九州旅行～３日目～

　　　　　　　　　　九州旅行３日目は、長崎に行って参りました。まずは、グラバー園の写真から。

　　　　グラバー園は、日本で最も古い木造の洋館で商人トーマス・グラバーの旧宅をはじめ、
　　　リンガー邸などを中心に９つの洋館が市内から移築・復元されてます。（写真上参照）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　グラバー邸について　～
　　　　　　　　　　建物を上からみると四葉のクローバ型の平屋で、ベランダが部屋を囲んである開放的な造りで、
　　　　　　　　　　　　　天井裏には隠れ部屋もあり、コロニアル・スタイルといわれています。

　　　　　　　　　　こちらは、グラバー邸の応接室と大食堂です。（写真下参照）　
　　　　　　　　　大食堂では、グラバー邸の当時のご馳走が再現されていました。



　　　　　　　　　　　　そして、こちらは旧三菱第二ドックハウス。（写真下参照）
　　　　　　　　　　　グラバー園の開園と共にグラバー園頂上に移築されました。

　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　～　旧三菱第二ドックハウスについて　～
　　　　　　　　　　明治29年(1896年)に三菱重工長崎造船所第二ドックのそばに建設。この洋館は、明治期建設の典型的なスタイルです。
　　　　　　　　　　　　　　　　当時は修理船の乗り組合員の休憩宿泊施設として利用されていました。

　　　　　　　　続いて、グラバー園のすぐ近くにある大浦天主堂の写真です。
　　　大浦天主堂は、「日本最古」と言われる教会で 長崎の観光名所として親しまれています。
　　　　　　中の撮影は禁止されているので、外観だけ写してきました。（写真下参照）

　

　　　　　　そして、長崎平和公園の写真です。（写真下左 ： 平和祈念像／　写真下右側 ： 平和の泉　）
平和祈念像は、1955年8月8日（昭和30年）に完成したそうです。（高さ9.7ｍ台座3.6ｍ重量30t　）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　祈念像について　～
　　　この像は神の愛と仏の慈悲を象徴し、原爆犠牲者の鎮魂と永遠の平和を願い、上に指さした右手は原爆の脅威を、
　　　　　　水平にのばした左手は平和を、 軽く閉じた瞼は戦争犠牲者の冥福を祈っているといわれています。

　　

　　　　　　　　　　　祈念像の右隣の写真は、平和の泉の写真です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　～　平和の泉について　～

あの日、昭和20年8月9日、原爆のために体内まで焼けただれた被爆者は「水を、水を・・」と、うめき叫びながら死んでいきました。
その痛ましい霊に水を捧げて、冥福を祈り、 あわせて世界恒久平和を祈念するため、この「平和の泉」が造られました。

「平和の泉」の正面には被爆当時９歳だった山口幸子さんの被爆手記の一節が黒い御影石に刻まれてあります。

　　　　　　……　のどが乾いてたまりませんでした　水に油のようなものが　一面に浮いていました　
　　　　　　　　　　　どうしても水がほしくて とうとう油の浮いたまま飲みました　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―あの日のある少女の手記から



　　　　今日で九州旅行の写真は終わりです。二泊三日でハードなスケジュールでしたが、
　　　　　各地の名所を訪れることができてとても良い旅行になりました。