総務省が31日発表した6月の完全失業率(季節調整値)は前月より0.2ポイント悪化の5.4%で、過去最悪だった平成15年4月などの5.5%に迫る水準となった。悪化は5カ月連続。
厚生労働省が同日発表した6月の有効求人倍率(同)は前月を0.01ポイント下回る0.43倍となり、昭和38年の調査開始以来の過去最低を2カ月連続で更新した。悪化は13カ月連続。
政府の景気刺激策などの効果で生産は回復の兆しが見えているものの、企業に余力はなく、雇用は依然厳しい状況だ。
完全失業率は15年6月以来の低水準。男性が前月比0.3ポイント悪化の5.7%、女性が0.1ポイント悪化の5.0%。完全失業者数は前年同月比83万人増の348万人。増加幅は前月(77万人)を上回り、2カ月連続で過去最大を更新した。世帯主の失業者数が24万人増の92万人となるなど、より深刻さが増している。
一方、求職者1人に対する求人数示す有効求人倍率は、今年1月以降0.08~0.06ポイントの悪化が続いていたが、5月(0.02ポイント減)、6月と悪化幅は縮小した。ただ、正社員の有効求人倍率は前年同月よりも0.29ポイント低い0.24倍で、過去最悪だった5月と同水準。4人で1つの仕事を奪い合う状態が続く。雇用の先行指標とされる新規求人数も前年同月比22.3%減で30カ月連続の前年割れ。製造業で48・3%減となるなど幅広い業種で減った。
厚労省では「今後も厳しい雇用情勢が続く」としている。 【産経ニュース】
あぶれるハローワークのコンピューター、世帯を持ちながら92万人、各種手当ては支給されると思われるが、将来の事を考えるといたたまれない気持ちが伝わってくる。
何時まで不安な日々を続けなければならないのだろうか?
政府の対策は・・・まで解消すると言うが選挙対策の党利党略としか思えないばかり。働くというところが亡くなると言う国家が解消する日が早期に来ることを望む・・・先進国が新興国になる・・・・
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