心の輪ネット

心豊かに笑顔であいさつ

挨拶運動8年目

2011年10月20日 | なおこの活動

季節が巡る巡って挨拶運動を始めて8年目。

この間に、別れがあり出会いがありました。

「単身赴任でさいたまに来て、今回また転勤で来週からお会い出来ない…」

「定年でこの時間駅を使わなくなるの…」

「リストラで・・・・」

「会社でね・・・」

「定期を忘れた!どうしよう」

・・・

色んな人との出会いがありました。

就職問題、親子の問題、出勤前の近況報告 先週と様子が違う姿

幸せそうに見えるその裏に潜む、さまざまな悩み

ちょっとの立ち話で、明るい顔に変わる。

「先週お会いしませんでしたね?」と声をかけると

「どなたかとお話しされていたから、声をかけなかったのよ」

「逆に先週いらっしゃらなかったから、風邪でも引かれたかと…」

「ありがとうございます!早朝に出かける用事があったので…」

気にかけたり、かけられたり

朝のちょっとの会話 

この『ちょっと』あるいは『ほどよい』があるのとないのとでは?

経験した人にしか分からない感情でしょう。

 

当初7時~8時の活動でしたが、

夏休みの子供たちがラジオ体操をしている姿を見てから

ラジオ体操大好き佐野は、6時半には駅に着くように家を出るようになりました。

(もっと早くに仕事に出る人の事を思えばこれしき)

一人でラジオ体操をするのは恥ずかしいですが

(出来なかった日と比較すると、体の調子が随分違うものです)

時には一緒にしてくださる人もおられます。

次は美化活動の開始(ゴミを拾いはストレッチ)

まわりがきれいになってから、8時まで挨拶運動です。

丁度8時くらいに託児所に行く親子が声をかけて下さるようになり、

「竜のおばちゃーん!」と駆けて来る姿。その後ろのお母さんの笑顔

「どれどれ どのくらい重くなったかな?」と抱き上げるのが日課。

 

ある時には20分くらい話しを聞く事もあります。

 

この子たちが小学校に上がり中学生になり

高校生大学生と成長していく姿を見れる事。

92歳の宵っ張りの朝寝坊の義理母の励ましの言葉、

突然に襲われないか心配しながら送り出してくれる夫の理解。

この活動に賛同してくださり、美化活動に参加して下さる人。

職場や地域に、この活動を広めてくださる人も出てきました。

 

平成20年からペットボトルのキャップ回収も始めて、

より多くの人とのふれあいが出来るようになりました。

このように支えてくださる人々の温かさを受けて

今の活動を続ける事が出来ています。

お金では得られない貴重な体験をさせてもらえる事にも感謝です。

 

 

 


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