扉座サテライト公演「LOVE LOVE LOVE 11」六行会ホール
構成・演出 横内謙介 田中信也
我が愛する劇団、扉座の芝居を観てきました。
毎年、この時期に扉座の研究所で学んできた研究生の卒業公演なんですが、
今回初めて観させて頂きました。
今までも観るチャンスは毎年あったのですが、それまでは扉座に
それほどハマっていなくて(すみません。。。。汗)、
まだ一人前の役者さんではないのであまり気にしていませんでした。
しかし、昨年のドリル魂から再び扉座「熱」が上がりはじめ、汐留のイベント
では研究生が本当に頑張っていました。
それならばぜひ、その研究生の皆さんの出来栄え
(ナマイキな言い方ですみません)を確認しようと今回の観劇となりました。
毎年、卒業公演を行うのが六行会ホール。
以前勤めていた職場への通り道なので場所はバッチリ!
クルマで来場したのですが、最寄の駅付近でなにやら
面白い集団がいました。。。。
ちょうど、第一京浜と山手通りの交わる交差点でラガーシャツを
着た団体がいました。
そう、劇場への案内の扉座のメンバーです(笑)
目立ってましたよぉ~
受付には江原さんがいらっしゃり、チケットをモギってもらうと、
愛するリサさんがいらっしゃいました♪
ご挨拶を済ませ、少しお話させて頂きました。今回の公演では
リサさんは振付の「先生」!
手にはノートを持たれて(ダメ出しノート?)、ちと緊張されて
おられました。
劇場内に入り、自分の席に向かう途中に岡森さんがいらっしゃいました。
今週の「ベゴニア~」でもご一緒の日に観劇と、岡森さんとは
本当に劇場内でお会いします!
なかなかこのような再会珍しいですよねと少しお話させて頂きました。
さぁいよいよ開演です。
この公演は20のショートストーリーが珠玉となっています。
厳密に言えば24作品あります。
1 オープニングダンス
リサさんの振付。ハイ、ここで自分には出来ない仕事がありました。
ダンス。。。。あんなには踊れないです。。。。
役者にはなれませんです、ハイ。。。。
最初からパワフルなダンスで圧倒されました。
2 ロミオ&ジュリエット「出会い」
オープニングダンスがフェードアウトしながら。。。
全部の作品を通して「愛」「LOVE」がキーワードとなっています。
やっぱりロミオとジュリエットは「愛」の定番です。
このロミオとジュリエットはサテライト公演では必ず導入されているそうです。
ロミオ役の串間さん、ジュリエット役の白石さん。
ちよっとした長台詞もあり、熱演されていました。
串間さんはドリ魂でも活躍されておられました。
3 あおげばいとおし
中学2年生の3人の女子生徒が先輩の卒業式をブッチし、屋上へ。
初めてのワルサ(笑)
各々にはあこがれの先輩がいるんだけど、なかなか告白出来ない。。。
都会にはない純な中学生でした。シガーチョコ、懐かしかったなぁ
林さんもドリ魂で活躍されてました。
4 バルコニー
中学生の格好したロミオとジュリエット。そう、3の作品からの
つながりで、お互いの胸のうちを話す。ただ、時代は現代。
先に行っている仲間から「早くおいでよ~」の声に中学生のジュリエットは
ロミオから離れる。ロミオの首にはジュリエットのマフラーが巻かれている。
5 サークルオブライフ1
ここは扉座の役者は「笑い」も出来るというアピールの場か?
リスとキリンとナマケモノが登場。リスに危険がおよびそうになるのを
ナマケモノが助けようとするが。。。。
所詮はナマケモノ(笑)、間に合いませんでした。
ミニライオンキングでした(笑)
6 アパート住人底辺ズの憂鬱
あるアパートにムサイ男が3人。一人はネトゲに夢中。
そのうちの一人に好きな女性が出来た。どうやって告白すればいいのか
相談しているも答えが出ない。
ネトゲの中でどうやって告白すればいいのかの回答を探す。
ネトゲのキャラが解答を出す、そして告白したが。。。。玉砕
7 無題な女
新入社員の二人なんだけど、まったく正反対の性格と格好。
帰国子女のイケイケと地味~な女性。
ただ最後に優位にたったのは、地味~な女性だった。
何故か?
