町内のスーパーの売り出しに主人と出かけました。
主人が驚いたのは開店早々で大賑わいだったのですが、
杖をついていたり、シルバーカー(歩行補助車)の高齢の
ご夫婦ばかりで、若い人はパートに行っているのか誰もいません。
「こりゃあ、10年もすると閉店バイ」と主人…
そうそうこの前の年金についての番組も身につまされるもので、
物が売れんはずと思い知らされました。
所用で銀行に行けば、「損害保険各社は、
来年10月以降に受け付ける火災保険の補償期間を
現在の最長36年から最長10年まで短くする」。そうです。
台風などの自然災害が頻発し、
長期予測が難しくなり不確実な要素が増えているためで、
長く補償を受けるためには10年契約を繰り返す必要があり、
実質的な値上げにつながるのだとか。
もっとも、よその国では長期間の契約は、
会社が存続するかどうかはわからないので好まれないそう。
聖書の中で、
使徒パウロは,「この世のありさまは変わりつつある」と
述べています。(コリント第一 7:31)ここでパウロは,
不敬虔な世を,目まぐるしく場面の変わる舞台になぞらえています。
今日きらびやかで美しくまた豪華に見えるものが
明日にはなくなってしまうかもしれません。
今は“活躍中の人”でも,やがて他の者に取って代わられるのです。
良く、歌は世につれ世は歌につれとかいいますよね。
歌は世の成り行きにつれて変化し、
世のありさまも歌の流行に影響される。 といった意味です。
鴨長明の方丈記も有名です。
つまり世が変わることは当たり前ではあるのですが、
異常気象といわれて久しいように、
だんだんこのようなものだと慣れてきてしまって、
終いには
異常であることさえ認識できなくなってしまわないかと
心配にもなるのです。それにしても多くの人は将来に対して
よりよい世になるという期待や希望を
持って生きておられるのでしょうか?
今日のK's Gardenは藍とバジルです。



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