ナポレオン・ヒル

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ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション2012開催

2011年09月30日 | ナポレオン・ヒルについて
2012年、3月14日、15日にマレーシアの首都クアラルンプールにて3回目の、「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション」が開催されます。

3回目の今回のゲストスピーカーは、ディーパック・チョプラ博士です。



詳細はこちらから

ナポレオン・ヒル17の成功原則

2011年09月26日 | ナポレオン・ヒルについて

1. Definite Major Purpose/Starting point of all achievements


2. Master Mind Alliance/Alliance of two or more mind in a spirit of perfect harmony


3. Applied Faith/Faith without works is dead


4. Going The Extra Mile/Great achievers go the extra mile while most people conform to mediocrity


5. Pleasing Personality/Your personality is your greatest asset or liability. It embraces everything you control, your mind, your body and your soul.


6. Personal Initiative/“You cannot be free until you learn to do your own thinking and gain the courage to act on your own Personal Initiative”


7. Positive Mental Attitude/“Nothing great was ever achieved without a positive mental attitude”


8. Enthusiasm/When enthusiasm comes in at the front door, worry runs out the back door.


9. Self-Discipline/Self-control calls for a balancing of the emotions of your heart with the reasoning faculty of your head.


10. Accurate Thinking/Accurate thinking is the foundation of all successful achievement


11. Controlled Attention/Controlled Attention is organized mind power


12. Teamwork/Harmonious cooperation is a priceless asset which you can acquire in proportion to your giving


13. Learning From Adversity And Defeat/Most so-called failures represent only a temporary defeat that may prove to be a blessing in disguise


14. Creative Vision/Nature yields her most profound secrets to those who are determined to uncover them


15. Sound Health/The mind and the body are so clearly related that whatever affects the one affects the other.


16. Budgeting Time And Money/Time is like money in the bank if used correctly by investing it with wisdom


17. Universal Law/The orderliness of the world gives evidence that all natural laws are under the control of a universal law.


2007年ナポレオン・ヒル・インターナショナルコンベンション参加レポート

2011年09月26日 | ナポレオン・ヒルについて
■2007年ナポレオン・ヒルツアー&コンベンション

3月4日(月)~16日(金)の12日間をかけて、「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・ツアー&コンベンション2007」が開催されました。

「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・ツアー&コンベンション2007」と題するこのイベントは、ナポレオン・ヒル財団の「世界をより住みやすい場所にする」と言うミッションのもと、多様性とニューアジアを象徴する国、独立50周年を迎えた、マレーシアにて開催されました。

ツアーは、世界から集った参加者を伴いながら、東洋の真珠と称され、現マレーシア首相の生誕地でもあるペナン島に始まり、お茶のメッカである高原-キャンメロンハイランド、東のビーチリゾート-クラブメッド・チェラティン、新行政区プトラジャヤなどを巡り、各地で世界の財団公認インストラクターが、ヒル博士の17の成功哲学をレクチャーして回るというもの。

また、3月12日(月)13日(火)の両日を通しては、プトラジャヤにある巨大なコンベンションセンターPICCにて、ゲストスピーカーたちが、ヒル博士の哲学をいかにして自分の人生に活かし、成功したのかをスピーチする、インターナショナル・コンベンションの二部で構成されています。

開催期間を通し、マレーシアの豊かな自然を体感しながら、「世界をより住みやすい場所にする」ために、それぞれが善く生きるということを、ヒル博士の哲学を通して互いに深めあう、そんな素晴らしいイベントとなりました。

12日(月)のインターナショナル・コンベンション開催のオープニングには、マレーシア第五代首相であるアブドラ・バタウィ氏が来場され、20分にも及ぶ、心からのスピーチをいただきました。
そしてこの度、マレーシア発展に貢献してきたアブドラ・バタウィ氏の功績に対し、ナポレオン・ヒル財団より、「グローバル・リーダーシップ」のアワードが授与されました。

またその後も、財務大臣イェン・イェン女史、観光大臣テングク・マンソール氏等、マレーシアを支える要人たちが続々と会場へ駆けつけました。

開催当日の夜に催されたパーティーでは、マレーシア国王が列席なさる予定でしたが、急遽体調の都合で今回はキャンセルとなってしまいましたが、それでもとにかく素晴らしいコンベンションでした。

ヒル博士の哲学を教育に反映させていくことは、マレーシアの更なる発展につながっていくとの見解を、それぞれの方が口にされ、まさに国策としてヒル哲学を国民に普及していくというような勢いを感じました。その模様は、翌朝すぐさま地元有力紙「スター新聞」を通じて、マレーシア全土へと報じられました。


■マレーシアについて

イギリスからの独立50周年を迎えるマレーシアですが、近年の目覚しい経済発展を牽引してきたのが、第四代首相のマハティール・ビン・モハマド氏でした。マハティール首相は22年もの長きにわたる政権を通し、欧米からではなく日本や韓国などのアジアから国づくりを学ぼうという「ルックイースト政策」や、2020年までに先進国入りを果たそうという30年間ヴィジョン「ヴィジョン2020」を打ち出してきました。

