誰でも病気になるような我が身にふりかからない限り心配しないのが損する所では?
私は独身、外食歴が長く濃い口でしたから心配は一気に頂点に・・・急に薄味には替れない
それでも何とかなるさ!俺は運が良い!!っとか言っていました!!
行動や性格の変化がサイン
前頭側頭葉変性症の認知症
監修 宮永和夫
(南魚沼医療福祉センター長・南魚沼市立ゆきぐに大和病院院長)
http://diamond.jp/articles/-/9351
温厚な人柄のIさんが認知症と診断されたのは、49歳のときだった。きっかけは無銭飲食。不安に思った家族がIさんを病院に連れてきたのだ──。
認知症とひと口にいうが、その原因疾患はじつに70種類以上もある。血管性認知症、アルツハイマー型認知症が全体の8割近くに及ぶが、40~60代の現役世代では人格や言語機能に関連する前頭葉、側頭葉が萎縮するピック病などの前頭側頭葉変性症が4分の1~3分の1を占める。
血管性、アルツハイマー型がもの忘れから発症するのに対し、前頭側頭葉変性症では、万引き、無銭飲食などの反社会的行為や同じ行動、言葉を繰り返す常同症、1日中なにもせず寝ている意欲低下など、人格や行動の変化が先行して表れる。記憶や方向感覚は比較的正常なので、認知症とは気づかずに発見が遅れるケースが少なくない。むしろ異常な行動が目立ち、早期ではうつ病や統合失調症と誤診される可能性が高い。
発症原因はまだ解明されていないが、一説ではストレスホルモンが脳神経細胞を破壊すると考えられている。現時点では、抗うつ薬や興奮を静める薬で症状をコントロールするしかない。ただ最近の研究で一般に使われている抗うつ薬に、脳神経細胞の再生、成長を促す神経栄養因子の増加作用があることがわかってきた。適切な投薬とリハビリを受けることができれば、異常な行動と認知機能の改善も期待できるかもしれない。
適正な治療を受けるには診断された時点で、認知症とともに生きる覚悟を決めなくてはならない。酷な言い方だが、病気に対する認識と健全な判断力があるうちに、自分と家族が生活できる環境を整える必要があるのだ。使える公的支援制度はすべて利用しよう。
拡大画像表示1.傷病手当金──休職証明と傷病
手当金請求書を社会保険組合に
提出。自営業者は該当しない。
2.自立支援医療費(通院医療公費
負担)、精神障害者保健福祉手帳
──病院の相談窓口や自治体の
福祉課で相談。
3.介護保険サービス(40歳以上)
──自治体の福祉課で相談。
そして最も大事なのは、初診日から1年6ヵ月過ぎた時点で障害基礎年金(および厚生年金)を申請することだ。
厚生労働省が1月に開設した若年性認知症コールセンター(電話0800‐100‐2707)では、平日の10~15時に相談に応じている。若年認知症サポートセンター(メールsupportcenter@star2003.jp)も利用してほしい。
私は独身、外食歴が長く濃い口でしたから心配は一気に頂点に・・・急に薄味には替れない
それでも何とかなるさ!俺は運が良い!!っとか言っていました!!
行動や性格の変化がサイン
前頭側頭葉変性症の認知症
監修 宮永和夫
(南魚沼医療福祉センター長・南魚沼市立ゆきぐに大和病院院長)
http://diamond.jp/articles/-/9351
温厚な人柄のIさんが認知症と診断されたのは、49歳のときだった。きっかけは無銭飲食。不安に思った家族がIさんを病院に連れてきたのだ──。
認知症とひと口にいうが、その原因疾患はじつに70種類以上もある。血管性認知症、アルツハイマー型認知症が全体の8割近くに及ぶが、40~60代の現役世代では人格や言語機能に関連する前頭葉、側頭葉が萎縮するピック病などの前頭側頭葉変性症が4分の1~3分の1を占める。
血管性、アルツハイマー型がもの忘れから発症するのに対し、前頭側頭葉変性症では、万引き、無銭飲食などの反社会的行為や同じ行動、言葉を繰り返す常同症、1日中なにもせず寝ている意欲低下など、人格や行動の変化が先行して表れる。記憶や方向感覚は比較的正常なので、認知症とは気づかずに発見が遅れるケースが少なくない。むしろ異常な行動が目立ち、早期ではうつ病や統合失調症と誤診される可能性が高い。
発症原因はまだ解明されていないが、一説ではストレスホルモンが脳神経細胞を破壊すると考えられている。現時点では、抗うつ薬や興奮を静める薬で症状をコントロールするしかない。ただ最近の研究で一般に使われている抗うつ薬に、脳神経細胞の再生、成長を促す神経栄養因子の増加作用があることがわかってきた。適切な投薬とリハビリを受けることができれば、異常な行動と認知機能の改善も期待できるかもしれない。
適正な治療を受けるには診断された時点で、認知症とともに生きる覚悟を決めなくてはならない。酷な言い方だが、病気に対する認識と健全な判断力があるうちに、自分と家族が生活できる環境を整える必要があるのだ。使える公的支援制度はすべて利用しよう。
拡大画像表示1.傷病手当金──休職証明と傷病
手当金請求書を社会保険組合に
提出。自営業者は該当しない。
2.自立支援医療費(通院医療公費
負担)、精神障害者保健福祉手帳
──病院の相談窓口や自治体の
福祉課で相談。
3.介護保険サービス(40歳以上)
──自治体の福祉課で相談。
そして最も大事なのは、初診日から1年6ヵ月過ぎた時点で障害基礎年金(および厚生年金)を申請することだ。
厚生労働省が1月に開設した若年性認知症コールセンター(電話0800‐100‐2707)では、平日の10~15時に相談に応じている。若年認知症サポートセンター(メールsupportcenter@star2003.jp)も利用してほしい。
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