再発見レポート

住んでいても意外と知らない、
清川村の自然・歴史・伝統などを紹介します。
村の良さを、みんなで再発見しましょう!

サンショウ(山椒)の佃煮

2008年06月25日 | むら自慢一品!(料理編)
             

サンショウ(山椒)の佃煮

 今の季節になると、庭先から取ってきて作りたくなる一品です。
 
■材料
 サンショウの実  100g    酒    50cc
 (青い未熟の実)         醤油  30cc
                    みりん 20cc

■作り方
 ① サンショウの実を洗い、ざるに上げておく。
 ② ①を濃い目の塩水で1~回茹でこぼし、水にさらし程よく辛味が抜けるのを待ってから水を切る。
 ③ ②を鍋に入れ分量の酒と醤油を入れ、弱火で落とし蓋をして柔らかくなるまで煮る。
 ④ 最後にみりんを加え仕上げる。
   
  これで出来上がりです。

■ヒント
 ○ ちりめん雑魚や昆布などを入れても美味しい。
 ○ さっと茹でて袋に入れて、冷凍しておくと年中使えるので便利です。
 ○ 若芽・若葉はそのままで吸い物の吸い口やてんぷらや焼き魚に添えたり、又すり鉢で良くすり
   白味噌や砂糖を加えて、筍や魚介類の木の芽和えに、田楽に、香りや彩が楽しめる。

                             ---友の会々員I提供---


                
       
        

6月水無月(みなづき) 環境月間

2008年06月13日 | 自然スポット情報

6月水無月(みなづき) 環境月間

日本では、6月の1ヶ月間を「環境月間」として設定し、環境問題についての関心と理解を深めるため、環境保全活動の普及、啓発に関する取り組みが各地で行われています。

清川村の水源地探索

清川村では、県の水源環境保全・再生交付金を活用して森林整備事業をしています。
この整備された森林で貯えられた水が下流部へ流れ、貴重な水となっています。












※これらの画像と当該事業との直接的な関連はありません。


キャラブキ(伽羅蕗)

2008年06月04日 | むら自慢一品!(料理編)
        

キャラブキ(伽羅蕗)・・・伽羅色の山菜料理

長年作っている我が家の味,キャラブキです。
お茶受けや、お弁当の端に、お酒のおつまみに、如何でしょうか。

■材料
 フキの葉柄   1kg        水あめ   30cc
 醤油     150cc     A  砂糖    30g
 酒       200cc        みりん   50cc

■作り方
 ① フキは皮をむかずに煮込むので長いまま良く洗い、4~5cmの長さにき
   る。
 ② ①をたっぷりの湯で20分くらい茹でてあくを抜く。
 ③ ②をなべに戻しひたひたの水を加え自分の好みの柔らかになるまで水煮にす
   る。
 ④ ③の水分を切り、酒と醤油だけで弱火で煮含める。
   一度に煮上げずに何度かに分けて火を通すと色も味もなじんでくる。
 ⑤ 食べてみて良いかなと思ったら、(目安として④の量が半分位) お好み
   で、
 Aの調味料を、入れ仕上げる。 

 これで出来上がりです。

★ヒント
 ○唐辛子や、山椒の実などを加えると変わった味が楽しめます。
 ○煮ている時あまり箸でかき混ぜない事、仕上がりがきれいにならない
  ので鍋をゆすって返すとよいです。
 ○煮沸脱気してびん詰めや、小分けして、冷凍しておくと便利です。

★一寸薀蓄
 神奈川県内各地でキャラブキは作られ、大山では修験者の保存食を起源として
 野ブキを原料に作られました。
 大山のキャラブキとして地域の特産品、お土産品となっています。
 伽羅蕗とは香りの1種で、東南アジア原産のもので黄色を帯びた褐色が伽羅色
 と言って昔は競い求められたといいます。

                        ---友の会々員I提供---