暇人ブログ

支持政党・なし/信仰する宗教・なし/ただひとつ願うのは、
誰もが平和で幸福に生きる権利を持つこと

検察リーク=マスコミは検察の言いなり

2009年03月15日 | 報道/ニュース
検察しか知りえない情報が連日報道されるのは何故か?
今までの検察がらみの事件を振り返ると
ローッキード、リクルート、ライブドア、など
いったん検察の取調べを受けると
すべての報道機関が徹底的な個人攻撃を始めるのは何故か?
検察はあくまで極悪人をつかまえる正義のヒーローだと思わせて、
世論の味方をつけたいのだろう。


■引用始まり(『検察を支配する「悪魔」』より元特捜検事・田中森一氏の記事)

マスコミは検察の言いなり

大マスコミは検察の言いなりやからね、
現場で見ていても、新聞やテレビといった大マスコミは、検察に上手にコントロールされているとういう感じがする。
大マスコミによる検察批判なんて考えられませんね。
(中略=KSD事件で朝日が検察に不利な記事を書いたことで検察への出入り禁止になったという記事)
出入り禁止処分にはランクがあって、軽いのは特捜部への出入り禁止。
少し重くなると、地検への出入り禁止となり、ひどいと検察庁の庁舎内への立ち入りも断られる、
一方、取材する側の司法記者から見れば、特捜が手掛けるのは社会的な影響の大きな事件なので、スクープできれば手柄になる、
裏を返せば、他者に抜かれるとクビが危ない。
そこで夜討ち朝駆けで、特捜部長や副部長から情報を聞き出そうとするわけだけれど、覚えがめでたくないと、喋ってもらえない、
検察に不利益なことを少しでも書く記者には、部長も副部長も一切、情報を教えません。
だから、どうしても検察側の代弁に終始してしまう。
仮に、これに疑問を感じて、独自の取材を展開し、すっぱ抜いて報道したら、「てめえ。事件を潰す気か」と、検察側の怒りに触れる。
記事を書いた記者だけでなく、その社の人間は、出入り禁止。
情報がまったく入ってこなくなる。
マスコミにとっては致命的な状況に置かれるわけです。
検察とマスコミでは上下関係ができていて、マスコミは検察に対しては無抵抗状態というのが現実です。

■引用終わり


検察が本当に「正義」なのなら
マスコミにどんなことを書かれようが真実の罪人を裁くことができるはずです。
今までの事件が
どれもこれも真実の「悪・罪人」はお縄が及ばず、蜥蜴の尻尾切りで終わっています。
むしろ叩きやすい権力の中枢ではないからこそ見せしめに裁いてこれたのでしょう。
それが「国策」以外の何なのでしょう。
検察は「正義」のヒーローだと自己陶酔しているだけ
そうとしか思えません。
国民も馬鹿ではないから、
もう
マスコミにも検察リークにも騙されないと信じたい。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なりふり構わぬネタ元確保 (ハン権力)
2009-03-22 19:57:40
全く同感です。
朝日新聞3月20日の記事はひど過ぎて笑ってしまいます。元東京地検特捜部検事に「検察には説明責任はない」という(身内の擁護)記事を書かせています。
朝日新聞は過去のアレルギーでここまで落ちてしまったのか…検察に媚を売らなければ死活問題なのか…でも、余りにも最近の朝日記事は(取材能力ゼロが露骨すぎて)面白すぎるので、購読はしばらく続けてみようかと思ってます。
大本営発表をこの現代にやってくれるマスコミも少なくなるでしょうから。
返事がおくれました・・・m(__)m (暇人)
2009-03-27 16:24:23
こんな検察リーク=報道を信じさせられて、
まんまと騙される人たちも多いのでしょうね。
こうなるとあの世論調査も疑問に感じます。
でも、国民はもう気付いていてあの世論調査自体が訝しいものだと思えてきます。