借主には借地権と言うものがあり、長く住んでいた分
その土地を買い取るとき、地主から評価価格の半分で買い取れる。
兄弟3人でその資金を出し合い購入した。土地名義は3人共有となった。
その家を、昨年夏整理して解体し、更地にして、売りに出した。
トヨタすまいるライフという不動産屋さんを介し、
ヤフーネットででも誰でも見れた。
そして、三井のリハウスの顧客から打診があり
今日売買契約に辿り着いた。
この契約は、トヨタす・・社に売買金額の約3パーセントを
売主であるうちから払う。
また、買主も三井のリハウスに同金額を払う。と言うシステム。
これが仲介業者の利益になる。
さて、今回の契約は、以前この土地を購入した時より、
大手の仲介業者だったせいか、とっても事務手続き上丁寧で、
夫と2人で細かい点も確認する姿勢に驚いていた。
我々にとって実は不利かなって心配していた境界線の件も、
買主にちゃんと了承を得てくれた。
13年前、我々が買ったこの土地、
買ってから、こんなはずではなかった!と言う事が多々見つかった。
例えば、水道管を引き込むのに隣近所に頭を下げなければ
家が出来ても住めない!水がない!という事態になりかねなかった。
この点をあのときの不動産屋さんは教えてくれなかったのだ。
今回はそんな点は何も残さず、買主に売り渡せれた。
そして、手付金200万ほど、持ち帰った。
残金は、買主の融資が下り次第ということで話が付いている。
さて、買主のかたは、30台の若いご夫婦。
しかも、この近くに親が住んでいるらしい。
きっと、これから子育てや親の老後など近くに住んでいたほうが
いいと判断して いい土地が見つかった!と購入を決めたのだろう。
今まで土地の名義が兄弟3人だった事から
今日の契約には、委任状など必要になったし、
契約書にも、3人の名前を代筆しなくてはならなかったり
手間が多かったが、終わって安堵している。
夫は、利益のうち姑の取り分を弟に電話で確認したり
どちらかと言えば嫌な役回りもして、きっと疲れたことだろう。
今は炬燵から顔を出し、いびきと共に夢の中である
