管理社会の到来

菅総理大臣が誕生する。で、内閣人事局はそのままとして引き続き官僚支配を行うようだ。
官僚からの反対意見は受け付けない、言うことをきかないと飛ばす！　これでは、優秀な官僚もやる気が失せる。
安倍政権に続いて官僚支配政治を続けるらしい。いや、もっと管理社会を目指しているんじゃないか？
ところで、閣僚人事だが、副総理兼財務大臣は麻生が留任、加藤厚労相は官房長官らしいので後釜の厚労相には田村が復帰するんじゃないか・・・なんせコロナ感染拡大の基本は厚労省だろうしね。
で、管理社会としてマイナンバーカードの推進やマスコミ管理の総務大臣は、意志力の強い河野防衛大臣にするんではないか？と思うわけだ。
ここら辺は、明日の昼までにははっきりするでしょう。

さて、管理社会となると政権政府内での喧々諤々の議論があって政策が出てくればいいが、一方的に偏った政策になるのではないかと危惧する。
官僚は人事権を握られているので愚策にも反論できず、正論は潰されるか曲解されてしまう。官僚の反論は許さない　というのが菅の姿勢みたいだ。
これじゃ、安倍政権よりも国民不在の机上理論だけの政策が推し進められるのではないかと危惧する次第。
マスコミ・ジャーナリストたちも反論できないように放送局を管理する総務省や税務関係を通じ（マイナンバーによる税務調査など）て牛耳る可能性がある。そういうことに使うためにマイナンバーの導入ってことなんだからさ・・・。税金を取ることも大事だが、税務情報＝個人の収入状況を把握するってのも一つの目的なんだから・・・それを使って脅しでも何でも使えるからね・・・。
これでは、大政翼賛会的だよ・・・。

怒れ国民！　国を想い国民の幸福を想うなら、官僚達よ立ち上がれ！　是々非々で政策を進めろ！　君たち官僚には国を動かすという大きな大義があるんだろ？国家公務員上級試験をパスして入省して自分たちの想いをぶつけて国民の幸福を追求するんだろ？　官僚の矜持を見せてくれ！　
って、一昔前は優秀なキャリアにより国が動いてきたが、天狗になって身から出た錆とはいえ官僚支配から政治屋支配に転換したときから想定はできたが、東大出身等の優秀な人材が国に集まらず、今じゃ法律一つもまともに制定できない体たらく・・・（過去に法案が間違っていたってのがいくつかあった。そのうち一つは俺でも？？？ってのがあったんだよな。厚労省関係の改正法だった。）
でもね、実は官僚が云々の前に、その官僚を上手く使える政治家がいなくなった・・・そういうことなんだよ。政治家は議員を束ねて党をなし政策を決定するが、さらに政府の官僚を使いこなしてなんぼなんだよ・・・田中角栄がその典型だった。飴と鞭を使いこなせる人でないと政治家にはなれません。そんな人たちは昭和と共に消えました。

だからこそ、官僚の中からの半沢の出現を期待するんだよな・・・議員の中からもどんどん出てほしいよ！

（以前の記事がなぜか消失したので再編集してアップしてます。）