8 センチメントル
時代が進み、平成70年代には背の小さい人はもてはやされない
時代になっている。
身長が160センチ以下はまったく相手にされない時代。
背の低い人は「舞の海ヘッド」を被り、背が高くみえるような
モノが人気を博している。
だが、チロル村では150センチ代の人間が集まり、マザーを
中心に楽しく生活している。
大きい人たちからは、この村を壊滅させようと企む。
大きい人の総裁としている女性、実は。。。。
9 Tonight
この作品は毎年恒例の作品だそうです。
ウエストサイドストーリーのジェット団とシャーク団との抗争。
このナンバーもダンスすごかったです。
「トゥナイト♪」もロミオとジュリエットが歌ってました。
結構、串間さんも白石とんもしっかり歌ってました。声も通ってたし。
10 タップダンス
これも9からの流れで進行。
タップシューズではなかったのですが、しっかりタップされてました。
あれだけの群舞でのタップシーンは圧巻でした。
11 いつものこと
ここは実話なのかなぁ。。。。
役者志望で頑張っている栗原さんと彼氏の小柳津さん。
彼女は懸命に役者の勉強をしているのですが、それをあまり
理解しない彼。
ケンカが勃発、原因は冷蔵庫に入っていた杏仁豆腐がなくなったことが
発端。しまいには彼女が頑張っている芝居にもケチをつける彼。。。
最後には仲直り(?)して、一緒に杏仁豆腐を買いに行く。
12 スピードオプライト~サザンテラスでイチャイチャしたい~
ここもお笑いなのかなぁ。。。。
終始、エッチなキーワードが作品内に続く。ただ、ホントにアップテンポな
作品でした。
13 サークルオブライフ2
またもやサバンナ、ナマケモノとキリンとリス。。。。
トラがリスを食べようとしている。
またもやリスに危険が迫る。ナマケモノが助けようとするも、
結局また間に合わず。。。。
14 ロミオ&ジュリエット「ひばり」
ここのシーンは真面目なトコ(笑)
ハイ、串間さんと白石さんホント上手いです!
実際の舞台版のロミオとジュリエットは観たことないのですが、
通しでこのお二方で観てみたいかも♪
15 サークルオブライフ3
ハイ、息抜きのトコです(笑)
いやぁ~劇団○季に見せてあげたいです。○季版が壮大なサバンナとしたら、
扉座版は井の頭公園内の動物園か(笑)
でも、ホントシリアスも出来てお笑いも出来る素敵な劇団です♪
リス、またもやピーンチ!
助けようとするナマケモノ。。。。しかし今度は。。。。(爆)
16 ロミオ&ジュリエット「仮死」
ロミオとジュリエットって作品は知っているけど、内容は。。。。
へぇ~こうゆう内容なんだとここで認識(笑)
「眠り姫」と違うの????
17-1 実話シリーズ「水時計」
最初、一瞬「水時計って何?」と思いましたが、観ていて思わず
唸っちゃいました。。。。なるほどね~
実話シリーズとは研究生が実際に体験した恋話から成り立っています。
思いを寄せる女の子が男の子に告白するのですが、切なくなりました。
渡した飲み物を飲みきるまでの時間が彼女に与えられた唯一の時間。。。
刻々と飲んでしまう男の子。。。
時間の表現をペットボトルに入った飲み物で表す。。。素晴らしかったです。
17-2 実話シリーズ「私の宝物」
研究生の中に「中山美穂」という、芸能人と全くの同姓同名の方がいらっしゃいます。
その方が主役の作品。
同姓同名というだけで、違った見方をされていたエピソードがいろいろと。
お母さんに「なぜ美穂という名前にしたの?」と問う。
お母さんから美穂が生まれたときのお話を聞かされる。本当なら自分には
もう一人のお姉さんがいたはずだった。。。
だけどもし生まれていたら、美穂はこの世に存在しなかった。。。
自分のことになりますが、自分も全く同じ状況だったのです。。。
生まれて来れて本当よかった。。。。と作品観ていて思いました。
美穂さん、自分の作品が終わっても舞台上に残っています(17-1の彼女も
舞台上に残っています)。