氏のヴィジョンは見事に結実し、新空港を始め、鉄道、地下鉄、モノレール、道路住宅はことごとく新しく整備され、ペトロナス・ツインタワー、マレータワーは国家発展の象徴としてクアラルンプールの街に高々とそびえ立ち、ハイテク工業団地「サイバージャヤ」や行政都市「プトラジャヤ」がその基幹を動かし、世界的コンベンションセンターKICC、PICCが用意され、豊富な観光資源を活かした大型リゾート施設が数多く開発されてきました。

また、そうしたハードだけではなく、それを動かしているソフトとしての“人”づくりも同時に行っていきました。英語はもとより、主張ができる力、おもてなしの心、多様性を受け入れる柔軟な発想、そして世界の優れた先端の教育ノウハウを躊躇なく取り入れていったのでした。

一通りの成果を得た2003年には、副首相であった、アブドラ・バタウィ氏にその座を譲り渡したのでした。第五代首相となったアブドラ・バタウィ氏は、前首相がバランスを取り得なかった、マレー系、中国系、インド系という異なる3種の多様性(ダイバーシティー)を受け入れ、グローバルな視点でアジアをリードしていくという考え方と、その業績に対して、この度ナポレオン・ヒル財団より「グローバル・リーダーシップ」のアワードが授与されたのです。

■クリスティーナ・チア女史について

そのマレーシアにあって、ナポレオン・ヒル博士の哲学を20年にもわたって普及し続けてきたの人が、今回のマレーシア側の主催者である、クリスティーナ・チア女史です。米国公認インストラクターでもある女史は、「ナポレオン・ヒル・アソシエイツ」の代表として活躍し、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、タイへもその活動を広げ、書籍、セミナーなどの多くのコンテンツを通して、ヒル博士の哲学を普及してきました。

そうした長年にわたる地道な普及活動を通して、着実にリーダー層へとそれらを広げ、今回の首相、財務大臣、観光大臣そして国王のコンベンション参加にまで、気運を高めていったのです。それはまさに、クリスティーナ女史の強い信念と、それを支えるマスターマインドに基づく成果に他なりません。
かつて、アジアでは、初代フィリピン大統領のマニュエル・ケソンがそうであったように、またインド独立の父、マハトマ・ガンジーがそうだったように、ヒル博士の哲学は、独立の自主の精神と国家の運営へと活かされてきました。
思えば、ウッドロー・ウィルスン大統領、ウィリアム・タフト大統領、フランクリン・ルーズベルト大統領なども、ヒル博士の哲学に触れていたことを思えば、マレーシアにおいても政治や教育にこの哲学を活かそうというのは、当然のことと言えるかもしれません。

■ツアー&プレゼンテーション

さて、今回ツアーでは、世界の公認インストラクターたちが以下のとおり、各地を巡りながら、ヒル博士の17の哲学をレクチャーして周りました。

日本からは、日本人として初の米国財団公認の栄をいただくことができました私と、アジア/太平洋本部のインストラクターである鈴木氏による、「チームワーク」のレクチャーが、東のビーチリゾート、クラブメッド・チャラティンの開放感ある自然な空気の中で行われました。

米国財団本部にて現在開講されている、インターネットを通した「ディスタンスラーニング」コースのインストラクターであり、米国パデュー大学にて、はじめて開催された「PMAコース」のインストラクターとしても活躍されてきたライト教授の「資金と時間の活用」のレクチャーは、さすがのいぶし銀で、参加者からの敬愛を受けていました。

また、「クリエイティヴ・ヴィジョン」のセッションでは、自然から感じるワークとして、米国パデュー大学構内にある「ナポレオン・ヒル・ワールド・ラーニング・センター」にてジュディー・ウィリアムソン女史のサポートを担当している公認インストラクタ-、ユリエル・チノ・マルティネス氏による、ラビリンス(迷宮)を歩く実習、ナポレオン・ヒル財団副理事長で弁護士のマイク・バトル氏による「タイチ」の講習へと続きました。

ここクラブメッド・チャラティンにて私のルームメイトになったのが、ナイジェリアから単身やってきたチマでした。
現在35歳の彼はイタリア、ピレリ社のナイジェリア法人で働いていましたが、そこを解雇されてしまったのです。もともとクリスチャンの彼は、バイブルの大切さを知ってはいましたが、日常への実用化の難しさを感じていました。そんな中で出会ったのがヒル博士の「Think&Grow Rich」でした。これだと思いすぐさまインターネットで財団を調べ、「ディスタンスラーニング」コースへの入学を決めたのです。
以来ライト教授のかわいい教え子として、学び、そこを卒業し、推薦を受けて今回の参加につながりました。

なんと言っても、米国財団公認インストラクターとなること。
そんな決意を持っての単身での参加でした。
一緒に部屋にいると夜中に(時差の関係で)何度も現地から彼の携帯に電話がかかって来ていました。(眠いのにそのたび起こされました・・・)
電話はどれも20秒ぐらいで切れてしまいます。それは、遠くナイジェリアからの電話です。きっと電話代がかさむからですね。それらはすべて奥さん、両親、兄弟、友達からの「受かったのか?」「無事か?」という心配の声でした。どこの国も同じですね・・・。
彼の夢は教会を立てる事だそうです。

