会社のルールで毎日検温することになってます。
一昨日(4月27日)の朝、36.6℃でいつもより少し高いかなぁと思いながら、在宅での業務を始めました。
ところが、その日の夕方あたりから体がだるくなってきまして。
仕事を終えてすぐに横になったのですが、今度は悪寒がしてきて、熱を測ると38.7℃!
ヤバい、これはヤバい。焦りにも似た恐怖。
すぐに自己隔離をして部屋に閉じこもることになりました。
家族は濃厚接触者なので、これからの生活について、部屋を跨いでオンラインで話をしました。
苦しさと不安の中、熱はどんどん上がり、その日の晩には39.7℃まで至りました。
寝ようにも、頭痛、関節痛、咽頭痛、悪寒の全部盛りで、寝てもいられず、悶絶!
妻が、市の感染症相談窓口に連絡してくれて、「4日間くらいは様子見ですが、その熱で4日間は辛いだろうから、もしキツイようであればかかりつけ医に相談してみてください」とのこと。
実は、飲み過ぎがたたり、健康診断で肝機能で引っかかって以来お世話になっている消化器内科の診療所が近所にありまして、そこで、時間帯限定の発熱外来もやっていることも、寝ている間に妻が調べてくれていて、翌日の予約も取ってくれていました。
あとは、自力で行くだけ。
4月28日、会社には事情を伝え、休みをとりました。
昼過ぎに、(もちろんマスク着用で)病院に行くと、少し外で待ち、待合室には入らずに、別室へ。先生も看護師さんもマスクにフェイスガードもつけていて、絶対に大変だと思うし、不安もあると思うけど、いつもと同じように優しく対応してくれて、それだけでも救われた気持ちになりました。
そして診断。
溶連菌感染症でした。
溶連菌もうつるから気をつけないといけないけど、まずはかの病でなくて一安心…。
薬をもらって、またすぐに寝たところ、解熱効果もあって、スーっと熱は下がりました。喉は痛いし、しばらくは自己隔離は続きます。
会社にも溶連菌であったことを報告。会社では、ここ2週間で誰と接触しているのか、と大騒ぎになっていたようで。まぁ、基本、在宅勤務してるんですけど…。
いやぁ、しかし、ステイホームの生活で、外出は最低限。手洗いもしているし、人通りの多いところには行っていないつもりです。
でも、溶連菌も飛沫感染や接触感染でうつります。いったいどこで、いつ、なぜ。
結局、思い当たる節が無いのですが、もしかすると、思い当たらないということ自体、感染症予防に対する認識に落ち度があったのかもしれません。
今回はたまたま、溶連菌だったというだけで、運が良かったにすぎません。
コロナをとても身近に感じました。
自分だけでなく、周りの人を傷つける感染症。本当に気をつけないといけません。
ところで、4月28日は自分の誕生日でした。
とんだ誕生日になってしまったわけですが、こういう時に気づかされることも多くありました。
コロナの不安がある中、子供たちを面倒見ながら、いろいろ対応してくれた妻。
実は、誕生日が入籍日でして、しかも今年は10th anniversary!
楽しみにしていたのにこんなことになってしまいながらも、看病してくれました。ありがとう。
病院の先生、看護師さんもプロ意識を見せていただきました。特に今時期、発熱している患者なんて、本心は嫌だと思うけど、いつもと変わらない対応、安心させてもらいました。
あと、大きな声では言えませんが、実家から、救援物資を持ってきてもらいました。心配かけて申し訳ないです。
皆に感謝です。
また、少し良くなってきた昨晩、部屋のドアの隙間から、カシャカシャと何かが…?
家族からのバースデーカードでした。
やさしさに包まれて、これが幸せだと改めて感じています。