広告屋日乗

神戸の広告会社勤務Hの読む・飲む・食う

とんだ聞き間違いで、赤恥・冷汗・陳謝の巻

2009-07-16 14:33:41 | ビジネス
今日は朝イチから神戸の西北部、三木市の手前まで新規訪問。
商談前に大失態。
アポ取りする際、
私 ;「西神(せいしん)畜産さんですね?
    行き方はホームページに出ていますでしょうか?」
先方;「はい!出ています。」
私 :「では、明々後日の16日木曜日、朝10時に伺います!」と電話を切る。

で、早速、「西神畜産」とググる。
「西神牧場」でマップが出てくる。
畜産ではなく牧場だけど、牛つながりだから何の疑問も抱かず。
さて、本日。
少し迷ったものの、9:57に西神牧場に到着。
西神牧場は観光牧場ではなく、正真正銘の、地味で質実剛健な牧場だった。
看板も錆がかなり付着しており、年季を感じる。
牛が一頭のっそりと草を食んでいるが、長閑さには程遠い。
事務所棟で名乗り、担当者名を告げる。
「そういう者は当社にはおりませんが」。
「(はぁ~)こちら西神畜産さんですよね?」
「いいえ、西神牧場ですが」
「テイシン畜産さんなら、ありますよ」
「えっ、テイシン畜産?!」

ここで気づく。
僕は「セイシン畜産」を「テイシン畜産」と完全に聞き間違ったのである。
地図が出てきたもんだから、また同じ西区の会社であったことから、
何の疑いもなく。

呆然となりながら、先方の携帯を鳴らす。
「ス、スッ、スミマセン!御社名を「セイシン畜産」を聞き違ってしまい、
 私、今、西神牧場にお邪魔してまして~。あっ、お邪魔じゃないですね。
 来てしまいまして。今、牛の近くで電話しておりまして~」
と、どうでもよいことまで口走り、汗が滲む。

先方の唖然とした様子がビンビン伝わってくる。
どうにか取り繕い、30分遅れで「帝神畜産」に到着。
昨秋竣工したばかりの燦然とした会社。
ふたたび「申し訳ございません!」を連発。
お叱りもなく、笑顔で対応いただく。
社長・常務も顔を出され、その都度、陳謝・陳謝・陳謝。

営業を25年近くもやりながら、この様である。
「雑巾掛けからやり直せ!」の声はないが、頑張ります!

ちなみに「帝神畜産」には動いてる牛はおらず、
近代化された工場で解体された神戸肉が整然と並んでいた。


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