今週は、前回拝見した芝居の復習(笑)で観劇したり、仕事の関係で
幕間で帰らざるを得なかったりの観劇でした。
まず、「七本の色鉛筆」11月9日を参照して下さい。
先にお詫び致します。
実は先日の「七本の色鉛筆」という作品名をなんと・・・
「七色の色鉛筆」と記してしまいました。
本当に申し訳ございませんでした。
ブログやミクシィでもタイトル検索でお越し頂いた方はヒットしなかったと
思います。当たり前です・・・
まず「七色の色鉛筆」って、1本の色鉛筆で7色出る鉛筆・・・
ちと気持ち悪いですよね。
作品名の「七本の色鉛筆」は7人の娘が登場して、各々持っている個性や
感情を表現しているのに、間違えたタイトルの芝居だったら、
怪人7面相じゃないですか・・・
本当に申し訳ございませんでした。ここにお詫びと前回のタイトルを
訂正させて頂きます。
さて本題、「七本の色鉛筆」という作品は「スルメイカ」のように
噛めば噛むほど味わい深い作品です。
自分の「観劇能力」(←どんな能力だか・笑)では一度では消化出来ませんでしたが、
もう一度拝見させて頂くと、本当に親子の絆や男と女の絆をとても大事かつ丁寧に描かれておりました。
自分のお気に入りのシーンをひとつ・・・
父とみちるの結婚式前日の「窓際での逢引」のシーン。
あの時代には、そういう潔い関係って存在していたんでしょうね。
結婚式前に逢瀬を重ねることが汚らわしい時代、でもどうしても逢いたいのは
今も昔も一緒。
だけど、あの時代はガラス越しの「接吻」がとても美しく感じられました。
BGMと作品がとても合っていて、心地よかった作品でした。
この「七本の色鉛筆」は15日まで上演されております、ぜひご覧になって下さい。
次に劇団四季の「CATS」を観てきました。
今週11日から横浜のみなとみらい地区の専用劇場で開幕したこの作品は
あ、多くを語らなくてもご存知の方大勢いらっしゃいますよね?
作品の内容はおいといて・・・
実は開幕初日の前の8日に公開舞台稽古にお招き頂きました。
まだ本格的に稼動していない劇場に入るのは、ちょっと神聖な気持ちになって
しまう自分。微かに残る建材の匂いとか・・・これからこの劇場に命が吹き込まれる
少し前でした。本当に何処もピカピカで気持ちいいです。
11月8日の公開舞台稽古のキャスト
グリザベラ : 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン : 秋 夢子
ジェニエニドッツ : 礒津ひろみ
ランペルティーザ : 谷口あかり
ディミータ : 団 こと葉
ボンバルリーナ : 西村麗子
シラバブ : 五所真理子
タントミール : 高倉恵美
ジェミマ : 金平真弥
ヴィクトリア : 千堂百慧
カッサンドラ : 蒼井 蘭
オールドデュトロノミー : 種井静夫
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ : 村 俊英
マンカストラップ : 芝 清道
ラム・タム・タガー : 阿久津陽一郎
ミストフェリーズ : 松島勇気
マンゴジェリー : 川東優希
スキンブルシャンクス : 岸 佳宏
コリコパット : 入江航平
ランパスキャット : 桧山 憲
カーバケッティ : 松永隆志
ギルバート : 龍澤虎太郎
マキャヴィティ : 金久 烈
タンブルブルータス : 川野 翔 (敬称略)
前回CATSを観たのはいつだろう?
前回の公演地の東京五反田だったのですが、いつ以来でしょう・・・
好きな作品のひとつであるのですが、なかなか拝見できずにおりました。
CATSといえば、その公演地に関連する物が「ゴミ」
(ゴミといっても芸術品ですが・笑)が話題になります。
そう、ここ横浜では
「崎陽軒のシウマイ弁当」
「横浜マリノスの応援グッズ」
「ヨコハマウォーカー」が
劇場内にありました。
そのものがどこにあるかを探す楽しさもCATSならではの楽しみ方だと思います。
そして、劇中のあるモノも横浜公演から変更になりました。
それが出てきたときには「うーん!!なるほどっ!!!」と感嘆しました。
横浜が舞台となった童謡の歌詞に出てくるものです。
結構かわいい作りになっていました。
CATSはブロードウェイ版を数回、劇団四季版で100回(爆)以上
拝見しておりますが、この作品は1983年に日本で初演されて、
今年で26年経過しているにもかかわらず日々進化していて飽きさせない
作品としてはナンバーワンではないでしょうか?
劇団四季代表の浅利氏がインタビューで答えていらっしゃいましたが、
CATSは世紀を超える唯一のミュージカルと。とうに世紀超えはしましたが、
ドンドン進化し続けてほしい作品のひとつです。
で、12日にも観てきました・・・・
しかし、1幕だけ拝見して帰ってきました(涙)
あ、ちなみにキャストは8日のキャストとお一人だけ替わっていらっしゃいました。
ランペルティーザ : 愛沢えりや (敬称略)
やはり本格的に稼動し始めた劇場は違いました。息吹を強く感じました。
パンフレットとグッズを購入しました。横浜CATS限定のものもありました。
CATS横浜公演は現時点では来年の5月末日までの延長が決定しております。
まだまだそれ以上に延長されることと思います。
横浜観光と一緒にCATS横浜公演を楽しまれていかがでしょうか?
劇団四季「CATS」
http://www.shiki.gr.jp/applause/cats/