ま、両方なんだが、時間軸を考えれば、完成形は未来なので、どちらにウエイト？といわれれば「未来のため」だろう。
だが、未来のために「今」を基礎を大事に確り作らないといけない。
そのためには官民ともども同じベクトルで同じ方向に向かうことが大事なんだけど、そこへの準備に時間をかけないと失敗する。
俺が関わったまちづくりは失敗とは言えない。個々にうまくいったことはあるが全体的には、街、住民が一体となってとは言い難い。
住民に受け入れられて、あ、あのプロジェクトがあったからと認められているのは、若者(壮年)が中心にやっているイベントだけ。あとは老人どもの世迷い言までもいかないが、それに近い自己満足だけのこと。未来につなぐ未来のためにではない。
自分の子供たちのためとか孫のため、そのまた子供たちのために なんていうことはない。自分の名前が残るとか実績が残るとかその為だけ………自己中、自己満足の世界観だ。
まちづくりをやっていていろんな交流もあったけど、その中でもここは！ってところは、松坂市のとある山の中の一地区。ここは合併によって松阪市となったけど、ま、ご多分に漏れず過疎に悩む地区の一つ。
で、何がすごいかと言うと まちづくりの中心は壮年で老人は名目の会長がいて会長含めて老人は口を出さない、知恵は聞かれたら出す、手は貸すがむやみに手は出さない。
若者のやりたいことを後押しするというではないか。
それは、何人かに聞いて老人も若者も同じように教えてくれた。
老人たちは任せている、もちろん信頼して………信頼されている若者たちも地区のため未来のために今のために必死で頑張っている。そんな姿を目の当たりにして、うちの街とはぜんぜん違うことばかりで驚いた。
若い奥様方にも聴いて誰もがこの街に嫁いできて良かった。住みやすい。というだよね。松阪市内まで車で40分ぐらいかかるし電車も走っていない。移動は車か路線バスっていう処でだよ！
うちの街には電車があるけどね………口出を出す自己中意見をどんどんいってくるアホなじじいはたくさんいるけど………(笑)。
ところで、準備の失敗もプロジェクトが巧くいかなかった要因。準備期間が一年では短すぎた。２年は欲しかった。
グランドデザインが無かったのも要因。
金(補助金)に目が眩んで走ってしまった。補助金という麻薬に取り付けれたのは間違いない。グランドデザインというか方基本的な向性は準備の際に依頼したコンサルタントが作ったが、稼働年度には依頼しなかった。つまりコンサルタントを入れずに官民でというスタートを切ったんだが、このときも行政に事務局がまともに稼働しないから俺は会社を辞めてこの事業に取り組んでもいいから検討してくれ！って頼んだんだが、結局補助金では人件費が出せないとか………で、二足のわらじを(当時は12足の草鞋だったけど………今さら、よーやったわと思う。)はきながら………って過度に期待されても………案の定俺だって行き詰まるし………まずは、事務局の持ち方で失敗したわ。
それに、グランドデザイン、そこに現状分析、長短所の洗いだし、対応策(近未来辺野古対応策と夢)を記載したバイブルが作れなくて、民間にそれをやれ！素人にやれってのは熱意はあっても二足のわらじを履いたら人間には不可能難だよ！
で、スタート年度にコンサルもいない中でも官民で話し合いながらってのは理想論で現実離れ………方針はぶれるし？この中で某じじいは暴走して、それを押さえると言っていた役員も止められないし………ま、こいつは元町会議員なんだけど、最低だね。やっぱり議員とかが絡むとろくなもんにならないわ！
ま、そういうことで、プロジェクトの途中でグランドデザインを作ろうと某先生に頼んで格安で作ったけど、このときもひと悶着あって……間に入っていて えらい目に合わされた。紹介者曰日本でも有数な人が書いたことにケチつけて！行政も口の悪いやつが担当だったので双方でやりあうし………嫌になるわ。でも、確かに間違いをそのまま最高責任者の町長に提出できますかっての？ぼろくそ言われて感謝的になって……冷静に見れば直すことは必要なのに………俺が見たとき、余りにも間違いが多過ぎて………
これは完成形ではなく叩き台なので修正箇所を指摘してくれ！って出せばいいものを………偉い先生の書いたものにけちをつけるとはなにごとぞ、っていう感じです提出したもんだから、揉めるもとになるわ。ま、ともかく根回しとか出来ない下手に出てとか出来ない、お高くとまって上から目線で物事を進めるからこういうことになるんだよな。これが後のことで失敗するのに………
未だに反省はしてないだろう。行政と俺たちに対する恨み辛みしか無いんじゃないの？謙虚な態度からは益々遠ざかっているわ。
ま、この続きは後日に！
今日はこの辺で！