丁度近くだったので、目に入ったのですが
お母さんから貰ったアイスの「パピコ」、ちょこちょこと食べてました(笑)
17-3 実話シリーズ「その先にあるもの」
栗原さんの実体験。昨年、お父様を亡くされたご様子。。。
お父様の具合が思わしくない中、公演の準備もあり、そして彼との距離も
出来初めてきてしまう。。。
芝居についての情熱も本当なのか?と自問自答する。
芝居をするにはお金もかかる、バイトを増やしてやりくりするしかない。。。
お父さんの遺品を整理していたら、出てきた一個のメロンパン。。。
お父さんからの愛がこもっている固くなってしまったメロンパン。。。
お父さんからは「役者になったら親の死に目に会えないのを覚悟するように」と。
なんかこの作品が一番心に残った。。。
観客に感動や笑いを与えるのが役者の使命、だけど役者だって一人の人間。
辛いことや悲しいことを抱えながら、舞台に立たなくてはならない使命。。。
この短い作品の中に凝縮されてました。
栗原さんの目から一筋の涙。。。。泣けてしまいました。。。
稽古場でのシーンもありました。
エセ茅野さん、え~茅野さんって稽古場ではこんな感じなんですかぁ~(@_@);
林さん演じるエセ江原さん、ホント江原さんをコンパクトにした感じで
よく似ていらっしゃいました(笑)
カップ焼きそばを手に(爆笑)
17-4 実話シリーズ「5分<3分」
やっぱり、「いいな!」と思ったら、すぐに告白しなくちゃいけないんですね。。。
彼を思う気持ちは日に日に募るばかり、彼のまわりにまとわりついていたけど。
友達に相談してやっぱりちゃんと告白しなくちゃと言われる。
意を決して、多忙な彼にやっと会う時間を貰えた。しかし、彼にはつい少し前に
彼女が出来てしまっていた。。。
彼女の好意は分かっていた彼、でもやはりちゃんと
言わなければならないんですね。。。
18 Seasons of love
これも毎年恒例のモノとのこと。
いい歌でした~♪あれだけの人数で歌うと迫力もあり、
歌って踊れるんですね皆さん。役者さん、やっぱりスゴイ。。。
19 ロミオ&ジュリエット「墓場」
眠り薬を飲んで、仮死状態となったジュリエット。そこに現れたロミオは
ジュリエットが死んでしまったと思い込んでしまう。
ロミオは自分で毒薬を飲んで命を絶ってしまう。
眠り薬から醒めたジュリエットは隣息絶えてしまっているロミオを見て
愕然とする。わずかに残っているかもしれないロミオの唇についた毒薬を
キスして飲み込もうとするも残っていない。
ジュリエットは自ら刃で命を絶つ。そして二人は永遠につながれたのだ。。。
この作品を知っている人からしたら、自分の解説に不満だと思います。
ホント恥ずかしいことにタイトルだけ知っていて、内容は知らないんです(汗)
20 スクラム
この作品も毎年恒例だそうです。
全員がラガーシャツに着替え、各々思いを叫びサンドバッグに突進する。
いいなぁ~若いって、しみじみ思いながら観ていました。
と、いろいろとつらづらと書いてしまいましたが、本当にアッという間の
2時間ちょっとでした。
研究所で扉座の諸先輩の方々からいろいろと教わり、そして学び
自分たちで試行錯誤しながら作り上げたこの作品には本当にパワーが
ありました。
確かに役者で生計をたてるのは大変なことと思います。
だけど、今しか出来ないことにチャレンジする心は
どんなに歳をとっていたって出来ることだと、
サテライトのメンバーから教わった気分です。
歳を重ねると「どうせ~だし。。。」とか「やっても変わらないし。。。」と
自分から扉を開ける努力をしなくなります。
このサテライトのメンバーの中から正劇団員になれる方もいらっしゃる傍ら、
これで役者としての活躍の場をフェードアウトされる方もいらっしゃるかと
思います。
ただ、仲間と一緒に作り上げた自信を持ってこれから頑張って行ってほしいと
切に願います。
再演が不可能なこのサテライト公演、演劇界の一期一会な作品でした。
こりゃ毎年観なきゃ!
