ダンナ VS 中学生

店の前のけやきの木が・・緑満載になってきました。

新緑の夏に向けて
うちの前の「ケヤキ」は近所の、どの家の前に植えられてるケヤキより・・

「大木」

数年前・・私が「ガーデニング」にはまった時・・
ケヤキの根元にパンジーとかいろいろ植えたうえに・・
肥料をたーーーーんと蒔いたからだ・・

大木だから・・葉がふっさふっさ・・＝秋に落ち葉が大量・・＝落ち葉掃除に追われる・・・・

クゥ～～・・失敗したよっ

コレ・・「市」が植えたヤツなんだけど・・全然・・手入れにこないから

電線が・・危ない状態なんだけどねっ・・


一昨日・・・午前中の・・10時過ぎ・・
隣の中学校の駐車場で「爆竹」がなった・・

そのお陰でタクが怖がって鳴いてたやん

ダンナが・・
「中学生のしわざやのっ・・さっき・・だらしない格好の中坊3人組・・ウロウロしとったわっ」

ほほぉ～～・・出てきましたか！久しぶりに・・
だらしない中坊！！

そーーだね・・今から10年前・・隣の中学校は「市」一番の
荒れた中学校で有名でした・・

そんなの有名でも嬉しくないね

健太がそこに入学するのに・・親としては・・不安が一杯だった・・

だって・・午前中は・・先生対中坊の「おにごっこ」が
毎日・・家の周りで繰り広げられてて・・
「待て～～」

「ヘ～～イ」って・・逃げる中坊達・・

当時は5～6人のグループでした。

校門からたばこ吸いながら出てくるし・・
授業中は持ち込んだ「ラジカセ」をガンガン鳴らして踊るし
酒を授業中・・飲むし・・

教室の窓から・・下を歩いてる人にツバかけるし・・

フゥ～～・・きりがないくらい毎日毎日・・

先生達が・・「太陽にほえろ」みたいに・・走り回っていたよ・・

その後・・健太の入学と共に「校長」が変わり・・
その校長先生・・・学校を立て直すために配属されてきた校長・・




見事に「普通」の中学校に早代わり

ん？？・・前の校長・・一体・・何しとったん？？


ソレ・・・以来・・しばらく・・静かな「中学校」だったのが・・

ひっさしぶりに見た！先生が生徒を追いかけるシーン

その3人組が・・爆竹の後・・自転車の修理にやってきた。

勿論・・・授業の時間中です。

「ねぇー・・パンクなおしてっ」

ダンナ・・そんな言葉遣いと態度・・大嫌い

「パンクか？どっちのタイヤ？」

「うしろぉ～～・・すぐなおしてっ」

「すぐぅ～？・・ムリや！」

「なんで？ねぇ～・・すぐなおして」

「ムリや！こっちも仕事がたまっとるからの！順番があるやろ」

「ねぇ～・・なおしてよ～すぐっおねがいっ」

って・・ずーーーっと・・ポケットに両手を突っ込んだ状態で・・

そこでダンナが少し「ドス」をきかせて怒鳴り口調になり・・

「なあ！人に無理を頼む時はお願いしますやろ～頭下げれんがか！」

って・・一言言ったら・・・

中坊・・顔色変えて・・

「あ・・おねがいします・・」

「よし！治してやる・・それから・・人の家の前でしゃがむな！邪魔や！・・座るなら・・ここに！座って待っとけ・・それから・・そいつ（友達）の自転車・・道の真ん中・・邪魔になるが、わからんか？・・よかせ！」

中坊・・ダンナの言うとおりに・・テキパキ動いた

その後・・学校の先生が3人・・中坊を見つけてやってきた。
康平の中一の時の担任の先生もいたよ・・

康平の話をチョットしながら・・

「大変ですね～・・・・」って・・先生と私達・・苦笑い・・

10年前の不良軍団の中坊との「バトル」もあったんだ・・ダンナ・・

その時の中坊・・・「ホンマもん」みたかったから・・

メッチャ・・怖かったよっ

事の発端は・・

店の横で不良中坊・・5・6人が・・座って・・菓子やジュースを飲み食いしていた。

それはいいんだけど・・そのゴミ・・絶対に、こいつら!捨てていくなっ！と直感した私は・・ジーーーーッと遠めに見張っていた（怖いから～）


そしたら・・案の定・・・すべてのゴミをそこ（店の横）に捨てていった・・

私・・カチンときて・・とっさに

「チョット！あんた達・・・ここゴミ箱じゃないよ！ゴミ拾っていって！」って注意した・・・

その時・・チロッと私の顔見て・・素直に拾った・・・・が・・・

店の前に落としていった・・・・

「チッちくしょ～～～う」
って・・私が・・怒る前に・・
丁度・・車で修理の自転車を取りに行って帰って来たダンナが
店の前での光景を・・見た！

グッドタイミングだ

ダンナ・・車をスゴイ勢いで歩道に乗り上げ・・
中坊の行く手を阻んだ！（よし！・・正義の味方が現れたぞ！）

中坊・・ビックリで・・立ち止まり・・

車の中からダンナがスゴイ顔で降りてきた・・・

車で走って向こうから帰って来る時から
私と中坊のやりとりが「想像」できたらしい・・


開口一番

「コラっ！お前ら・・ゴミ拾え！・・ここ・・ゴミ箱じゃないやろっ・・早く拾え！」

一人以外は・・すぐに拾って・・走って逃げた・・


一人だけ・・・絶対に拾わない・・

ダンナと「メンチ切って」るよ～

「拾え」

ダンナと中坊・・顔・・20ｃｍぐらいの所で
にらみ合ってる

殴り合いになるんじゃないか？という雰囲気・・

「拾え！道はゴミ箱じゃないやろ！お前の出したゴミやろ早く拾えやっ」


え～～っと・・・町内中に響き渡るほどの・・怒鳴り声であります・・

そばにいた私・・やくざ映画のワンシーンを見てるようだった

5分以上は・・両者にらみ合いが続き
「はっけよ～い・・のこった」って・・言えば相撲が始まりそうな感じ・・

しばらくして
ゆっくりと中坊が・・・しゃがみはじめた・・・

でも・・目はダンナを睨んだまんま・・

相手も15歳だけど・・ひるまなかった・・

ダンナと目をそらさないまま・・

ゴミ拾った・・・

でも・・にらみ合いは続いていて・・・

「道にゴミ捨てるな！・・もう二度と・・この道・・通るな行けー！」

中坊・・・ダンナをにらんだまんま・・歩き出したよ・・


おぉ～～・・リアルに怖かった

ダンナに「怖くなかった？殴られるかと思った～」
って言うと・・
「目そらしたら終りやろ・・しかし・・あいつ・・リーダーだけあって・・強いわい」


その後・・そのリーダー・・
ダンナに「この道通るな！」って怒鳴られたけど・・
自転車修理にもやってきて・・

キチンと挨拶もするようになりました。

今・・25歳ぐらいかぁ・・


今・・・注意すると・・何されるか？わからんって・・言われてるけど・・

ダンナは
「ダメな事はダメや！って・・叱ってやらんとアカン・・怖がって何も言わんから・・子供のくせに図に乗るんやぞ・・」


アンタ・・偉いわぁ・・

確かに・・今回の中坊だって・・
注意したら素直にきいたもんなぁ・・
みんなが・・みんな・・そうじゃないかもしれんけど





もし・・殴られそうになったら・・私が助けちゃるけん
任せとき～～

とりゃあ～～