日々の移ろい

紙の月



角田光代さんの
「紙の月」を読んだ。

主人公 梨花は、
子供が授からず、 時間を持て余していたところ、

銀行パートの職を得て、
働き出す。

外交員として、
顧客を廻り 穏やかな性格から、

お年寄りにも親身に接し 
定期預金獲得など 営業成績も優秀で、、、。

いつしか顧客のお金に手を出し、、。



私も、子育てが一段落し、
7年間ほど銀行パートをしていた時期がある。

企業を廻り 経理担当者から
従業員の給料分のフロッピーを預かったり出金伝票や、
手形 小切手などを預かり、

また、運転資金や売上金も預かって、
銀行へ持ち帰り 入金作業をこなしていた。

時には、1000万円程の現金も持ち歩いた。

当初は 多額を運ぶ事に 緊張もしたけれど、
慣れたら ただの紙と動じなくなっていつた。

その時代も 顧客のお金を使い込むという事件はあったと思う。

俗に言う ちょろまかす と言うことは余程賢くないと 出来ないね!

と、同僚と話した事がある。


主人公の梨花役を 宮沢りえさんが演じ
映画化もされた作品。

どう演じられているのか?
機会があったら 映画も観てみたい。
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