追伸・先日、稽古場のみなさんに差し入れをさせて頂きました。
すると、場内で配布されたパンフにスペシャルサンクスとして
名前を入れて頂いちゃいました(汗)
扉座さんにはいつも素晴らしい作品を観せて頂いているので
ぜひ頑張って!の意味でさせて頂きました。
大変恐縮でしたぁm(_ _)m
でも、うれしかったです♪
構成・演出 横内謙介 田中信也
我が愛する劇団、扉座の芝居を観てきました。
毎年、この時期に扉座の研究所で学んできた研究生の卒業公演なんですが、
今回初めて観させて頂きました。
今までも観るチャンスは毎年あったのですが、それまでは扉座に
それほどハマっていなくて(すみません。。。。汗)、
まだ一人前の役者さんではないのであまり気にしていませんでした。
しかし、昨年のドリル魂から再び扉座「熱」が上がりはじめ、汐留のイベント
では研究生が本当に頑張っていました。
それならばぜひ、その研究生の皆さんの出来栄え
(ナマイキな言い方ですみません)を確認しようと今回の観劇となりました。
毎年、卒業公演を行うのが六行会ホール。
以前勤めていた職場への通り道なので場所はバッチリ!
クルマで来場したのですが、最寄の駅付近でなにやら
面白い集団がいました。。。。
ちょうど、第一京浜と山手通りの交わる交差点でラガーシャツを
着た団体がいました。
そう、劇場への案内の扉座のメンバーです(笑)
目立ってましたよぉ~
受付には江原さんがいらっしゃり、チケットをモギってもらうと、
愛するリサさんがいらっしゃいました♪
ご挨拶を済ませ、少しお話させて頂きました。今回の公演では
リサさんは振付の「先生」!
手にはノートを持たれて(ダメ出しノート?)、ちと緊張されて
おられました。
劇場内に入り、自分の席に向かう途中に岡森さんがいらっしゃいました。
今週の「ベゴニア~」でもご一緒の日に観劇と、岡森さんとは
本当に劇場内でお会いします!
なかなかこのような再会珍しいですよねと少しお話させて頂きました。
さぁいよいよ開演です。
この公演は20のショートストーリーが珠玉となっています。
厳密に言えば24作品あります。
1 オープニングダンス
リサさんの振付。ハイ、ここで自分には出来ない仕事がありました。
ダンス。。。。あんなには踊れないです。。。。
役者にはなれませんです、ハイ。。。。
最初からパワフルなダンスで圧倒されました。
2 ロミオ&ジュリエット「出会い」
オープニングダンスがフェードアウトしながら。。。
全部の作品を通して「愛」「LOVE」がキーワードとなっています。
やっぱりロミオとジュリエットは「愛」の定番です。
このロミオとジュリエットはサテライト公演では必ず導入されているそうです。
ロミオ役の串間さん、ジュリエット役の白石さん。
ちよっとした長台詞もあり、熱演されていました。
串間さんはドリ魂でも活躍されておられました。
3 あおげばいとおし
中学2年生の3人の女子生徒が先輩の卒業式をブッチし、屋上へ。
初めてのワルサ(笑)
各々にはあこがれの先輩がいるんだけど、なかなか告白出来ない。。。
都会にはない純な中学生でした。シガーチョコ、懐かしかったなぁ
林さんもドリ魂で活躍されてました。
4 バルコニー
中学生の格好したロミオとジュリエット。そう、3の作品からの
つながりで、お互いの胸のうちを話す。ただ、時代は現代。
先に行っている仲間から「早くおいでよ~」の声に中学生のジュリエットは
ロミオから離れる。ロミオの首にはジュリエットのマフラーが巻かれている。
5 サークルオブライフ1
ここは扉座の役者は「笑い」も出来るというアピールの場か?
リスとキリンとナマケモノが登場。リスに危険がおよびそうになるのを
ナマケモノが助けようとするが。。。。
所詮はナマケモノ(笑)、間に合いませんでした。
ミニライオンキングでした(笑)
6 アパート住人底辺ズの憂鬱
あるアパートにムサイ男が3人。一人はネトゲに夢中。
そのうちの一人に好きな女性が出来た。どうやって告白すればいいのか
相談しているも答えが出ない。
ネトゲの中でどうやって告白すればいいのかの回答を探す。
ネトゲのキャラが解答を出す、そして告白したが。。。。玉砕
7 無題な女
新入社員の二人なんだけど、まったく正反対の性格と格好。
帰国子女のイケイケと地味~な女性。
ただ最後に優位にたったのは、地味~な女性だった。
何故か?
