ひでちゃんの仕事サボって観劇しましょ

仕事なんてほっぽりだして、大好きな芝居をみてます。素敵な芝居に出会えたらいいな・・・

2/8 扉座サテライト公演「LOVE LOVE LOVE 11」

2008年02月09日 10時18分05秒 | Weblog
扉座サテライト公演「LOVE LOVE LOVE 11」六行会ホール

構成・演出 横内謙介 田中信也

我が愛する劇団、扉座の芝居を観てきました。
毎年、この時期に扉座の研究所で学んできた研究生の卒業公演なんですが、
今回初めて観させて頂きました。
今までも観るチャンスは毎年あったのですが、それまでは扉座に
それほどハマっていなくて(すみません。。。。汗)、
まだ一人前の役者さんではないのであまり気にしていませんでした。


しかし、昨年のドリル魂から再び扉座「熱」が上がりはじめ、汐留のイベント
では研究生が本当に頑張っていました。
それならばぜひ、その研究生の皆さんの出来栄え
(ナマイキな言い方ですみません)を確認しようと今回の観劇となりました。


毎年、卒業公演を行うのが六行会ホール。
以前勤めていた職場への通り道なので場所はバッチリ!
クルマで来場したのですが、最寄の駅付近でなにやら
面白い集団がいました。。。。
ちょうど、第一京浜と山手通りの交わる交差点でラガーシャツを
着た団体がいました。
そう、劇場への案内の扉座のメンバーです(笑)
目立ってましたよぉ~


受付には江原さんがいらっしゃり、チケットをモギってもらうと、
愛するリサさんがいらっしゃいました♪
ご挨拶を済ませ、少しお話させて頂きました。今回の公演では
リサさんは振付の「先生」!
手にはノートを持たれて(ダメ出しノート?)、ちと緊張されて
おられました。

劇場内に入り、自分の席に向かう途中に岡森さんがいらっしゃいました。
今週の「ベゴニア~」でもご一緒の日に観劇と、岡森さんとは
本当に劇場内でお会いします!
なかなかこのような再会珍しいですよねと少しお話させて頂きました。


さぁいよいよ開演です。

この公演は20のショートストーリーが珠玉となっています。
厳密に言えば24作品あります。


1 オープニングダンス
リサさんの振付。ハイ、ここで自分には出来ない仕事がありました。
ダンス。。。。あんなには踊れないです。。。。
役者にはなれませんです、ハイ。。。。
最初からパワフルなダンスで圧倒されました。

2 ロミオ&ジュリエット「出会い」
オープニングダンスがフェードアウトしながら。。。
全部の作品を通して「愛」「LOVE」がキーワードとなっています。
やっぱりロミオとジュリエットは「愛」の定番です。
このロミオとジュリエットはサテライト公演では必ず導入されているそうです。
ロミオ役の串間さん、ジュリエット役の白石さん。
ちよっとした長台詞もあり、熱演されていました。
串間さんはドリ魂でも活躍されておられました。


3 あおげばいとおし
中学2年生の3人の女子生徒が先輩の卒業式をブッチし、屋上へ。
初めてのワルサ(笑)
各々にはあこがれの先輩がいるんだけど、なかなか告白出来ない。。。
都会にはない純な中学生でした。シガーチョコ、懐かしかったなぁ
林さんもドリ魂で活躍されてました。 

4 バルコニー
中学生の格好したロミオとジュリエット。そう、3の作品からの
つながりで、お互いの胸のうちを話す。ただ、時代は現代。
先に行っている仲間から「早くおいでよ~」の声に中学生のジュリエットは
ロミオから離れる。ロミオの首にはジュリエットのマフラーが巻かれている。

5 サークルオブライフ1
ここは扉座の役者は「笑い」も出来るというアピールの場か?
リスとキリンとナマケモノが登場。リスに危険がおよびそうになるのを
ナマケモノが助けようとするが。。。。
所詮はナマケモノ(笑)、間に合いませんでした。
ミニライオンキングでした(笑)

6 アパート住人底辺ズの憂鬱
あるアパートにムサイ男が3人。一人はネトゲに夢中。
そのうちの一人に好きな女性が出来た。どうやって告白すればいいのか
相談しているも答えが出ない。
ネトゲの中でどうやって告白すればいいのかの回答を探す。
ネトゲのキャラが解答を出す、そして告白したが。。。。玉砕

7 無題な女
新入社員の二人なんだけど、まったく正反対の性格と格好。
帰国子女のイケイケと地味~な女性。
ただ最後に優位にたったのは、地味~な女性だった。
何故か?

