小原民子の作品ブログ

絵を描いているので,ときどき紹介したいとおもいます

「線」について

2013-02-18 | 創作日記

2007 7.15

      そのようなわけで、「線」があらわれたのだった。

     「痛みをとおりすぎると プリミティブになるんですよ」

      今日はどんな1日だったか?

     夕方の18:00時過ぎにバーミリオンが外に見える日だった。

     日本中は大嵐の日。台風がいつ上陸するかそれるかひやひやする1日。

      あの花。マリのようにボール型にポコポコ咲くゼラニウム?

     どうしてだか今日は夕暮れに映えて赤が際立つ日だった。決してよい天気ではない。

     雨も小降りに降っていた時間帯もあった。快晴に天然の赤は映えるだろうか?

     日光負けするだろうか?一関のアジサイを見に行くとすれば今日だったのに・・・。

      いちばん最初の勢いの線が勝ったのだ。今日の頭に。これからどうしようか

     思い出そうかどうのこうの の前に、もうすでに在るものとしての曲線が勝利したのだ。

     いつかこうなるとは思ってはいたものだが。西の天気は大荒れなそう。私は今日、

     いきなり銀色とみず色のカラースプレーをつかんだ。1~2年ぶりだった。どうして?

     あの吹き散る霧のにおいに耐えられないくせに、勢いだけだったのだ全く!

      混ぜるということはない。混ざるのだ。

      確かにつよく軽快な線は在る。

      いちばん底に脈々とリズムをはぐくむ。ヘビの曲線に見入ったばかりだった。

     夢では栗の木の上にオレンジ色のニシキヘビが(顔はサルっぽい)うねうねと

     その幹にもたれこちらを見ていた。そのとき曲線がわたしのものになった。

     筆も耐(絶)えた。今日は。偶然だ

     


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