8 センチメントル
時代が進み、平成70年代には背の小さい人はもてはやされない
時代になっている。
身長が160センチ以下はまったく相手にされない時代。
背の低い人は「舞の海ヘッド」を被り、背が高くみえるような
モノが人気を博している。
だが、チロル村では150センチ代の人間が集まり、マザーを
中心に楽しく生活している。
大きい人たちからは、この村を壊滅させようと企む。
大きい人の総裁としている女性、実は。。。。
9 Tonight
この作品は毎年恒例の作品だそうです。
ウエストサイドストーリーのジェット団とシャーク団との抗争。
このナンバーもダンスすごかったです。
「トゥナイト♪」もロミオとジュリエットが歌ってました。
結構、串間さんも白石とんもしっかり歌ってました。声も通ってたし。
10 タップダンス
これも9からの流れで進行。
タップシューズではなかったのですが、しっかりタップされてました。
あれだけの群舞でのタップシーンは圧巻でした。
11 いつものこと
ここは実話なのかなぁ。。。。
役者志望で頑張っている栗原さんと彼氏の小柳津さん。
彼女は懸命に役者の勉強をしているのですが、それをあまり
理解しない彼。
ケンカが勃発、原因は冷蔵庫に入っていた杏仁豆腐がなくなったことが
発端。しまいには彼女が頑張っている芝居にもケチをつける彼。。。
最後には仲直り(?)して、一緒に杏仁豆腐を買いに行く。
12 スピードオプライト~サザンテラスでイチャイチャしたい~
ここもお笑いなのかなぁ。。。。
終始、エッチなキーワードが作品内に続く。ただ、ホントにアップテンポな
作品でした。
13 サークルオブライフ2
またもやサバンナ、ナマケモノとキリンとリス。。。。
トラがリスを食べようとしている。
またもやリスに危険が迫る。ナマケモノが助けようとするも、
結局また間に合わず。。。。
14 ロミオ&ジュリエット「ひばり」
ここのシーンは真面目なトコ(笑)
ハイ、串間さんと白石さんホント上手いです!
実際の舞台版のロミオとジュリエットは観たことないのですが、
通しでこのお二方で観てみたいかも♪
15 サークルオブライフ3
ハイ、息抜きのトコです(笑)
いやぁ~劇団○季に見せてあげたいです。○季版が壮大なサバンナとしたら、
扉座版は井の頭公園内の動物園か(笑)
でも、ホントシリアスも出来てお笑いも出来る素敵な劇団です♪
リス、またもやピーンチ!
助けようとするナマケモノ。。。。しかし今度は。。。。(爆)
16 ロミオ&ジュリエット「仮死」
ロミオとジュリエットって作品は知っているけど、内容は。。。。
へぇ~こうゆう内容なんだとここで認識(笑)
「眠り姫」と違うの????
17-1 実話シリーズ「水時計」
最初、一瞬「水時計って何?」と思いましたが、観ていて思わず
唸っちゃいました。。。。なるほどね~
実話シリーズとは研究生が実際に体験した恋話から成り立っています。
思いを寄せる女の子が男の子に告白するのですが、切なくなりました。
渡した飲み物を飲みきるまでの時間が彼女に与えられた唯一の時間。。。
刻々と飲んでしまう男の子。。。
時間の表現をペットボトルに入った飲み物で表す。。。素晴らしかったです。
17-2 実話シリーズ「私の宝物」
研究生の中に「中山美穂」という、芸能人と全くの同姓同名の方がいらっしゃいます。
その方が主役の作品。
同姓同名というだけで、違った見方をされていたエピソードがいろいろと。
お母さんに「なぜ美穂という名前にしたの?」と問う。
お母さんから美穂が生まれたときのお話を聞かされる。本当なら自分には
もう一人のお姉さんがいたはずだった。。。
だけどもし生まれていたら、美穂はこの世に存在しなかった。。。
自分のことになりますが、自分も全く同じ状況だったのです。。。
生まれて来れて本当よかった。。。。と作品観ていて思いました。
美穂さん、自分の作品が終わっても舞台上に残っています(17-1の彼女も
舞台上に残っています)。
丁度近くだったので、目に入ったのですが
お母さんから貰ったアイスの「パピコ」、ちょこちょこと食べてました(笑)
17-3 実話シリーズ「その先にあるもの」
