、十分以上ではないのか?とも思っていたのですが、今回読み返してみるとアメリカ万歳がゆるくなっているような、まさかですが立て篭りは止めてアメリカ国家は捨ててどこかに移動することにでもしましたか?まあ時間があって、報告する余力があるならば気を付けながら読む価値はあるなと思いました。

未来が読める人がこんな所に。消される前に見てから買いましょう。
Perfume Edge(Live)


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