柊樹  ~ひいらぎ~

オトンとオカンとトーイとイツキの話

大会最終日

2023-12-03 23:13:02 | 中国武術
クラブ内大会2日目 最終日


今日も今日とて。

やはりまだ回復しない弟を残し 兄だけ会場へ。

今日の種目は
国際第三套路太極扇
集団
の2種目です。

昨日の痛みが引かず 朝起きてきた時 階段を上るスピードの遅いこと・・w

太極扇には もともとエントリするつもりがなかった経緯もあり
傷み具合で棄権も視野に入れていいのでは? とだけ伝え送り出す。

タミフルを飲んでる弟を一人にするわけにもいかず 今日は父が留守番。
昨日留守番だった母に実況をお願い。

弟が出るはずだった競技の動画など送ってもらい
出てたらどうなっていたかなぁ とか思いつつ兄の出番を待つ。

本日最初の競技は太極扇

今年から公式大会での正式種目となったのですが、
公式大会では剣か扇かの選択式の為 兄は剣を選んでいましたが
クラブ大会では双方 とのことで急遽套路も覚え始めた感じです。

付け焼刃感で期待はしていませんでしたが、出るからには です。

母から届いた動画を確認


なかなかどうして。 素晴らしい。

ただ細かいミスが多く入賞ならず でした。

これにて個人種目は終了

選手として活躍を期待され始めたころにコロナ禍となった兄は
大会ではなく舞台で成長してきました。

それは大いに生かされており、我ら素人が観てカッコイイ演武をします。

武術太極拳の採点は3つの観点があり

・A組審判(動作の質とその他のミスの採点)に5点を配点
・B組審判(演技レベル)に3点を配点
・C組審判(難度動作)に2点を配点

このB組が高いので B組に生きる男と呼ばれてますww

それでいい。

国際大会で日本代表ともなると そうも言ってられないけど
父的には兄の演武が大好きです。

さぁ 気を取り直して最後は集団競技

それぞれ気の合うメンツでチームを作り集団演武
大会ではこれが一番盛り上がります。

運動会のリレー的な感じでw

熱も下がり 車で待ってるから見に行ってもいいよ と気遣う弟に全力で甘え
父も会場へ。 見逃すわけにはいかない・・w

弟も出ていれば同い年の選手と二人で双人長拳をやる予定でしたが
欠場の為 相方にも迷惑をかけてしまった・・

兄はライバルであり、同じ道場の同僚である女子選手との双人太極拳で。

この二人の歴史は長い。


兄が小5で武術をはじめ小6で太極拳選手になり
中一ではもうすでに この二人でイベント演武をしていました。

その後 たくさんのイベントで双人をやってきましたが 大会に出場するのは2回目

前回は この時でした  ↓


優勝を期待された昨年は 相方の体調不良があり欠場していました。

なので3年ぶりに。

相方の国際大会出場等があり お互いの練習日程が合わなく
実際に手を合わせられたのは3日間

けど二人の歴史がそれを補うはず。


とてもレベルの高い争いの中、本当に息の合った演武で見事優勝。

今回も盛り上がったーーーー

昨日のブログでも書きましたが、ジュニアでの引退を考えている様子の兄。

来年は高校3年生。 どんな進路かは分からないけど受験生の年。

もしかすると今回が最後のクラブ大会かもしれません。

兄もそれを思っていたのか、練習時間が合わないので集団の出場を考えていた相方に 無理を言って出場してもらった と言っていました。

最後になるかもしれない大会で 長年一緒にやってきた相方と優勝したかったみたい。

念願かなって良かった!



父も色々思い出しながら拍手喝采。

この色合いも良かったけど 本人たち曰く





コレみたい!  とww


今大会 兄は太極剣と集団で金メダルでした。

弟がいない大会に寂しさはありましたが、選手たちの一生懸命な姿を観れて
本当に良かった。


最後に恒例の写真を撮るとき チームメイトが 

はいチーズ のかわりに イツキーー と出場できなかった弟の名前を叫んでくれたとのこと。 

それを聞いた父は泣きましたw

今大会も素晴らしい大会でした。

選手のみんな 関係者の皆様 ありがとうございました。

兄よ 今回もありがとう。

弟よ 来年頑張ろう!



コメント
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