週一に,京都駅までお世話になっている新幹線。
新橋~横浜間に初めて鉄道が敷かれてから92年後にあたる,1964年10月1日に開業しました。今日でちょうど開業50年になるのです。
今日のブログは,新幹線を扱ったものが多いでしょうね。
それまで,東京~大阪間を6時間30分かかっていたところを4時間で結び,日帰り出張を可能にする日本の高速鉄道の幕が開きました。そして,今では最速所要時間2時間25分に。
「新幹線生みの親十河信二」記念銘板 (東京駅18・19番ホーム)
名称は,公募により「ひかり」と「こだま」に決まりましたが,当時の世相を反映してか「オリンピア」「聖火」や「アトム」などといった名前もあったそうですが,「ひかり」と「こだま」いいネーミングだと思います。
その後,新幹線の車両も0系から,1992年により早い300系「のぞみ」が加わり,最新のN700Aまで時代とともに進化してきています。揺れも震動も少なく,いつも快適な旅行を,いや睡眠をとらせてもらっています
「ドクターイェロー」と呼ばれる車両をご存じですか。正式な名前は「新幹線電気軌道総合試験車」。う~ん。やっぱり,ちょっと堅苦しいですね。
線路のゆがみ具合や架線の状態,信号電流の状況などを検測しながら走行し,新幹線の軌道・電気設備・信号設備を検査する車両なのです。コヤツのおかげで,安全な運行ができているのです。
京都駅を発車するドクターイェロー
不定期で時刻表に載っていないし,いつ突然に現れるか分からなく,まぁめったにお目にかかることはありませんね。ましてや,カメラにうまく収めるのは,奇跡に近いものがあります。
なので,見ることができれば「幸運」が訪れるらしいですよ ???
橋梁やトンネルなどの土木的設備も耐用年数を超えてきています。それらの保守・整備点検は大変でしょうが,これからも「列車運行に伴う死亡事故ゼロの鉄道」として,安全で正確な新幹線であって欲しいと願っています。
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