【静電気を除去。水性Ag-powerコーティング】で頑張るおじさん!

ラジエーター水、オイル、燃料、空気、電気、ガスは流れてますか?

首都高や新幹線は大丈夫か 長大トンネルは新幹線に集中、老朽化著しい首都高…

2012年12月04日 08時22分33秒 | ニュースの感想

首都高や新幹線は大丈夫か 長大トンネルは新幹線に集中、老朽化著しい首都高…

2012.12.03

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20121203/dms1212031218007-n1.htm

 
 
トンネル外に運び出された、天井板崩落事故で大破したトラック=3日朝【拡大】

 山梨県大月市と甲州市にまたがる中央自動車道の笹子トンネル(全長4784メートル)崩落事故で、

県警は3日午前までに巻き込まれたワゴン車などから複数の遺体を確認。死者は9人となり、

県警では業務上過失致死傷容疑で捜査を開始した。

国内のトンネル全長トップ10は新幹線関連で占められているほか、交通量が多い首都高速道路も各設備の老朽化が著しい。

笹子以外のトンネルは大丈夫なのか。


 県警によると、ワゴン車の5遺体は、脱出した神奈川県三浦市の女性銀行員(28)の同行者で、

東京都内のいずれも20代の男性3人、女性2人とみている。

乗用車の3人は山梨県在住の70代男女と60代女性。トラックの運転手は、山梨県甲斐市の会社員、中川達也さん(50)と判明した。

県警は、他に巻き込まれた車両はないとみている。


 天井板の崩落で多数の死者を出す大惨事は国内初。

中日本高速道路によると、強化コンクリート製の天井板はトンネル最上部からのびた金具でつり下げられ、

1枚の幅が5メートル、奥行き1・2メートル、厚さ8センチで、重さ約1・2トン。

崩落した範囲から推定すると、約150枚が落下したとみられる。



 防災システム研究所の山村武彦所長は「東日本大震災や翌日に発生した長野県北部地震で生じたひずみが、

事故に影響した恐れもある」と指摘。

トンネル工学に詳しい大阪大の谷本親伯(ちかおさ)名誉教授は「しみ出した地下水などで金具が腐食し、

天井の重みに耐えられなくなった恐れがある」と分析する。



 国内の長大トンネルは北海道新幹線(予定)での使用が想定される青函トンネル(全長53850メートル)を筆頭に、

新幹線用が上位を独占。また、山陽新幹線では1999年、福岡トンネル内で200キロのコンクリート塊が落下し、

走行中の「ひかり」を直撃、屋根が大破する事故があった。



 「山陽新幹線の事故は高度成長期の雑な工事が原因ともいわれるだけに、古いトンネルや橋は注意が必要。

ただ、鉄道のトンネル上部には高速道路のような巨大な換気ダクトがないため、

天井板の崩落事故は考えられない」(JR関係者)



 首都高では、最も長い中央環状線の山手トンネル(全長1万900メートル)などでは換気ダクトが路面の下にあるため、

天井板崩落事故は起きない。飛鳥山トンネル(北区)など一部にある天井板については2日夜に緊急の目視点検が行われ、

異常は確認されなかった。



 しかし、首都高は総延長300キロのうち、40年以上が経過する構造物が約3割に上る。

2009年に確認された補修が必要な損傷は9万6600件で、02年の約3倍に増加。

有識者会議が「劣化が厳しい」など、不測の事態への懸念を示した。



 明治大の向殿(むかいどの)政男教授(安全学)は「国民生活に密着するインフラは、

以前に設定した点検項目をもう一度検証した方がいい」と警告している。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