「インファナル・アフェアⅢ 終極無間」

（2003年　香港）

事前にネットでちらっと評判を見てたら、あまり芳しくなかったので期待せずに観たのですが・・・

いやいや、なかなかどうして。
確かに、時系列が入り組んでて分かりにくいし、各所で必死に１作目のつじつまあわせをしている感じは否めない。
だけど。
ラウの苦悩が掘り下げられていて、終盤、彼が壊れていくところは見ごたえ十分。
新たなエピソードも決してスピード感が落ちているわけではないし、むしろ情報を小出しにすることで勢いが増してるような。
よかったですよ。

そして、保安部のダンディな警官ヨンは一体誰？　と思ってたら
あの黎明！！！
いや～、ケリーチャンにしても黎明にしても、私の記憶の中では１０年前の姿のままで、しかもどちらかというと歌手としての印象が強かったので、なんだかびっくりですわ。
香港映画、美形パラダイスですな、ほんと。
こりゃ～侮れないわ～
最近韓国映画ばかりフューチャーされてるけど、ここはひとつ原点回帰？で、香港映画ももっと盛り上がるといいっすね～。