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ITリテラシー…?

2011-08-10 16:13:23 | 話題にコメント
Google+で採用面接を“実況中継”して炎上 社員の投稿をネットマイルが謝罪「架空のもの」
2011年08月10日 11字18分更新 ITmediaニュース


そういえば先日も、アディダスの社員が来店したサッカー選手の悪口をTwitterで書いたり
カンニングや盗難などの行動を気軽に書いて、炎上をしてしまうという例があとを絶たないようです。

これを「ITリテラシーの劣化」と評することもありますがこれは違う。
だってITリテラシーが「劣化」するほど長くITに関する教育をしていませんよね。

むかしは極一部の人しか使っていなかったIT。
それがPCやスマートフォンの普及で日本国民が普遍的に使うツールになり、
特にITリテラシーと縁がない人が急速にITに近づいた…こう考えるのが自然です。


この事態に対して「通信業者が安全に使えるようにしろ」という人もいらっしゃいます。
これはもちろん大事なことですが、本質ではないと思います。

道路を使うにあたり自動車メーカーはもちろん安全に運転できるような設計をしますが
最終的に、安全に使えるかどうかは全て運転手と歩行者…人間の手にゆだねられます。
ITは道路と同じインフラです。考え方も同じのはずです。

ではインフラの使い方は誰が教えるのでしょうか?
水道・電気・道路・ガス…大半のことは親から教わっているはずです。
蛇口のひねり方や、信号の渡り方を学校の授業では、まずやりません。
ただ、使うとき親が見ていて、間違いがあったら教える。

私は親がキーだと思います。子供がネットを使うのも授業中ではなく放課後が多いはず。
それならば、家庭内で教育…むしろ「しつけ」として教えてあげるべきです。

ただ、今は急速に広がるITに対して社会へのリテラシーの浸透が間にあっておらず、
親世代であっても、ITリテラシーが不確かな場合が多いでしょう。
最終的には家庭内を中心にしつけるとしてもそこまでの橋渡しをどうするか?
モバイルインターネットがこれだけ急速に普及した現在、きっちり考える必要があると思います。


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(井上宇紀)


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