窓から見える松林が、変色しているのは松枯伝染病により枯死した松である。
病原体はマツノザイセチュウ(松材線虫)という、長さ1㎜以下のミミズ状の寄生虫で、ほっておけば全山が枯死するという。
線虫はカミキリムシによって運ばれるので、運び屋の根絶が有効な対策だといわれ、ネオニコチナイド系殺虫剤が使われるらしい。
対象面積が広範囲になるため、ヘリ等によ空中散布を既に実施した地域もあるが、環境汚染の観点から散布反対論も根強い。
松本市では散布実施、中止を求める両派が訴訟をおこし、現在その主張が司法の場で争われている。
林が枯れて、保水能力が低下した山にゲリラ豪雨が降ったらと思うと、先日のテレビの惨状と重なり不安が募る
反面 水田農薬空中散布華やかなりしころ、タニシや泥鰌の影が消え、蛍 トンボ が激減したのも怖いし、その環境が人に対して悪い影を落としているのではないかとの憂いも晴れない。
根が臆病なせいか、二者択一に弱い。
影が近づいてくる
この付近松茸が取れる
戦後の大規模な松枯れは、安い労働力で退治したとか・・?