そしてツアーは、いよいよコンベンションホールへ。プトラジャヤにあるPICCへとたどり着くと、今までツアーで見ていた人たちの顔が、大きな看板となって姿を現しました。リゾートでみせた穏やかな顔つきが一変、明日からはじまるインターナショナル・コンベンションへの期待と緊張へと変わっていきました。

回のこのイベントのすべてを取り仕切ったのが、トニー・モーゼス氏とその奥様のバマさん。クリスティーナ女史との出会いから、マスターマインドとなり、共にここまでイベントを創りあげてきました。彼の素晴らしいコーディネート力は、これぞまさにインターナショナル級だというのが、数々のイベントを経験してきた私の直感です。

12日(月)、2500名を越える観客を集めて、いよいよインターナショナル・コンベンションが開催されました。

オープニングは、華やかなダンスからスタートし、主催者であるクリスティーナ女史、ナポレオン・ヒル・ワールド・ラーニング・センターの事務局長で、元高校校長のジュディー・ウィリアムソン女史からの開催の挨拶からスタートしました。
そして観客のスタンディングオベーションに迎えられて、いよいよマレーシア第五代首相アブドラ・バタウィが登場すると、会場の熱気とそのオープニングは最高頂に達しました。

20分にも及ぶそのスピーチでは、多様性を尊重すること、教育に力を入れていくということが、穏やか語り口の中にも、確固たる信念を持って語られました。
そのスピーチのあと、ナポレオン・ヒル財団の理事長で、メリルリンチの役員でもあった、ジェームス・オールソン氏より「グローバルアワード」が首相へと授与されました。

これも、ジュディー女史とクリスティーナ女史の強力なマスターマインドアライアンスが無ければ、到底実現できなかったことでしょう。
5年越しで叶えた夢を前にジュディー女史は、コンベンション中、私たちにポロっと言いました。
ここまで来るまでには「ノット・トゥー・イージー」(簡単ではなかった)と。



さあ、最初のゲストスピーカーはアメリカを代表するトップモティベーターのボブ・プロクター氏です。
白いスーツに身を包んだ洗練された振る舞いと身のこなし、プレゼンテーション力は、さすが40年のキャリアを誇ります。まさに圧巻。ヒル博士のぼろぼろになった「Think&Grow Rich」を手にされながら、自分がいかにヒル哲学に影響を受けてきたのかを熱く語ってくださいました。


2番手は、ナイチンゲール・コナント社社長のビック・コナント氏。ツアー中、すべての人にわけへだてなく気さくに気配りとやさしさを忘れない真のジェントルマンです。
ヒル哲学の歴史、そしてナイチンゲール・コナント社の歴史を穏やか語り口で語ってくれました。
印象的だったのが、創業者の父ロイド・コナント氏とナポレオン・ヒル博士と共に写真に写った、若き日のビック氏です。
父の使っていた「Think&Grow Rich」はビック氏へ、そして現在は3代目で息子のカールソン師へと引き継がれているそうです。
また、ナイチンゲール・コナント社の看板講師として、R・ナイチンゲール氏、ロイド・コナント氏と若き日からマスターマインドを組んできたのがボブ・プロクター氏で、その二人の死後、親代わりとしてビック氏、そしてカールソン氏のメンター、家庭教師となってくれているそうです。そうして引き継がれていく伝統が、なんとも素敵で、また微笑ましくもあるなと思いました。


そして3番手は、チャーリー・トリメンダス・ジョーンズ氏。自分のことをトリメンダス(ものすごい)と自称される面白い方です。芸暦は50年以上。現在も80歳を越えているのが信じられないくらいパワフルで、会場を爆笑の渦に巻き込んでいました。しかし、そんな彼も今は癌と戦っているそうです。


ナポレオン・ヒル財団前会長のクレメント・ストーン氏も、なんと101歳まで生きました。本当にPMAは生きる力をも与えてくれる、素晴らしいものだと思いました。またそれを伝えていく仕事に決して終わりなどないし、40年、50年世界を巡りながらそれを説き続けてきた人たちの姿に、真のプロフェッショナルを見いだしました。古き物の中に、しっかりと本質の学びが根付いていると実感しました。

さて、昼食を挟み午後からは、各公認インストラクターたちが、3つのホールに別れての分科会です。9名の講師によって様々なレクチャーが行われました。

初日の最後は、ポリオを患いながらも、乗馬、スキューバダイビング、ボーリング、(ハイスコアはなんと196)、そして飛行機も自ら操縦するというヘンリー・ホールデン氏です。
ヘンリー氏はこれまで俳優として全米の数々のテレビショーにも出演してきました。
彼の口癖は「オーバーカム」。つまり自分を越えること。常に逆境が訪れ、自分を試すと彼は言います。このツアー中ですら、ここまでたどり着くには多くの段差や階段を前に、それらを乗り越えるという試練に鍛え、いよいよこのステージに立ったわけですから。
そんなヘンリー氏が壇上にまさにかけ上がったとき、ツアーの参加者、そして会場からは、多くのヘンリーコールが起こりました。壇上の彼は本当にキラキラと輝いていました。


