
※「流れの勘蔵」表紙借用
佐伯康英さん作の鎌倉河岸捕物控シリーズが、三十二巻目「流れの勘蔵」で完結!
2001年「橘花の仇」一巻から2018年「流れの勘蔵」三十二巻まで続く、長寿物語。
全て楽しく愛読させてもらいました!佐伯康英さん、有難う御座います。
鎌倉河岸捕物控ワールドに、浸りました。
◆鎌倉河岸捕物控シリーズのスタート・メッセージ
佐伯康英・鎌倉河岸捕物控HPのスタート・メッセージを転記
「私の小説の中で『鎌倉河岸捕物控』は特異なシリーズだ。
江戸城に一番近い鎌倉河岸の裏長屋に育った三人の若者・政次、彦四郎、亮吉と浪人の娘・しほ
を絡めて江戸版青春小説を模索した。
映画『スタンド・バイ・ミー』のように物語の向こうから、甘く切ないメロディが伝わってくる
シリーズです。是非お読みください。」
鎌倉河岸捕物控シリーズは、一巻「橘花の仇」からの読書をお薦め致します。

※「橘花の仇」表紙借用
物語は、1790年江戸・寛政から1800年享和に掛けて。鎌倉河岸のむじな長屋で育った三兄弟が成長し
家庭を持ちそれぞれの生き方を始める、が横軸。

※「鎌倉河岸捕物控・読本」表紙借用
物語の縦軸が金座裏で、家光以来将軍お目見えの十手持ち九代目宗五郎親分(北町奉行所の岡っ引)
の捕物。

※「古町殺し」の九代目宗五郎親分表紙借用
三兄弟の政次が、呉服屋手代から宗五郎方の養子で十手持ちに転身。亮吉は、以前から宗五郎親分方
へ住込みの下っぴき。彦四郎は、金座裏お抱えの船宿で人気船頭に。
捕物には、この三兄弟が関係して行く。

※佐伯康英さん鎌倉河岸捕物控メッセージ借用
◆鎌倉河岸捕物控シリーズのエンディング
17年の長きにわたる鎌倉河岸捕物控シリーズ、2018年佐伯康英さんが完結を決意。
<作者・完結の弁>
『金座裏のシリーズを支えてきた宗五郎が京からの帰路の最中、なにを想起しているのだろうと考え、
わが齢七十六と重ね合わせたとき、「旅路の果て」に一つの決意(読者諸氏には唐突にお感じになる
かもしれませんが)をみることになった。代替わりだ。
宗五郎の言葉を借りると「なんでもな、潮時というものがあらあ」ということになる』

※執筆画像借用
2018年「流れの勘蔵」鎌倉河岸捕物控(三十二の巻)完結編。
「BOOK」データベースより内容を転記
江戸は秋、瀕死の怪我を負った亮吉が本復に向かい、政次たちはほっと一安心。
一方宗五郎ら一行は、当代豊島屋十右衛門の京での本祝言を無事終え帰路に着いていた。
そんなある日、板橋宿の御用聞き仁左親分が金座裏を訪ねてきた。板橋宿で分限者や妓楼の子ども
ばかり狙った拐しが三件起きたが、その一味が江戸へ潜り込んだらしい。
政次たちは早速動きだすが、そこに影の探索方「八州方」も参入して……市井の平和を守るため、
金座裏の決死の闘いが火ぶたを切る!
平成の大ベストセラーシリーズ、ここに感涙の終幕。
目出度し々の完結、惜しいけれどしょうがない。
「鎌倉河岸捕物控」ワールドは、佐伯康英さんが誕生させたんだもんね!
佐伯康英さんの愛犬「みかん」ちゃん、バイバイ!

※執筆撮影のみかん画像借用
店主ブログへのご訪問とご拝読を、誠に有難うm(_ _)m御座いました。
又のご来訪を、お待ちしております。
全てに感謝U\(●~▽~●)У ブログ店主 金谷 拝
タイムスリップしてみたわけでもない・・
いろんな歴史書を読み漁ってその中から
想像して推理して・・人間像を書き上げる
その面白さは読み手によって皆違う。
でも こんなに多くのファンを抱える
佐伯文学の魅力はとても一日や二日で
語りきれるものではありませんね
私も 大好きです。
作家佐伯さんのファンですか!
ブログ店主は、鎌倉河岸捕物控シリーズで虜に。
現在、酔いどれ小藤次の旧&新シリーズを、楽しんでいます。
単行本を出さず、文庫本サイズ出版に拘る。
時代の先駆け?的な、面白い作家の生き方!
末永く執筆してもらいたいです。