白木蓮の咲くころ遅霜があって、一朝で白羽二重がぼろ雑巾に変わった。
山の辛夷はまだ咲かない、今年は遅れているようだ。
ラッパ水仙 ようやく咲いた、強風が吹いて、ゲートボールコートは砂嵐
草八つ手 あまり話題にならない花だ。
白木蓮の咲くころ遅霜があって、一朝で白羽二重がぼろ雑巾に変わった。
山の辛夷はまだ咲かない、今年は遅れているようだ。
ラッパ水仙 ようやく咲いた、強風が吹いて、ゲートボールコートは砂嵐
草八つ手 あまり話題にならない花だ。
白壁に影絵が現れて馬鈴薯の植え付け時期を知らせる
ヤマガラは新芽が膨らんだ紫陽花の小枝でレタスの定植を薦めてくれる。
ヤマガラが巣箱に通い始めた。
まわりに煩くせかされて、ジャガイモ(男爵 北明り メイクイーン)65個 レタス50本を大地に信託した。
まさかの元本割れはないだろうと思う。
キバナノアマナ
六弁の端正な形と色がいい。
アズマイチゲ 萌時の凍土はすっかり緑に覆われて、花は輝きを増す。
タッタソウ 盛りは過ぎたけれど、鶯の囀りに合っている。
入り日の残照が消えて、西の空は薄い夕映えから徐々に明るさを落として、やがて山脈のシルエットは空の暗さに溶け込んでゆく。
春の宵は静かだ。
杏の花で成虫で越冬したらしい蝶に出会った。 成虫で越冬する蝶は少ないという。
羽が見事にいたんでいるから、越冬ではなく遠い南の島から渡ってきたのかもしれない。
カキドウシ
杏
松本城公園の桜開花宣言があった次の日、朝から降り出した雨に雪が混じり、やがて雪に変り激しく降り続いた。
外仕事の予定があったけれど、なすすべもなく季節外れの降雪をただ眺めていた、路面に積りはしなかったけれど森は何度目かの冬景色だ。
この朝 新聞で母方の従兄の訃報を知った。
歳月の渦を避けながら、泳ぎ続けているうちに、時は過ぎ従兄はいつか遠い存在になっていた。
はるかに過ぎた夏の日 野菜を詰めた大きな籠を 自転車で届けてくれたた姿を思い出した。
あの時の従姉妹や従兄弟は今どうしているのだろう。元気ならば当然孫やひこ孫のいる年代である。