初日の夜は王様を迎えるパーティーです。
プトラジャヤにある高級ホテル、マリオットホテルにてその会は催されました。
王様を迎え入れるためのロイヤルカラーである黄色をモチーフとした豪華なコーディネートは圧巻。それぞれフォーマルにドレスアップした関係者は真のレディーズ&ジェントルマン(淑女と紳士)でした。
結果的に残念ながら王様は体調を崩され、パーティー出席はキャンセルとなりましたが、素晴らしいショーの数々にすっかり私のお酒も進み、ステージにて華麗な?ダンスを存分に披露してしまい、翌日にはみんなから、「パーティーアニマル」?との栄誉あるアワードをいただくことになってしまいました・・・。

ともあれ、会場での財務大臣イェン・イェン女史のスピーチは素晴らしく、国際社会にあってマレーシアがどうあるべきが、またアジアの女性はどうあるべきかを力説されました。その魂は聴衆の心をも揺るがし、聴衆もスタンディングオベーションでそれに応えました。
ものすごく上手なスピーチで、アメリカ人でもここまでできるかなと思うくらいのものでした。


2日目は、観光大臣テングク・マンソール氏をお招きしての開会となりました。観光資源の豊富なマレーシアを内外にアピールするのがお仕事だけあって、堂々落ち着いた貫禄はさすがです。
観光大臣からは、財団役員、関係者に対して、感謝の盾が一人ひとりに手渡たされました。


そして、昨日と同様、ボブ・プロクター氏、チャーリー・ジョーンズ氏のスピーチを終えると、今度はジョー・ルイス・ダドリー氏が登場しました。
ジョー氏は極貧の黒人家庭に育ちました。貧困から抜け出すために、人生をもがきますが、うまくいきませんでした。いよいよ所持金が10ドルとなってしまった時、手にしたのが「Think&Grow Rich」でした。彼の中にはあるアイディアがひらめき、それを実行に移しました。
台所で黒人向けのヘアケア商品を作り始めたのです。当時は黒人の固い髪質に合うシャンプーがありませんでした。それが口づてに広がり、やがてダドリー社はヘルスケア商品全般を扱う巨大会社へと発展し、今ではかつて育った掘っ立て小屋が、見事な豪邸へと変わったのでした。

黒人差別の中、決して諦めなかったジョー氏の魂からの言葉が聴衆の胸を打ちました。
「ネバー ネバー ネバー ネバー ネバー ネバー ネバー ネバー クイット!」
断じて諦めるな!という魂からの言葉・・・。

普段は物静かなダドリー氏でしたが、一度その口を開くと魂は、そのスピリットは、熱いエンスージアズムとなって伝染しました。

午後からは、若きビリオネアー若手ブラット・マリン氏とテレル・サミュエル氏です。
彼らはビジネスパートナーとしてインターネットでゲーム、音楽、映画を配給するE3フレックス社を立ち上げました。
そのビジネスモデルと将来性を、若者らしく夢を持って語ってくれました。

彼らがこの度契約をした映画、「ミリオネアー・アウェイクン・シークレット」。そのドキュメンタリー映画を作ったのが、もと英国BBCのフリーディレクター、マーティン・デュッケルトン氏です。

インターナショナル・コンベンションのいよいよ最後のフィナーレを飾ったのは、その彼のドキュメンタリー映画でした。

BBCアワードを受けるほどの実力の持ち主。ハリウッドではジュリア・ロバーツなどの作品をディレクションしてきた実績を持つ彼ですが、現実は厳しく、破産同然となり、敗北感に打ちひしがれ、故郷の英国に舞い戻ります。心配する両親や兄弟、友人に支えられますが、そんな敗北感を背負った彼を大きく変えたのが、落ち込む彼を励まそうと友人がくれた一冊の本。それが「THINK&Grow Rich」。砂漠に水が染み込むように、敗北感に打ちひしがれた彼の心に、PMAスピリットが吹き込まれたのです。

ヒル博士の数々言葉に触れ、次第に活力を取り戻すと共に、あるクリエイティヴ・ヴィジョンに導かれました。
「現代の成功者たちは何を考え、どのように成功したのか?」
「現代の成功者もヒル博士の成功哲学に通じるのか?」

それを確かめるべく、布団から飛び出し、再び活動を始めました。思い浮かぶ成功者に片っ端から電話で面談のアタックをし、それをインタビューしていこうというもの。
それは、さながら21世紀のヒル博士のようでした。

多くの人に断られながらもめげずに向かっていく姿は素晴らしく、本当に感動の映画でした。
かつて私も一時的敗北に打ちひしがれ、一人布団の中でその本を読んでいた姿が、その映像の中のマーティン氏とダブリ、本気で号泣してしまいました。

そんなマーティン氏の活動を支えてくれたのも、知り合った公認インストラクターのフレッド・ウィッケリング氏でした。30年に渡ってヒル博士の哲学を学び、それを不動産業界で実践し、成功してきたフレッド氏が、その活動資金を援助してくれたのです。そんなフレッド氏もまた、自分の誕生日の日にあたるコンベンション当日に、自分の本も生まれるという奇跡を起こしました。それも彼のそうした黄金律実践からの、神様からのギフトだったに違いありません。

映画の権利を買い取った先述の3Eフレックスの若き二人の経営者がマーティン氏に契約小切手を渡しているシーンで終わりました。
3年に及ぶ、マーティン氏の一時的敗北は、今後の彼を大きく飛躍させるための仕組まれた試練だったに違いありません。
きわめてハイクオリティーで感動的な、このドキュメンタリー映画は、今後彼自身の人生と、ネットを通してそれを観ることになる、世界中の多くの人の人生を変えるきっかけとなるに違いありません。


