［ 水分補給について ］（再掲載）

［ 水分補給について ］

夏場のスポーツは大量の汗をかきます。
以前は水分の摂りすぎはよくないなどと言われていましたが、今では水分補給はスポーツマンの常識です。
汗は水分だけでなく、体内のミネラル、カルシウムやナトリウムなどもいっしょに出してしまいます。

これらが不足すると、めまい・頭痛・吐き気・イライラ・全身脱力感・パフォーマンス低下などをおこしたり足がつりやすくなったりします。

熱中症予防のため汗をかいたら、すぐに水分補給することが大切です。

のどが渇いたと感じた時はすでに脱水の症状が出始めているのです。

重要なのは、のどが渇いたと感じる前に飲むということです。
運動の前にまず水分を補給し、そして運動後にもと・・何回にも分けて水分補給します。

さらに高齢者になると血中濃度の上昇（血液ドロドロ）から脳卒中などの障害も起きやすくなります。

　《ご注意》
　ビールをここで云う水分と勘違いしている人がいます。
　ビールを水分代わりに飲むと血液ドロドロがかえって
　悪化します。
　アルコール摂取には注意が肝要です。

運動後に体重が減少するのは脂肪が落ちたからではありません。
減っているのは体内の水分です。
運動前と運動後で体重が変わらないよう水分をきちんと摂る事が大切です。

上手に水分補給をすると、運動後の疲労感も少なくなります。