姫路市伊勢自然の里・環境学習センター(姫路市林田町大堤)の観察園で、県のレッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)種に指定されているシソ科の多年草・ミズトラノオが見頃を迎えた。高さ約30〜50センチの茎に直径約3センチの淡い赤紫色の花穂が訪れる人たちを楽しませている。
ミズトラノオは低湿地に生息。花穂の形が「虎の尾」に似ていることから名前がついた。かつては本州から九州にかけて分布していたが、近年は開発や水質汚染で数が減少している。
希少な生物を登録して保護を図る県版レッドデータブックで絶滅危惧Bランク(絶滅の危険が増大し、生息環境や自生地などの保全が必要)と位置づけられ、環境省のレッドデータブックでも「絶滅危惧II類」(絶滅の危険が増大している種)に分類されている。
県内では但馬や丹波、加西、三木の各市に点在。姫路市内では伊勢自然の里が唯一の観察可能な場所という。(産経新聞)
ミズトラノオをと命名したのは確かに「虎の尾」に似ているが命名者は虎を確認して命名したのだろうか。日本独自の生息と思われるが・・・・
参考
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