谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

常念自慢

2015-03-16 17:49:27 | 日々のこと

段々畑の1枚は、梅と杏を育てている。

大げさに言えば梅杏園である。

畑の雪はようやく消えたけれど蕾はまだ固い。

2週間ほど前に剪定枝を持ち帰り、居間のバケツに挿した杏が見ごろを迎えた。

善光寺の鐘の聞こえる範囲が杏の産地といわれる。今年は安茂里、森地区の杏の見ごろはいつごろになるのだろう。

紅梅、白梅、桜、桃いづれも美しいと思うけれど、杏の美しさは格別である。

黄梅 石垣に枝垂れて張り付いていた黄梅の小枝も同じバケツで花を咲かせた。

 

常念岳 北アルプスの連山は新雪をまとってそそり立つ

高台の段々畑の向こうに、常念が神々しく見える季節である。

常念は見る位置によって、別の山かと思うほど山容が大きく変わる。

どこの地区にも常念自慢があって、オラの常念が一番とはよく聞く言葉である。

雪解けが進むと常念坊の雪形がお出ましになり、農家は忙しくなる。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あずまいちげ | トップ | ミツバチの羽音 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々のこと」カテゴリの最新記事