8 センチメントル
時代が進み、平成70年代には背の小さい人はもてはやされない
時代になっている。
身長が160センチ以下はまったく相手にされない時代。
背の低い人は「舞の海ヘッド」を被り、背が高くみえるような
モノが人気を博している。
だが、チロル村では150センチ代の人間が集まり、マザーを
中心に楽しく生活している。
大きい人たちからは、この村を壊滅させようと企む。
大きい人の総裁としている女性、実は。。。。

9 Tonight
この作品は毎年恒例の作品だそうです。
ウエストサイドストーリーのジェット団とシャーク団との抗争。
このナンバーもダンスすごかったです。
「トゥナイト♪」もロミオとジュリエットが歌ってました。
結構、串間さんも白石とんもしっかり歌ってました。声も通ってたし。

10 タップダンス
これも9からの流れで進行。
タップシューズではなかったのですが、しっかりタップされてました。
あれだけの群舞でのタップシーンは圧巻でした。

11 いつものこと
ここは実話なのかなぁ。。。。
役者志望で頑張っている栗原さんと彼氏の小柳津さん。
彼女は懸命に役者の勉強をしているのですが、それをあまり
理解しない彼。
ケンカが勃発、原因は冷蔵庫に入っていた杏仁豆腐がなくなったことが
発端。しまいには彼女が頑張っている芝居にもケチをつける彼。。。
最後には仲直り(?)して、一緒に杏仁豆腐を買いに行く。

12 スピードオプライト~サザンテラスでイチャイチャしたい~
ここもお笑いなのかなぁ。。。。
終始、エッチなキーワードが作品内に続く。ただ、ホントにアップテンポな
作品でした。

13 サークルオブライフ2
またもやサバンナ、ナマケモノとキリンとリス。。。。
トラがリスを食べようとしている。
またもやリスに危険が迫る。ナマケモノが助けようとするも、
結局また間に合わず。。。。

14 ロミオ&ジュリエット「ひばり」
ここのシーンは真面目なトコ(笑)
ハイ、串間さんと白石さんホント上手いです!
実際の舞台版のロミオとジュリエットは観たことないのですが、
通しでこのお二方で観てみたいかも♪

15 サークルオブライフ3
ハイ、息抜きのトコです(笑)
いやぁ~劇団○季に見せてあげたいです。○季版が壮大なサバンナとしたら、
扉座版は井の頭公園内の動物園か(笑)
でも、ホントシリアスも出来てお笑いも出来る素敵な劇団です♪
リス、またもやピーンチ!
助けようとするナマケモノ。。。。しかし今度は。。。。(爆)

16 ロミオ&ジュリエット「仮死」
ロミオとジュリエットって作品は知っているけど、内容は。。。。
へぇ~こうゆう内容なんだとここで認識(笑)
「眠り姫」と違うの????

17-1 実話シリーズ「水時計」
最初、一瞬「水時計って何?」と思いましたが、観ていて思わず
唸っちゃいました。。。。なるほどね~
実話シリーズとは研究生が実際に体験した恋話から成り立っています。
思いを寄せる女の子が男の子に告白するのですが、切なくなりました。
渡した飲み物を飲みきるまでの時間が彼女に与えられた唯一の時間。。。
刻々と飲んでしまう男の子。。。
時間の表現をペットボトルに入った飲み物で表す。。。素晴らしかったです。

17-2 実話シリーズ「私の宝物」
研究生の中に「中山美穂」という、芸能人と全くの同姓同名の方がいらっしゃいます。
その方が主役の作品。
同姓同名というだけで、違った見方をされていたエピソードがいろいろと。
お母さんに「なぜ美穂という名前にしたの?」と問う。
お母さんから美穂が生まれたときのお話を聞かされる。本当なら自分には
もう一人のお姉さんがいたはずだった。。。
だけどもし生まれていたら、美穂はこの世に存在しなかった。。。

自分のことになりますが、自分も全く同じ状況だったのです。。。

生まれて来れて本当よかった。。。。と作品観ていて思いました。

美穂さん、自分の作品が終わっても舞台上に残っています(17-1の彼女も
舞台上に残っています)。
丁度近くだったので、目に入ったのですが
お母さんから貰ったアイスの「パピコ」、ちょこちょこと食べてました(笑)

