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ぼちぼちブログです。

鳥居本駅

2014年09月21日 | 旅行

琵琶湖の東を走る近江鉄道。2012年に「登録有形文化遺産」に登録され,一度訪れたいと思っていた鳥居本駅に。夏に訪れたのですが,取り上げるのがずいぶん遅くなって秋になってしまいました。

東海道新幹線の米原駅から近江鉄道に乗り換え,二つ目の駅が鳥居本駅です。およそ5分ほどで到着します。プラットホームを進んで行くと,遮断機のある構内踏切に続き,赤い屋根の可愛らしい駅舎があります。

 

静かな駅とは対照的に,すぐ近くをひっきりなしに新幹線が轟音と共に通過していきます。いつも利用している新幹線の車窓からも,見えているはずなのですが,小さくて一瞬なので見逃してしまっていますね。

 

駅舎の中に入ると,腰折れ屋根の外形状そのままの形をした高い天井と半円窓のある待合室が。小屋組など要所を洋風デザインでまとめたノスタルジックな雰囲気の駅舎です。

建築面積81㎡と小さな駅舎の北半分は事務室となっています。駅務室内の様子も少々気になるところですが,今は無人駅となっているため中は残念ながら見ることができませんでした。

改札事務室の窓口は,閉鎖されていて代わりに時刻表やワンマンカーの乗り方などの案内板が設けられています。       

昼間だけですが,電車にマイ自転車を持ち込むことができるそうです。便利そうなサービスですが,軽い自転車ならともかく,ママチャリみたいな自転車を電車に載せたり降ろしたりするのは大変なのでは?と思ってしまいました。

 

駅舎は,1931年に地元の請願駅として開業し,ほぼ当時のままの姿を残しているようです。

 

駅正面横の案内立札には,2007年3月に「世界一長いコンサート184時間」を完奏し,ギネス認定が行われたと誇らしく書かれていました。184時間ということは,8日間!確かに凄いですね。絵画などの展示ギャラリーに使われたりもしています。

山小屋のような雰囲気を感じさせます。駅のすぐ目の前は,国道8号線です。特徴的な建物なのですが,周りには何もなくポッツと建っているので,駅だと気が付かず通り過ぎてしまいそうです。

 

下り(彦根)方面の電車が入ってきてきました。上り(米原)方面の電車を待ちます。

昼の時間は,一時間に上り,下りとも1本でこの駅ですれ違います。 電車が発車すると,駅には誰もいなくなり,再び静かな時間が流れていきます。

 

【近江鉄道鳥居本駅】

 

 


近江鉄道 時刻表

米原駅 鳥居本駅(米原方面) 鳥居本駅(彦根方面) 

 


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしいですね。 (Malilipot)
2014-09-22 09:16:27
ひろべぇさん、初めまして!!
読者登録有難うございます。

私はフィリピンのルソン島南部のビーコルと言う地方に住んで居ます。
都会より田舎大好き人間なんです。

今回のブログ素敵ですね。
近江鉄道の鳥居本駅ですか!!
昔は沢山の地元の人の利用が有ったと思います。
近代化の流れは鉄道にこんな形で現れて仕舞ったのですね。

岩手県の北上線のほっと湯田駅もこんな感じでした。
今では駅構内に温泉を引き込んで電車の待ち時間に湯船になんて・・・そんな駅も有ります。

私は、時代に置き去られた風景が大好きです。
私の住むフィリピンの田舎は一昔(60年前)の時代が息衝いて居ます。

此れからもどんどブログに反映して下さい。
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