未だ、三寒四温、一雨ごとに暖かくなるのが実感とは故、
桜の開花情報も聞こえ、春爛漫と言ってよいでしょう。



ロシアがウクライナに侵攻してひと月が経ちました。
多くの仲間が犠牲になり、戦地に残っている方々はもちろん、
ロシアの兄弟姉妹のためにも祈っています。
先日、ロシアのクリミア併合8周年を記念し、
モスクワのルジニキ・スタジアムで開かれた集会で、
プーチン氏は演説しました。
子どもを含む数多くの民間人犠牲者を出している現在進行中の
ウクライナ侵攻を正当化するため、
新約聖書からヨハネによる福音書15章13節を引用したという事です。
『「聖書の言葉を思い出す。誰かが友人のために魂をささげる、
それ以上の愛はない」と語り、観客から大きな拍手が送られたという。
また、「しかしすべては、この普遍的な価値が、ロシアのすべての民族とすべての信仰、そして何よりも自国民のものであるという事実に帰結する。そして、その最大の証明は、この軍事作戦の過程で、われわれの仲間が肩を並べて戦い、互いに助け合い、支え合っている姿だ」。プーチン氏はそう続け、「いざとなれば、兄弟として戦場で銃弾から互いをかばい合う。このような結束は長い間なかった」』と語ったそうです。
別の記事で、ノックス・テームズ氏は、
「もしロシアの軍事作戦が成功すれば、モスクワはウクライナ正教会の独立を認めないだろうし、ロシア正教会の系列に戻さざるを得なくなる可能性もある。エホバの証人、イスラム教徒、布教団体に対するロシアの退廃的な扱いは、国全体に押し付けられる可能性が高い。欧米諸国はロシアの将来のモデルにはなりえない! 復権著しいロシア正教会と大統領プーチンの癒着と野合。その末に生まれた超権力の構造とはいかなるものなのか?」。と問いかけています。
ちなみに、ヨハネ15:12、13
「 私があなたたちを愛した通りにあなたたちが互いを愛すること,
これが私のおきてです。友のために自分の命をなげうつこと,
これより大きな愛はありません。」
イエスは弟子たちに、杭につけられ、亡くなる前に、
自分が去ったあとは彼らが責任を負わなければならないので
その心構えをおさせになった場面で話されました。
文字通りの殉教者でなく、イエスが示された自己犠牲の精神に
見習うようにとの言葉であると思います。
奇しくも、もうすぐ亡くなられた日を記念する、
神やイエスの愛を思い起こす日が近づいています。
今年は4月15日(金)です。

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