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「海賊とよばれた男」のモデル 日章丸事件の主人公 出光佐三 2/2
海外の反応 親日国イランの熱狂ぶりが凄い!「日本はイラン経済に希望を与える!」日章丸事件に世界中が震撼!【世界が感動する日本の力】
世界情勢にかかわらず日本政府がイスラムを見捨てる事は無い。
なんだかの形で手を差し伸べると思っています!!
須佐の王は出雲の初代!イランとは無関係ではない!!
出光佐三店主は宗像生まれです。宗像と言えば宗像大社=宗像三女神!!
須佐の王と天照大神の子供が宗像三女神です!!
イランはシュールの近く!なるようになっていた血のつながりでしょうね・・・
ここでは前三千年紀の歴史だけを書く。それ以降はまた別の機会に書こう。
参考文献
以下は基本的に「Mari, Syria<wikipedia英語版」の記述のとおりに書く。
最初の居住者
出典:図説メソポタミア文明/p52
マリは南メソポタミアとシリアを結ぶ交易ルートの中間にあった。
前2900年頃(初期王朝時代Ⅰ期)、最初の居住者はこの交易ルート(ユーフラテス川の船路)を
*1。前川和也氏はこの勢力はアッカド地方のキシュの植民の結果だという仮説を紹介している
*2。この最初の居住は前2550年頃(初期王朝時代Ⅱ期)に破棄された。原因は分かっていない。
マリ王国
初期王朝時代Ⅲ期(ただし前2500年より前)、マリは再建された。
この年は綿密に計画され、中心部には神殿と王宮がある。王はルガルを名乗った。
南メソポタミアとの関係は親密であったようで、有名なラガシュ王エアンナトゥムの
碑文(禿鷲碑文)に、シュメールの諸都市国家とともにラガシュを攻めたことが書いてある。
マリ王 Iblul-Ilの治世(前2380年頃)には北方、西方に勢威をふるっていた。
マリとエブラの関係は次の節で書こう。
The second kingdom during the reign of Iblul-Il出典:Mari, Syria<wikipedia英語版*3
マリ-エブラ戦争とその後の滅亡
マリは交易上のライバルであるエブラと抗争状態だった(「Ebla<wikipedia英語版」には
“a hundred years' war” と書いてある)。
マリ王 Iblul-Ilの治世にはマリはエブラから貢納(みかじめ料)を受け取っていた。
しかし前24世紀後半、エブラは貢納することを止めてマリに戦争を仕掛けた。
最終的に、エブラがキシュとナガルと同盟を結んでマリに攻め、マリは敗北した。
Alfonso Archiによれば、マリ敗北の3年後、マリ王Isqi-Mariとアッカド王サルゴンは
エブラを攻め滅ぼした。その後10年以内にマリもサルゴンに攻め滅ぼされた。
アッカド王朝の統治時代から第三マリ王朝へ
マリはアッカド王朝三代目マニシュトゥシュ治世に再建された。マニシュトゥシュはマリに
総督を派遣して軍政を敷いた。総督(Shakkanakku)は世襲だったが、
アッカド王朝末期の混乱の中で独立して王朝になった。
この王朝はウル第三王朝と友好関係を結びウル王朝の降嫁政策の元で婚姻関係となった。
形式上はウル王朝の宗主権を認めて総督を名乗ったが、独立は保たれ、
マリ王は碑文には「ルガル」を使用した。
この王朝は19世紀のうちに消滅する。その原因は分かっていない。
経済
マリはシリア地方とメソポタミアをむすぶ交易の中継点として繁栄した。
ユーフラテス川を利用する交易だけでなく、陸路のキャラバン輸送でも重要な役割をはたしていた。
また羊、山羊を飼養する牧民にとっても、マリは交易、物品の調達の場であったろう。
いっぽうで、はやくからユーフラテス川から水を得る運河が掘られて、市域を貫通していた。
この運河が交易だけでなく、灌漑農業の水源としても利用されていたにちがいない。
出典:図解メソポタミア文明/p56
その他の地域
シュメール文明の周辺の勢力について書いてきたが、他には北メソポタミアのアッシュルや
西方からメソポタミアに現れたアムル人(マルトゥ)勢力、アッカド王朝の末期に現れたグティ等など。
前の二つはいつか別の記事で書こう。三つ目のグティは記事「メソポタミア文明:アッカド王朝時代⑥
六代目以降の没落から滅亡まで/都市国家分立期」第三節「都市国家分立期」の第三項「グティ」で書いた。
*1:Mari, Syria<wikipedia英語版
*2:図説メソポタミア文明/p56
*3:諸作者:Sémhur、ダウンロード先:https://en.wikipedia.org/wiki/File:Second_Mariote_kingdom.png
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