季節が巡る巡って挨拶運動を始めて8年目。
この間に、別れがあり出会いがありました。
「単身赴任でさいたまに来て、今回また転勤で来週からお会い出来ない…」
「定年でこの時間駅を使わなくなるの…」
「リストラで・・・・」
「会社でね・・・」
「定期を忘れた!どうしよう」
・・・
色んな人との出会いがありました。
就職問題、親子の問題、出勤前の近況報告 先週と様子が違う姿
幸せそうに見えるその裏に潜む、さまざまな悩み
ちょっとの立ち話で、明るい顔に変わる。
「先週お会いしませんでしたね?」と声をかけると
「どなたかとお話しされていたから、声をかけなかったのよ」
「逆に先週いらっしゃらなかったから、風邪でも引かれたかと…」
「ありがとうございます!早朝に出かける用事があったので…」
気にかけたり、かけられたり
朝のちょっとの会話
この『ちょっと』あるいは『ほどよい』があるのとないのとでは?
経験した人にしか分からない感情でしょう。
当初7時~8時の活動でしたが、
夏休みの子供たちがラジオ体操をしている姿を見てから
ラジオ体操大好き佐野は、6時半には駅に着くように家を出るようになりました。
(もっと早くに仕事に出る人の事を思えばこれしき)
一人でラジオ体操をするのは恥ずかしいですが
(出来なかった日と比較すると、体の調子が随分違うものです)
時には一緒にしてくださる人もおられます。
次は美化活動の開始(ゴミを拾いはストレッチ)
まわりがきれいになってから、8時まで挨拶運動です。
丁度8時くらいに託児所に行く親子が声をかけて下さるようになり、
「竜のおばちゃーん!」と駆けて来る姿。その後ろのお母さんの笑顔
「どれどれ どのくらい重くなったかな?」と抱き上げるのが日課。
ある時には20分くらい話しを聞く事もあります。
この子たちが小学校に上がり中学生になり
高校生大学生と成長していく姿を見れる事。
92歳の宵っ張りの朝寝坊の義理母の励ましの言葉、
突然に襲われないか心配しながら送り出してくれる夫の理解。
この活動に賛同してくださり、美化活動に参加して下さる人。
職場や地域に、この活動を広めてくださる人も出てきました。
平成20年からペットボトルのキャップ回収も始めて、
より多くの人とのふれあいが出来るようになりました。
このように支えてくださる人々の温かさを受けて
今の活動を続ける事が出来ています。
お金では得られない貴重な体験をさせてもらえる事にも感謝です。
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