■全てが終わって

最後となった食事会は、マレーシアの衣装に着替えてのさよならパーティーです。
パーティーの終わりは、私のルームメート、ナイジェリアからやって来た、チマのサーティファイドプレゼンテーション(公認を決める)でした。

いつ、サーティファイドプレゼンテーションをするのかは、親分ジュディーさんの胸三寸です。ようやくいよいよ最後にチマの番が回ってきたのです。

これが取れなくてはナイジェリアに帰れない。そんな想いのこもったプレゼンテ-ションでした。テーマは「習慣形成力の活用」。
がんばるチマの姿に、今までの旅の思い出が重なり、目頭が熱くなりました。

昨年、私がそうだったように、彼もまたプレゼテーションが終わると、力を出しきったのか、全身から、すべての力が抜けていました。

プレゼンが終わると、ライト教授、財団幹部、ジュディーさん、そして先輩の公認インストラクタ-たち、聴衆みんながOKを出してくれ、見事公認インストラクターのライセンスを獲得したのでした。

おめでとうニューインストラクター チマ! 
ナイジェリアの若きリーダーとして、活躍を期待しています。

■編集後記

本当に今回のイベントは色々な意味で私の次元を変えるほど素晴らしいものでした。
クレメント・ストーン氏が2000年に亡くなられてから、新しいメンバーで財団が構成されました。会長がご病気で存命中の1990年代にはほとんど主だった活動が行われませんでしたが、以来ジュディー女史の奮闘、財団幹部の協力、そして田中会長を理事長としたアジア/太平洋本部としての日本、そしてマレーシアのクリスティーナ氏の固いマスターマインドの絆が、いよいよ大きな実をならしたのが今回でしょう。
いよいよ来年2008年は、ヒル博士が、カーネギーと出会ってちょうど100年にあたります。
こんな時代の変化の速い現在にあって尚、こうしたヒル博士の哲学が必要とされるのはなぜなのでしょうか?
それは、カーネギー、ヒル博士、そして偉大な先人たちが受け継いできた、真の人として生きるための生き方の叡智が、そこにあるからに違いありません。


アインシュタインはこのような言葉を日本に残しています。
「世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。吾々は神に感謝する、吾々に日本という尊い国を、作って置いてくれたことを・・・・」

しかし、私はマレーシアの発展、教育水準を見るにつけ、そしてインド、中国、フィリピンの成長を見るにつけ、これからの日本を疑ってしまいます。

マハティール前首相はかつて、大変な親日家で、息子や娘を日本に留学させ、自分自身も50回以上も日本を訪れ、技術もそうですが、思いやりの心や、勤勉さなど、人としてのあり方なども吸収していったと言います。

それは、戦時中の学生時代、バナナ売りをしていたときに触れた日本人の美しき徳からでした。他の国の兵士の中にはお金を払わずバナナを持っていく人がいるのに、日本人は律儀にきっちり端数までお金を払ってくれたという経験からなのです。

しかし、現在の日本の精神的な荒廃を見るにつけ、かつて日本を訪れたマザーテレサが嘆いたように、その姿に大変な危機感を覚え、首相を退いてから、
「アジアから日本への提言」
「立ち上がれ日本人」
「日本人よ、成功の原点に戻れ」
と矢継ぎ早に、その本を通して私たちにメッセージを送ってくれています。

西洋と東洋をうまく織り交ぜられるのが日本という国なのではないでしょうか。
今の西洋主義一辺倒ではなく、かつて西洋人も驚き、尊敬した古き良き日本人の高潔な精神こそ、切り捨てるものではなく、今再び私たちが取り戻さなければならないものなのではないでしょうか。

私は確信しています。
ヒル博士の成功哲学は、そうした西洋的な思想の善い所と、東洋的な思想の善い所が見事に調和して織り込まれていることを。

私は決めました。
日本の教育界や行政にもこの哲学を普及させることを。

それを、日本の多くの人たちが学ぶことを通して、
西洋と東洋をうまく織り交ぜた、日本独自の文化が紡ぎ上げられることでしょう。
それが21世紀に問われている私たちが受けるべき役割に違いありません。

熱意を込めて
ナポレオン・ヒル財団公認インストラクター
網中 達也


2010年ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション参加レポート

2011年09月26日 | ナポレオン・ヒルについて

2010年、6月23日~27日まで、マレーシア、ボルネオ半島の都、クチンにて第2回となる「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション/NHIC」が開催されました。
「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション」は、2007年にナポレオン・ヒル財団の“Making the world a better place in which to live”「世界をより住みやすい場所にする」というミッションのもと、独立50周年のマレーシアにて第1回目が開催されました。

主催はアメリカのナポレオン・ヒル財団本部ですが、それをマレーシア側からサポートしたのが、クリスティーナ・チア氏です。弁護士でもある氏は、マレーシアにてナポレオン・ヒルのコンテンツを、日本を除くアジア全域に広めている、ナポレオン・ヒル・アソシエーツ・グループの会長を務めています。