17-3 実話シリーズ「その先にあるもの」
栗原さんの実体験。昨年、お父様を亡くされたご様子。。。
お父様の具合が思わしくない中、公演の準備もあり、そして彼との距離も
出来初めてきてしまう。。。
芝居についての情熱も本当なのか?と自問自答する。
芝居をするにはお金もかかる、バイトを増やしてやりくりするしかない。。。

お父さんの遺品を整理していたら、出てきた一個のメロンパン。。。
お父さんからの愛がこもっている固くなってしまったメロンパン。。。
お父さんからは「役者になったら親の死に目に会えないのを覚悟するように」と。

なんかこの作品が一番心に残った。。。

観客に感動や笑いを与えるのが役者の使命、だけど役者だって一人の人間。
辛いことや悲しいことを抱えながら、舞台に立たなくてはならない使命。。。
この短い作品の中に凝縮されてました。

栗原さんの目から一筋の涙。。。。泣けてしまいました。。。

稽古場でのシーンもありました。
エセ茅野さん、え~茅野さんって稽古場ではこんな感じなんですかぁ~(@_@);

林さん演じるエセ江原さん、ホント江原さんをコンパクトにした感じで
よく似ていらっしゃいました(笑)
カップ焼きそばを手に(爆笑)


17-4 実話シリーズ「5分<3分」
やっぱり、「いいな!」と思ったら、すぐに告白しなくちゃいけないんですね。。。
彼を思う気持ちは日に日に募るばかり、彼のまわりにまとわりついていたけど。
友達に相談してやっぱりちゃんと告白しなくちゃと言われる。
意を決して、多忙な彼にやっと会う時間を貰えた。しかし、彼にはつい少し前に
彼女が出来てしまっていた。。。
彼女の好意は分かっていた彼、でもやはりちゃんと
言わなければならないんですね。。。

18 Seasons of love
これも毎年恒例のモノとのこと。
いい歌でした~♪あれだけの人数で歌うと迫力もあり、
歌って踊れるんですね皆さん。役者さん、やっぱりスゴイ。。。

19 ロミオ&ジュリエット「墓場」
眠り薬を飲んで、仮死状態となったジュリエット。そこに現れたロミオは
ジュリエットが死んでしまったと思い込んでしまう。
ロミオは自分で毒薬を飲んで命を絶ってしまう。
眠り薬から醒めたジュリエットは隣息絶えてしまっているロミオを見て
愕然とする。わずかに残っているかもしれないロミオの唇についた毒薬を
キスして飲み込もうとするも残っていない。
ジュリエットは自ら刃で命を絶つ。そして二人は永遠につながれたのだ。。。

この作品を知っている人からしたら、自分の解説に不満だと思います。
ホント恥ずかしいことにタイトルだけ知っていて、内容は知らないんです(汗)

20 スクラム
この作品も毎年恒例だそうです。
全員がラガーシャツに着替え、各々思いを叫びサンドバッグに突進する。
いいなぁ~若いって、しみじみ思いながら観ていました。



と、いろいろとつらづらと書いてしまいましたが、本当にアッという間の
2時間ちょっとでした。
研究所で扉座の諸先輩の方々からいろいろと教わり、そして学び
自分たちで試行錯誤しながら作り上げたこの作品には本当にパワーが
ありました。
確かに役者で生計をたてるのは大変なことと思います。
だけど、今しか出来ないことにチャレンジする心は
どんなに歳をとっていたって出来ることだと、
サテライトのメンバーから教わった気分です。

歳を重ねると「どうせ~だし。。。」とか「やっても変わらないし。。。」と
自分から扉を開ける努力をしなくなります。

このサテライトのメンバーの中から正劇団員になれる方もいらっしゃる傍ら、
これで役者としての活躍の場をフェードアウトされる方もいらっしゃるかと
思います。
ただ、仲間と一緒に作り上げた自信を持ってこれから頑張って行ってほしいと
切に願います。

再演が不可能なこのサテライト公演、演劇界の一期一会な作品でした。

こりゃ毎年観なきゃ!