栗原さんの実体験。昨年、お父様を亡くされたご様子。。。
お父様の具合が思わしくない中、公演の準備もあり、そして彼との距離も
出来初めてきてしまう。。。
芝居についての情熱も本当なのか?と自問自答する。
芝居をするにはお金もかかる、バイトを増やしてやりくりするしかない。。。
お父さんの遺品を整理していたら、出てきた一個のメロンパン。。。
お父さんからの愛がこもっている固くなってしまったメロンパン。。。
お父さんからは「役者になったら親の死に目に会えないのを覚悟するように」と。
なんかこの作品が一番心に残った。。。
観客に感動や笑いを与えるのが役者の使命、だけど役者だって一人の人間。
辛いことや悲しいことを抱えながら、舞台に立たなくてはならない使命。。。
この短い作品の中に凝縮されてました。
栗原さんの目から一筋の涙。。。。泣けてしまいました。。。
稽古場でのシーンもありました。
エセ茅野さん、え~茅野さんって稽古場ではこんな感じなんですかぁ~(@_@);
林さん演じるエセ江原さん、ホント江原さんをコンパクトにした感じで
よく似ていらっしゃいました(笑)
カップ焼きそばを手に(爆笑)
17-4 実話シリーズ「5分<3分」
やっぱり、「いいな!」と思ったら、すぐに告白しなくちゃいけないんですね。。。
彼を思う気持ちは日に日に募るばかり、彼のまわりにまとわりついていたけど。
友達に相談してやっぱりちゃんと告白しなくちゃと言われる。
意を決して、多忙な彼にやっと会う時間を貰えた。しかし、彼にはつい少し前に
彼女が出来てしまっていた。。。
彼女の好意は分かっていた彼、でもやはりちゃんと
言わなければならないんですね。。。
18 Seasons of love
これも毎年恒例のモノとのこと。
いい歌でした~♪あれだけの人数で歌うと迫力もあり、
歌って踊れるんですね皆さん。役者さん、やっぱりスゴイ。。。
19 ロミオ&ジュリエット「墓場」
眠り薬を飲んで、仮死状態となったジュリエット。そこに現れたロミオは
ジュリエットが死んでしまったと思い込んでしまう。
ロミオは自分で毒薬を飲んで命を絶ってしまう。
眠り薬から醒めたジュリエットは隣息絶えてしまっているロミオを見て
愕然とする。わずかに残っているかもしれないロミオの唇についた毒薬を
キスして飲み込もうとするも残っていない。
ジュリエットは自ら刃で命を絶つ。そして二人は永遠につながれたのだ。。。
この作品を知っている人からしたら、自分の解説に不満だと思います。
ホント恥ずかしいことにタイトルだけ知っていて、内容は知らないんです(汗)
20 スクラム
この作品も毎年恒例だそうです。
全員がラガーシャツに着替え、各々思いを叫びサンドバッグに突進する。
いいなぁ~若いって、しみじみ思いながら観ていました。
と、いろいろとつらづらと書いてしまいましたが、本当にアッという間の
2時間ちょっとでした。
研究所で扉座の諸先輩の方々からいろいろと教わり、そして学び
自分たちで試行錯誤しながら作り上げたこの作品には本当にパワーが
ありました。
確かに役者で生計をたてるのは大変なことと思います。
だけど、今しか出来ないことにチャレンジする心は
どんなに歳をとっていたって出来ることだと、
サテライトのメンバーから教わった気分です。
歳を重ねると「どうせ~だし。。。」とか「やっても変わらないし。。。」と
自分から扉を開ける努力をしなくなります。
このサテライトのメンバーの中から正劇団員になれる方もいらっしゃる傍ら、
これで役者としての活躍の場をフェードアウトされる方もいらっしゃるかと
思います。
ただ、仲間と一緒に作り上げた自信を持ってこれから頑張って行ってほしいと
切に願います。
再演が不可能なこのサテライト公演、演劇界の一期一会な作品でした。
こりゃ毎年観なきゃ!
追伸・先日、稽古場のみなさんに差し入れをさせて頂きました。
すると、場内で配布されたパンフにスペシャルサンクスとして
名前を入れて頂いちゃいました(汗)
扉座さんにはいつも素晴らしい作品を観せて頂いているので
ぜひ頑張って!の意味でさせて頂きました。
大変恐縮でしたぁm(_ _)m
でも、うれしかったです♪