グループは現在までに、シンガポール、ニュージーランド、香港、中国へと広がりを見せており、2007年に行われた第1回目のコンベンションでは、首都クアラルンプールに、当時の首相アブドラ・ガダビー氏や金融大臣イエン・イエン氏など政府高官を招き、3000名のリーダーたちをアジア全域から集め、見事にそれを成功に導きました。(マレーシアではこうした世界の優れた教育コンテンツを国家レベルで導入しています)

今回はその2回目となり、「大自然(ネイチャー)と人間(ヒューマン)の融合」をテーマに、自然の森林が多く残り、森の神さまであるオラウータンが生息する、ボルネオ島で開催されたのでした。

今回の注目は、ナポレオン・ヒルの孫にあたる、Dr.J.Bヒルさん、そしてあの、チョコレートチップクッキーを世に広めた、エイモスクッキーの創業者で、ナポレオン・ヒル・ゴールドメダリストでもあるウォリー・エイモス氏が参加された事でしょう。

エイモス氏のトレードマークはウォーターメロン(スイカ)。なぜスイカと言えば、かつての黒人はスイカは作れども、決して口に入れる事ができない高価な白人のためのフルーツだったそうです。
それを黒人が口にするというのは大きなチャレンジを意味したわけです。しかし、誰かがその口火を切ったからこそ、今では当たり前のようにスイカを皆が口にしています。そのシンボル、メッセージとして彼はそれを世界中に説いているのだそうです。

終始笑顔で、そして深い思いやりを持って皆に接するウォーリー氏に大変感銘を受けました。

2日目のお昼にはサワキ首長が登壇し、この国の未来について力強くお話をしてくださいました。
昨今の日本では感じる事のできない、リーダーとしての存在感とオーラを感じましたし、英語でしっかり語られるスピーチを通して、自分の考えしっかりとお持ちだなと実感しました。

そして、また何よりこの国で驚かされるのが、ビジョンの力です。すでにかつて2020年までに先進国入りを果たすという4代目マハティール首相時代に掲げた「ビジョン2020」の次に「ビジョン2030」を掲げていることです。このビジョンは、国民の殆どの人が知っていますし、町のそこここにバナーとしてそれが掲げてあることです。本当に日本もこうした姿を学び逆にアジアの成長国から学ぶことはたくさんありますから今では「ルック東南アジア」というところでしょうか・・・。

次回の開催は2012年になります。捉え方によっては、様々な予言が示す不安な2012年ですが、ここマレーシアよりPMAのポジティブなエネルギーを放ち、財団の掲げる、「世界をより住みやすい場所にする」というミッションを、この混迷の世界にあっても推し進めていくことでしょう。

米国ナポレオン・ヒル財団認定インストラクター
網中 達也

2007年-第5回「ナポレオン・ヒル・ウィーク」参加レポート

2011年09月26日 | ナポレオン・ヒルについて
2007年-第5回「ナポレオン・ヒル・ウィーク」開催

5月7日(月)~11日(金)の5日間、アメリカ・インディアナ州、パデュー大学カリュメット校内にあるナポレオン・ヒル財団の専門教育機関である「ナポレオン・ヒル・ワールド・ラーニング・センター」にて、5回目となる「ナポレオン・ヒル・ウィーク」が開催されました。
これは、同大学のオープンカレッジとして、地元の住民はもとより、広く世界から、ナポレオン・ヒル博士にゆかりのある人たちが一同に会し、交流を深め、現代にあってより輝きを増すヒル博士の成功哲学を、「世界をより住みやすい場所にする」という使命のもと普及をしていこうというものです。

この期間中、世界で活躍している米国認定インストラクターたちが、ヒル博士の哲学をベースにそれぞれのテーマでプレゼンテーションを行っていきます。



初日にあたる7日は、2007年3月に11日間にも及ぶ、「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション」を大成功に導いた、ナポレオン・ヒル・ワールド・ラーニング・センターの事務局長ジュディーさん、そしてマレーシアの米国認定インストラクター、クリスティーナ・チアさんによる、マレーシアでの報告から始まりました。

クリスティーナさんは、マレーシアで弁護士をする傍らで、「ナポレオン・ヒル・アソシエイツ」の代表として長年にわたって積極的にマレーシアの政財界・教育界にヒルの哲学の普及に従事してきました。
首相、財務大臣、観光大臣を招いての今回の国際的コンベンションの成功はナポレオン・ヒル財団にとっても、新たな歴史の一ページとして語り継がれることでしょう。

そして、そのマレーシアでも一際大きな話題を振りまいたのが、ドキュメタリー映画「ミリオネアー・アウェイクン・シークレット」を制作した、イギリスの元BBCプロデュサー、マーティン・デュッケルトンさんです。自身の体験談に続きその映画が上映され、心から感動した観衆からは、惜しみのない拍手が鳴り止みませんでした。この映画は多くの人たちを勇気付けることのできる映画です。日本でも是非上映していきたいと思いますので、皆さんご期待ください。



さて、2日目の8日は、最近「シークレット」と題した、全米ベストセラーの本・DVDにおいてもその冒頭を飾っている、ボブ・プロクター氏による講演会です。地元はもとより、全米各地から150名を越える観衆が集い、今、大変旬なこの講演家の講義に、会場は熱気に包まれました。

