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2007年-第5回「ナポレオン・ヒル・ウィーク」参加レポート

2011年09月26日 | ナポレオン・ヒルについて
2007年-第5回「ナポレオン・ヒル・ウィーク」開催

5月7日(月)~11日(金)の5日間、アメリカ・インディアナ州、パデュー大学カリュメット校内にあるナポレオン・ヒル財団の専門教育機関である「ナポレオン・ヒル・ワールド・ラーニング・センター」にて、5回目となる「ナポレオン・ヒル・ウィーク」が開催されました。
これは、同大学のオープンカレッジとして、地元の住民はもとより、広く世界から、ナポレオン・ヒル博士にゆかりのある人たちが一同に会し、交流を深め、現代にあってより輝きを増すヒル博士の成功哲学を、「世界をより住みやすい場所にする」という使命のもと普及をしていこうというものです。

この期間中、世界で活躍している米国認定インストラクターたちが、ヒル博士の哲学をベースにそれぞれのテーマでプレゼンテーションを行っていきます。



初日にあたる7日は、2007年3月に11日間にも及ぶ、「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション」を大成功に導いた、ナポレオン・ヒル・ワールド・ラーニング・センターの事務局長ジュディーさん、そしてマレーシアの米国認定インストラクター、クリスティーナ・チアさんによる、マレーシアでの報告から始まりました。

クリスティーナさんは、マレーシアで弁護士をする傍らで、「ナポレオン・ヒル・アソシエイツ」の代表として長年にわたって積極的にマレーシアの政財界・教育界にヒルの哲学の普及に従事してきました。
首相、財務大臣、観光大臣を招いての今回の国際的コンベンションの成功はナポレオン・ヒル財団にとっても、新たな歴史の一ページとして語り継がれることでしょう。

そして、そのマレーシアでも一際大きな話題を振りまいたのが、ドキュメタリー映画「ミリオネアー・アウェイクン・シークレット」を制作した、イギリスの元BBCプロデュサー、マーティン・デュッケルトンさんです。自身の体験談に続きその映画が上映され、心から感動した観衆からは、惜しみのない拍手が鳴り止みませんでした。この映画は多くの人たちを勇気付けることのできる映画です。日本でも是非上映していきたいと思いますので、皆さんご期待ください。



さて、2日目の8日は、最近「シークレット」と題した、全米ベストセラーの本・DVDにおいてもその冒頭を飾っている、ボブ・プロクター氏による講演会です。地元はもとより、全米各地から150名を越える観衆が集い、今、大変旬なこの講演家の講義に、会場は熱気に包まれました。

ボブ氏が、ヒル博士の「Think and Grow Rich」に出会ったのは26歳の時。以来ビジネスの世界に応用し、大成功を収めると共に講演家としても42年間に渡り活躍をしてきた大ベテランです。
そのボブ氏が、今の自分が存在するのは、ヒル博士のおかげだと毎回声を大にして、その本を読むよう繰り返し訴えています。何度も読み返した自らの本は、もうボロボロになっていました。

その後、いよいよ日本から訪れた鈴木講師が米国認定のためのプレゼンテーションを行いました。「マスターマインド」をテーマとし、自らの体験をもとにしながらプレゼンテーションを行い、見事合格の認定証を手にすることができました。鈴木講師が「Think and Grow Rich」に出会ったのはアメリカに在住していた、かれこれ20年以上前のことだそうです。尊敬しているビジネスマンの友人の勧めでその存在を知り、それがきっかけとなってそのノウハウを取り扱っている日本のSSIに10年前に入社したのです。鈴木講師にとっても今回の認定は、自らの思考を現実化することのできた、人生で素晴らしい経験になったことでしょう。改めておめでとうございます!

その後の夜には、各インストラクターが分科会を行い、「アファーメーション」「メディテーション」「クリエイティヴ・ヴィジョニング」などのテーマでそれぞれのプレゼンテーションを行いました。



3日目は、「マスターマインド・ワークショップ」と題し、認定インストラクターのレイキャンベル氏、カリフォルニアでコーチをしているロビンさんとデンバーでコーチをしているリチャードさんの3名が、ファシリテーションを行いそれぞれ5人組になって2時間に渡って、各人が持つ課題や問題についてシェアをし、それをみんなで解決の方向へ導いていくというワークショップを開催しました。参加型のスタイルで、参加者各々が答えをみつけ、すっきりとした表情となり、終わる頃には会場はすっかり盛り上っていました。

夜からは、ジョー・ダドレー氏を招いて、Q&Aコーナーを設けての相互交流を図りました。それぞれが持つ疑問を、ダドレー氏をはじめ、様々なバックグランドと経験を持つ人たちが質問に答えていくというインタラクティヴなものでした。具体的で実践的な回答を得ることのできた参加者はとても満足げでした。



4日目の朝は、地元でアイ・ケア・クリニックを開設している、財団認定インストラクターのロレータ・レビンさんによる「習慣形成力の活用」のプレゼンテーションからスタートしました。主にその解釈が難しい、「無限の叡智」と「神」について触れながら、きれいな映像とともに神秘的なレクチャーに、敬謙な気持ちとなりました。
以後、インドのパルコンガー博士による5000年の歴史を持つというアーユールベーダによる健康管理についての講義、パッチー・ゲートリーさんによるタッチヒーリングについての講義へとその神秘は続きました。

そして、お昼にはバーバラ・へニングさんが、昨年同様、食からPMAということでヘルス・マネジメントを実際に料理をしながら、表現してくれました。さながら日本の精進料理といったものでしょうか?

4日目の夜は、地元にある教会にて、各インストラクターが講義するという、ここアメリカらしい演出でした。地域の住民の方々も気楽に足を運べるようにとセッティングされたもので、家族づれでの参加者も数多く見受けられました。



いよいよ最終日の5日目、私たちは一足先に日本に帰国をしましたので、現地から届いた様子をレポートいたします。この日は、昨年同様スチューデントの日となりました。地元の中学生、高校生を集めて、ヒルの講義をするという素晴らしい機会となりました。
若い世代の人たちに生涯の目標を設定させ、それを支援するというのも財団の活動目的の一つです。特にここでは、ラーニングセンターの事務局長のジュディーさんにとっては長年地元のハイスクールの校長先生としてヒルの哲学を学校教育に活かしてきた方だけに、思い入れが深いようでした。

若いうちから、ヒル博士の哲学に触れていくことは、例え今わからなかったとしても、きっとこれからの人生に役に立つときが来るに違いありません。

「夢は叶う。思いは実現する」。そうしたことを信じることのできる、前向きで明るい世界が、ヒル博士のメッセージを通して、伝わっていくことを願って止みません。

この日本でも、これから多くの優秀なインストラクターの輩出を通し、よりたくさんの人たちに、ヒル博士の哲学を広げていくのが私たちのミッションです。

                                            熱意を込めて 網中 達也



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