「ドローン落下」と「天空の蜂」

「首相官邸にドローンが落下していた」

このニュースを耳にして頭に浮かんだのが
東野圭吾著の「天空の蜂」です。

現在、この作品は
映画化が進行中とのこと。
（HHニュースでの書籍紹介はこちら）

既に情報も出回っていますが、作品では、
「安全」とされながらも実は上空からの攻撃に
弱いとされるある施設がキーとなっています。

さて、
落下したドローンが見つかった首相官邸のすぐ隣には、
高層のオフィスビルが建っています。

そのビルの上層からは、
首相官邸を容易に眼下に見下ろすことができ、
間をさえぎる建物もありません。

危機管理意識が高ければ
当然、高層ビルの建設は当初から規制されたでしょう。

真偽は定かではありませんが、
官邸サイドは、ビルが完成に近づいてからその高さが
「想像していた以上だ」と驚き、慌てたとのこと。

さらに、ビルから官邸への狙撃が可能などの
危険性も指摘されたため、
ビルの官邸側の窓を開けないよう要請した
という話も伝わっています。
そもそも危機管理意識が高ければ…。

今回、
報道ヘリが官邸上空を飛び交い、
官邸の屋上を多くの人の目にさらしましたが、
政府はドローンを規制する方向で検討しているようです。

しかし、
そもそも危機管理意識が高ければ…

と書き残しておくのは怖いので、
部署内では多数派のちょっと大人のギャグを使う先輩たちを見習い、
ドローンの話題はこの辺にして
ドロンしたいと思います。

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（高橋 慧)