追伸・先日、稽古場のみなさんに差し入れをさせて頂きました。
   すると、場内で配布されたパンフにスペシャルサンクスとして
   名前を入れて頂いちゃいました(汗)
   扉座さんにはいつも素晴らしい作品を観せて頂いているので
   ぜひ頑張って!の意味でさせて頂きました。
   大変恐縮でしたぁm(_ _)m
でも、うれしかったです♪ 

2/4 経済とH「ベゴニアと鈴らん」下北沢OFFOFFシアター

2008年02月05日 10時09分59秒 | Weblog
経済とH「ベゴニアと鈴らん」下北沢OFFOFFシアター

演出・水下きよし
作/プロデュース/演出補・佐藤治彦


先日の「帰り花」に続いて、扉座つながりで観劇してきました。
今回はちゃんと最初から最後まで観劇出来ました(笑)

久々に小劇場のメッカの下北沢へ行きました。
遠い昔に本多劇場に一度行ったきり(笑)
クルマ乗りの自分にとっては「下北沢=道が狭い」という公式が
あるので少し避けてました。

今回は時間に余裕があったので、駅に近いところのコイン駐車場を
探しました。
平日の日中ということもあり、結構簡単にクルマ停められました。

チラシに下北沢駅南口徒歩0分とあり、ホントに目の前でした。

チケットをモギってもらい、ハコに入るとこれまた。。。。

狭い。。。。(@_@);

自分の今回の席は「特別席」ということで、ハコ内の案内の方に
席の場所を確認しました。
ちょっと豪華(?)な椅子でした(笑)
特別席は本当に観やすい場所のエリアでした。
特別席と言ってもそのエリア内は自由なので、早めに行って
好位置をキープしました。

ちなみに自由席は上手・下手側ギリと最前列でした(背もたれなしとパイプ椅子)

開演前にスクリーンに新宿歌舞伎町の夜の風景がエンドレスで流れてました。
あーよく行く場所だ。。。。としみじみ見ていました。


開演間際に何気に自分の席のひとつ後ろの席に座ろうとする方をみると
なななななんと。。。。

扉座の岡森さんと仲尾さんと扉座公演のときにいつも笑顔で窓口で応対して
下さる太田さんがいらっしゃっいました。

偶然に「あっ後ろにどなたかいらっしゃったな・・」と見たら岡森さん!
岡森さんもビックリされたでしょうね・・・
ちょっとご挨拶だけさせて頂きました♪


しばらくすると場内が暗くなりました、開演です!

スクリーンを使用して登場人物(役者)の紹介があり、暗転してスタート。


まずはこの作品のあらすじを

由美とマリ子は同じ中堅会社に勤める30代の独身OL。
この数年間は同じマンションに同居しながら暮らしているが最近は彼氏もいない。
二人は楽しく過ごしているが、田舎の両親は早く結婚しろとうるさい。
正月に帰省した時にマリ子は結婚しないのなら田舎に戻ってこいと迫られ、
結婚を考えている彼氏がいるとウソをついてしまう。
それならばと、父親がその彼氏に会いたいと手紙を書いて来る。
マリ子はバレンタインも近いいま、新しい彼氏を見つけようと思っていたのだか・・・。


ある夜、由美とマリ子は会社の帰り道に今年のバレンタインへの意気込みや
最近のオトコ事情について話し出す。
すると、ゴミためから突如人が出てきた、チョコレートに惹かれた
ホームレスの若者(鮫島)。
由美とマリ子はこの若い(イケメン)のホームレスを突然拉致(?)して
自分たちのウチに連れ込んでしまう。
奇妙な同居生活がスタートする。

二人の会話を聞いていた鮫島はマリ子が最近恋にキュンとしていないことを
知り、キスをしてしまう。

そう、鮫島はホストだったのだ。

女性心理をたくみに掴むのが得意な鮫島。。。

しかし、段々と鮫島はマリ子に好意を持っていく。


社内ではマリ子に彼氏が出来た、それもイケメンの彼氏ということで
課長や同僚がわざわざ見に来る始末。そして妻子持ちなのにちょこちょこ
来る大家(笑)


鮫島には500万円の借金があった。。。
それも街金から借りてしまった500万円。。。
返すあてもない、どうするか。。。

街金回収の加藤に居場所を知られてしまう。借金の返済の債権者が
岡本に切り替わってしまう。
岡本はこの世界ではもっとも恐れられている人物。

岡本が連れてきたのは「ウリセン」(字ってこうでいいのかなぁ?)を
斡旋している山田。
さすがホストをしていた鮫島の容姿はウリセンでも使えるとのこと。
山田は岡本に500万円の借金を肩代わりすることを承諾する。
ウリセンで仕事すると半年で廃人になってしまうらしい。。。