ボブ氏が、ヒル博士の「Think and Grow Rich」に出会ったのは26歳の時。以来ビジネスの世界に応用し、大成功を収めると共に講演家としても42年間に渡り活躍をしてきた大ベテランです。
そのボブ氏が、今の自分が存在するのは、ヒル博士のおかげだと毎回声を大にして、その本を読むよう繰り返し訴えています。何度も読み返した自らの本は、もうボロボロになっていました。

その後、いよいよ日本から訪れた鈴木講師が米国認定のためのプレゼンテーションを行いました。「マスターマインド」をテーマとし、自らの体験をもとにしながらプレゼンテーションを行い、見事合格の認定証を手にすることができました。鈴木講師が「Think and Grow Rich」に出会ったのはアメリカに在住していた、かれこれ20年以上前のことだそうです。尊敬しているビジネスマンの友人の勧めでその存在を知り、それがきっかけとなってそのノウハウを取り扱っている日本のSSIに10年前に入社したのです。鈴木講師にとっても今回の認定は、自らの思考を現実化することのできた、人生で素晴らしい経験になったことでしょう。改めておめでとうございます!

その後の夜には、各インストラクターが分科会を行い、「アファーメーション」「メディテーション」「クリエイティヴ・ヴィジョニング」などのテーマでそれぞれのプレゼンテーションを行いました。



3日目は、「マスターマインド・ワークショップ」と題し、認定インストラクターのレイキャンベル氏、カリフォルニアでコーチをしているロビンさんとデンバーでコーチをしているリチャードさんの3名が、ファシリテーションを行いそれぞれ5人組になって2時間に渡って、各人が持つ課題や問題についてシェアをし、それをみんなで解決の方向へ導いていくというワークショップを開催しました。参加型のスタイルで、参加者各々が答えをみつけ、すっきりとした表情となり、終わる頃には会場はすっかり盛り上っていました。

夜からは、ジョー・ダドレー氏を招いて、Q&Aコーナーを設けての相互交流を図りました。それぞれが持つ疑問を、ダドレー氏をはじめ、様々なバックグランドと経験を持つ人たちが質問に答えていくというインタラクティヴなものでした。具体的で実践的な回答を得ることのできた参加者はとても満足げでした。



4日目の朝は、地元でアイ・ケア・クリニックを開設している、財団認定インストラクターのロレータ・レビンさんによる「習慣形成力の活用」のプレゼンテーションからスタートしました。主にその解釈が難しい、「無限の叡智」と「神」について触れながら、きれいな映像とともに神秘的なレクチャーに、敬謙な気持ちとなりました。
以後、インドのパルコンガー博士による5000年の歴史を持つというアーユールベーダによる健康管理についての講義、パッチー・ゲートリーさんによるタッチヒーリングについての講義へとその神秘は続きました。

そして、お昼にはバーバラ・へニングさんが、昨年同様、食からPMAということでヘルス・マネジメントを実際に料理をしながら、表現してくれました。さながら日本の精進料理といったものでしょうか?

4日目の夜は、地元にある教会にて、各インストラクターが講義するという、ここアメリカらしい演出でした。地域の住民の方々も気楽に足を運べるようにとセッティングされたもので、家族づれでの参加者も数多く見受けられました。



いよいよ最終日の5日目、私たちは一足先に日本に帰国をしましたので、現地から届いた様子をレポートいたします。この日は、昨年同様スチューデントの日となりました。地元の中学生、高校生を集めて、ヒルの講義をするという素晴らしい機会となりました。
若い世代の人たちに生涯の目標を設定させ、それを支援するというのも財団の活動目的の一つです。特にここでは、ラーニングセンターの事務局長のジュディーさんにとっては長年地元のハイスクールの校長先生としてヒルの哲学を学校教育に活かしてきた方だけに、思い入れが深いようでした。

若いうちから、ヒル博士の哲学に触れていくことは、例え今わからなかったとしても、きっとこれからの人生に役に立つときが来るに違いありません。

「夢は叶う。思いは実現する」。そうしたことを信じることのできる、前向きで明るい世界が、ヒル博士のメッセージを通して、伝わっていくことを願って止みません。

この日本でも、これから多くの優秀なインストラクターの輩出を通し、よりたくさんの人たちに、ヒル博士の哲学を広げていくのが私たちのミッションです。

                                            熱意を込めて 網中 達也


9月23日(金・祝)ナポレオン・ヒル「目標設定講座」開催レポート

2011年09月26日 | ナポレオン・ヒル「目標設定講座」
9月23日(金・祝)川崎にて、ナポレオン・ヒル「目標設定講座」が開催されました

☆当日の講演会のアジェンダ☆

14:00 参加目的の確認 
14:10 ナポレオン・ヒル博士について
14:25 編み出された17の成功の原則
14:30 思い込みの罠
14:40 目標について
14:50 ポジティブなものの見方
15:00 目標の設定
15:10 目標のシェア
15:15 習慣の落とし穴
15:30 幸せと一致する目標設定
15:50 体験談
15:55 まとめとアンケート

☆当日の参加者さまの声(一部)☆

■T・Oさま(40)自営業 愛知県 
目標の明確化のヒントや自分を客観的に見る事ができました。
ご丁寧な対応、セミナー 誠にありがとうございました。


■H・Oさま(60代)自営業 横浜 
本日はありがとうございました。
講師の方が独立して、ヒルの普及にご活躍されている事を知り、勇気付けられた。
私も保険代理店として発展する覚悟を決めた。


