ブログ始めました

このブログを始めるきっかけは、小生のチームに２人いる６０歳半ばのスーパー爺の存在である。６４歳と６６歳の、普通だったら「そこの爺さん」と呼ぶんだろうが、僕らは、スーパー爺（ジー）と呼ばせてもらっている。その爺さんの一人がアイアンマンHAWAIIに挑戦することを誓ったからだ。彼らが行くんだったら、俺も同行させてもらおうと！！応援ではつまらないし、行くならもう一度、レースに出場しようと。

今回の初ブログは、そんな意味で９年前に出場した時の思出を載せました。　　         　　　　　　　　　さあ、その１９９８年にタイムトリップします！！

１９９８．１０．３　僕はHAWAII　KONA、TRAIATHLON　WORLD　CHANPIONSHIPのスイム会場に居た。６時スタートの号砲画が鳴り響き、僕は後方からゆっくりとKONAの海に挑戦をはじめた。

３．８ｋｍを１：３８：２４で泳ぎきる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　当然のごとく、残っているバイクは数えるほどしかない。やはり世界一の大会かと納得する。早々バイクジャージに着替えバイクスタートした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１時間くらいは、無風でルンルン気分だったが、突如として突風のような風が吹きだした。ボトルが転がり飛び跳ねている。これが、有名なコナウインドだ。僕のバイクは一挙に１５ｋｍまでスピードダウン。溶岩台地との戯れが始まった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

スタートして７時間５３分、１８０ｋｍを走りきりコナに戻ってきた。次は４２ｋｍのフルマラソン。まだ、何％かの体力は残っているように思えたが、１０ｋｍ地点でとうとう持病のケイレンが起きダウン。僕のケイレンは並みのものではなく、全身ケイレンにちかい。　　　　　　　　　しょうがなく歩きながら体調の回復を待つ。スタートから１２時間が過ぎ、日も暮れてハワイといえ、汗をかいた体には、寒い。エイドで暖かいコーンスープをもらう。１５時間を過ぎた。多くの選手は既にゴールし、コースにはひと影はない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな時、コナの町の明かりが見えた。もう少しでゴールだ。遠くで人の声が聞こえる。　good　job、ｇｏｏｄ　ｊｏｂ！！（お疲れ様の意味だろう）、町に入ると幼稚園くらいの子供に生意気にもgood　job、do　not　walk　ｕｎｔｉｌ　goal！！（ゴールまで歩くな！！）と言われた。

最終コーナを回り抜け、２１時３８分、スタートして１５：３８：１９ついにＩＲＯＮＭＡＮとしてＧＯＡＬした。迎えてくれたかみさんと生まれて初めて人前で抱擁した。

　

　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

吉川放送局は、今日から開局します。自分のトライアスロンのほかにも、トライアスロンくクラブチームタフ、日々の暮らしの出来事の感想なんかも載せたいと思います。また僕は出張が頻繁なため、メールのお返事が遅れたり、記載に誤字脱字、さらには失礼な文言もあるかと思いますが、御容赦ください。さあそれでは、世界に向かって電波飛ばします。