鮫島は由美とマリ子が留守中に鮫島の彼女(佳子)が偶然にも部屋の中から
マリ子の預金通帳をみてしまう。
800万円の預金高があった。。。

鮫島は自分の行く末を考え、マリ子の預金に手を出してしまう。。。

いざ、逃げようとしたときに由美に見つかってしまう。


マリ子の誕生日パーティを由美とマリ子の部屋で始まった。
会社の上司や同僚、そして大家がマリ子の彼氏と初対面となった。
しかし、マリ子は由美から鮫島がマリ子の預金に手をつけたことを
聞いていた。
パーティに集まったみんなの前で、鮫島との関係は終わりにすると
宣言する。

実際には付き合っているわけでなく、ただの同居人。。。
でも、マリ子は徐々に鮫島に好意を持っていたのは確か。
そして鮫島もマリ子に好意を持っていたのも。。


そうこうしていると、街金回収の加藤が借金返済期日である今日
二人の部屋に訪れる。

返済の目処がたっていない鮫島は腹を決めてウリセンに行く決意を
する。

そこにマリ子が自分の貯めた500万円を街金に渡してしまう。
そう、マリ子が鮫島の借金を肩代わりしたのだ。

鮫島は最初は拒むが、マリ子から「いつまでもおんなじ道歩いてちゃダメ」と
悟られ、鮫島と佳子は心を入れ替えて返済することをマリ子に誓う。

そんなマリ子を見ていた由美は。。。

たぶん、返済には来ないかもしれない。。。
でもあの鮫島に賭けてみたいマリ子だった。楽しく過ごせた楽しい代償なのか。。。

実家からマリ子の父がやってきた。
父はマリ子に「今、幸せか?」と尋ねた。
いろいろなことがあったけど、幸せだったマリ子は大きく頷いた。
それをみた父は「結婚ばかりが幸せじゃない」と。
「一緒に生活していた時のように楽しい生活が一番幸せ」だと。。


なんか支離滅裂になってしまった(汗)


由美役の岡田静さん
元四季にいらっしゃったんですね、プロフィールみてびっくりしました。
確かに歌は「腹式」でした(笑)
マリ子にとっていい姉御でした。

鮫島役の石上彗さん
イケメンの裸族でした(笑)
今の時代に全くいる若者を演じてました。
他の作品でも観てみたいかも!

マリ子役の井上カオリさん
とってもいい味だしてました。鮫島への愛情が徐々に深まっていく感じと
心の葛藤がいい雰囲気で出てました。


岡本役の杉山良一さん
いゃぁ~杉山さんが出てきた瞬間に劇場内の空気がピーンと張り詰めました!
存在感ビシバシでした。
ピクリとも笑いもしない、クールフェイスに惚れました。
前回のLOVE×3でのサンドイッチマンと全く逆でした。
杉山さんに睨まれたら、絶対に動けないと思います。

山田役の佐藤治彦さん
この劇団の主宰者です。うーん怪しさ100%でした。
佐藤さんも存在感たっぷりでした。
この方は経済評論家としてもとても有名で、自分もよくラジオとかで
お話は伺っておりました。
横内さん曰く、横内さんがコチラの世界(演劇)へ引き込んだとのウワサ(笑)
主宰しながら出演されているのにはビックリでした。


そして、今回この作品を観るきっかけとなり、チケットをお願いした
中川恭子役の川西佑佳さん
出番はそんなに多くはなかったですが、実年齢よりちょっと高めの
OLさんを演じてました。
いままで拝見していた川西さんの格好がドカチャンの衣装だったので
その印象が強く(笑)。。。

終演後にちょっとだけご挨拶させて頂きました。
とてもかわいい笑顔の川西さんでした(嬉)


何度も書きますが、ホント「扉座がらみ」でいろいろな
芝居に出会えるのは楽しいです。
これからもいろいろなハコと演目を観てまわろうと思います。

最後に経済とHのみなさん、本当にお疲れ様でした!そしてありがとうございました!