■J・Hさま(28) 技術者 東京
決めた事、行動されていて素晴らしいと思いました。
行動に変える事が重要ということなので、本を読んでみようと思いました。


■J・Hさま(26)技術者 東京 
最高のセミナーでした。他にも色々セミナーに参加していたのですが、成功するための原理原則は同じなんだと感じました。
あとは、それを実際に自分の行動に変えられるかどうか?
自分を見直すいい機会になりました。


■S・Tさま(36) 自営業 川崎 
「思考は現実化する」というキーワードに対する信念が強まった。
とりあえず、本を読みこんでみようと思う。


■T・Kさま(42) 技術者 東京 
どうもありがとうございました。応援しています。講師の誠実さがナポレオン・ヒルの力強さとタイアップしていいセミナーでした。これから宜しくお願い致します。


☆参加者さまからの質問☆

Q:なんでこれだけいい内容の講義をただでやってくれるのですか?

A:カッコよく言いますと、混迷の時代にあって、一人でも多くの日本人が自分の
  人生を充実させるための自己実現を図っていってもらいたい。
  生き方に迷っている人の少しでも一助となりたい。
  そのきっかけとしてナポレオン・ヒルを是非知ってもらいたい。
  (主催者、講師も独立人として人生にチャレンジをしています)
  (世の中にはノウハウがあふれています。迷わず本物をつかんでほしいのです)

  べたに言いますと、十分に良いとわかっていただけたら、もちろん有料、つま
  り自らの代償を払っていただき、本を買ったり、コーチングや研修を受けてい
  ただいたり、ヒル博士の生涯の集大成であるPMAプログラムを選択してもら
  いたい。 


Q:何か商品を売るのですか?

A:先の質問でも触れましたが、ナポレオン・ヒル・プログラムとは、ナポレオン
  ・ヒル博士が残したノウハウを統括した総称です。それには書籍や講座、コー
  チング、個人学習プログラムがあります。
  受講者の方々が必要とされるなら、どこからでも学びをスタートしていただき
  たいと考えています。
  (本でしたら書店で1500円もあれば、買えますものね)


Q:なぜ講演会なのに10名しか1回に入れないのですか?

A:私たちは無料といえ、一人ひとりの参加者さんとの出会いを大切にしたいと
  考えてます。
  講座では普段、参加者さんは講義を聞きっぱなしで何の変化もつくることがで
  きないのが普通ですね。(それは講師側もさみしいものです)
  事実、今回参加の皆さんは、4時の終了後も、1時間ほどそこで知り合った
  受講者さんと話したり、主催者や講師とざっくばらんな雰囲気で打ち解けて
  話をされていました。(私たちのなによりも喜びです)

  あとは加盟店としてやっていますから、1回にいっぱい来てもらっても対応
  できかねるのが本音です・・・。


Q:無料コーチングが1か月で3回もつけてくれるのもまた何か裏を感じますが。

A:ここでは、皆さんにせっかく講座で習った目標設定をもっとパーソナルに
  鮮明にしていくお手伝いをさせていただくのが目的です。
  ひとりでは本当に目標設定は難しいのです。
  そこでマスタ―マインド(パートナーやメンター)の力をコーチングを通し
  て体感してもらいます。

  また、1ヶ月の間に必ず、ヒル博士の本を買っていただき、それをもとに
  コーチングしてまいりますから、少なくとも何かを得ていただけるのです。

  それが、よかったら確認の上で継続してコーチング(有料)を受けていた
  だいたり、研修会や、個人学習プログラムの解説をいたします。
  

Q:講師はどうやって自立できているんですか?

A:ご心配をいただきありがとうございます。私たちは少なくともそれぞれ
  が9年から14年という間、この「成功哲学」を学び、教え、実践して
  きました。
  特に主催者のヒューマン・ユニティ社の代表は研修会社を通して法人
  (会社)の研修を多数受け持ち、そちらでがんばっていらっしゃいます
  し、その他にも人材・コンサルタント業などもやっていますので、そち
  らであげさせていただいている収益をもとに社会への還元という意味で
  今回この講座で実践をさせていただいています。
  (カーネギーやビル・ゲイツ、テッド・ターナーやウォーレンバフェット
   孫さんのようになりたいと・・・。額が違いすぎますが)

☆編集後記☆

秋の心地よい風の吹く中、綺麗になった川崎駅の並木道を通るとセ
ミナー会場がありました。
当日セミナーは、とてもリラックスした雰囲気の中で行われました。
アンドリュー・カーネギーとナポレオン・ヒル哲学の全体像から、
自分の目標の作り方の書き出しまで、リラックスしながらも、参加
者さん同士が互いにディスカッションとワークを通して、自分を見
つめ直す時間になりました。
来月も、また更にブラッシュアップされた内容で、講演会が行われ
ます。
1回の人数を10名様までとさせていただき、講師と実際に話のでき
る距離を大切に進めてまいります。
満席になる前にぜひ、お友達御誘いの上、お時間合せていらっしゃ
ってください!

米国ナポレオン・ヒル財団認定トレーナー
ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部認定講師

井能 崇博
Ino Takahiro