次回は2/8の扉座サテライト公演「LOVE LOVE LOVE 11」を
観に伺います。




1/31 音楽劇「帰り花」青年座劇場

2008年02月04日 19時22分54秒 | Weblog
音楽劇「帰り花」青年座劇場

作・霜康司
演出・宮田慶子
制作・劇団青年座


アップが遅れましたが、今年初の観劇をしてきました!
それも半分だけ。。。。(号泣)

このブログのタイトルにもありますように
仕事をサボって観劇するのが通例(笑)です。
ですから、途中で退席してしまう場合もありますし
逆に2幕から観劇ということもあります。
ただ、幕間無しの作品はホントにアウトです。。。。
ですから、事前に劇場に電話して
「この作品は幕間ありますか?」と伺っております(汗)


さて、今回も一幕だけの観劇となってしまいました。。。。

この作品には和が愛する劇団「扉座」の役者さんがお出になっています。
累央さんと上原健太さんのお二方がお出になっています。

で、今回は上原さんのブログにお邪魔して
チケットをお願い致しました(上原さん、ありがとうございました~♪)


さぁ劇場に向かおうとしましたが、会社からも近いのでちょっとゆっくりぎみに
劇場へ向かいました。

が、しかし。。。。


普段からもその劇場の近辺をクルマで行き来しているのですが、


駐車場がない~~~~(汗)


代々木八幡駅付近にあるコインパーキングが満車状態。。。
ちとアセりました。。。。

偶然にも劇場間近に2台しか置けないコインパーキングのうち
1台空いてました(嬉)


受付でチケット代金を支払い、チケットを受け取りハコの中に。。。


ちぃさい。。。。


最近、扉座さんつながりでいろいろなハコにお邪魔していますが
ホントいろいろなハコに出逢えて楽しいです!

一番後ろだったのですが、それでもまだ舞台から近い近い♪


まずは「帰り花」のあらすじを。。。。(チラシ参照させて頂きました)

今からおよそ150年前、この国にとてつもなく大きな黒船が
押し寄せて、島々は笹舟のように揺れていた。
寅治郎(吉田松陰)の眼に写る黒船。驚き 憧れ 怖れ。
このままでは国は・・・。
だが、学び続けてきた彼の前に更なる世界が広がる。海の向こうはには・・・。
彼は無謀にも黒船に乗り込む。しかし幕府の知るところとなり
囚われの身となってしまう。
しかし彼は学び続け、問い続ける、この国の未来、人としてのあるべき姿。
やがて名も無き人たちが一人二人と集い、学びあう。
武士 足軽 医者 絵師 商人 農民・・・
そして彼らは。非業の死を遂げる師・寅治郎の魂をたずさえて
明日に向かって 動く 走る 闘う 歌い舞う


この作品は吉田松陰と彼を取り巻く人達の物語

吉田松陰役の大浦みずきさん
ミュージカルではお馴染みの方、凛々しい姿でした。
音楽劇という事で歌もあり、聴かせて下さいました♪
結構、笑いもありながら演じられておられました。

あっそうそう、この作品は生オケでした(笑)
サックス・キーボード・バス・ドラムとシンプルな構成でしたが、
やっぱり「ナマ」はいいですね♪


ペリー役の累央さん
累央さんの久々のタップ(タップシューズではなかったですが)見れました!
やっぱりかっこええ~
歌も「パンプキンパイ♪」(曲名ではない・・・)、聴いていて
ちと食べたくなった(笑)

ペリーと寅治郎との通訳としてお出になっていた白倉裕二さん。
通訳のときのイントネーションが面白かったなぁ


牢屋主・象山弟子1・英提督通訳 役の上原健太さん

上原さん、最近時代劇モノにお出になるのが多いような。。。。
とても似合ってるんですよね~
凛々しくて、こちらもかっこええです♪
上原さんってやっぱりお笑いキャラなんでしょうか(笑)
歌もとてもステキで、ドリ魂でもリサさんとのデュエットで
「うわぁ~お上手だなぁ」と体験済み。
今度はどこかの作品でソロで聴いてみたいです。


さぁいよいよ佳境と言うところで幕間。。。。


泣く泣く劇場をあとにしました。。。。



すみません、年初めの観劇の感想がこんなで。。。。

もっともっと観込んで、感想をアップ出来る様にしますので
ぜひこちらにお立ち寄りの際はお越し下さいませm(_ _)m