めざせ!巨ベラ師

50cmオーバーのヘラブナを追い求めての奮戦記。釣りを中心に、車中泊やキャンプ料理等、アウトドアライフを紹介します。

巨ベラなオアシス

2023-07-30 15:19:34 | 日記

今回の最長寸 2023年7月29日 上津ダム 460

 7月28・29日、上津ダムに釣行し、尺半2枚含む7枚の釣果でした。24・25日に高山ダムでボウズになったばっかりで、本来ならば、週1回2日釣行の原則から外れるのですが、来週はバイト先のシフトの都合で連休が無い為、今回振り替えとなった次第です。

 今夏は、自分なりの一つのテーマを持って、高山通いをしています。が、ボウズを食らったばっかりの同じ週に2回目はないだろうと、涼を求めての上津釣行となりました。車からポイントまでの距離が近い上に、今回入釣した場所は、ほぼ一日中パラソル無しで過ごせる日陰のポイントで、この猛暑の中、まさにオアシス。

日陰のポイントではありますが、エサ打ち方向は大きく視界が開けています。

 いくら快適に釣りが出来ても、釣れなければ話になりません。この時期厄介なのが、ジャミ対策。一口にジャミと言っても、それこそチリメンジャコみたいな極小のものから、モロコ、ブルーギルの新子など様々で、場所によっても異なります。エサ打ちする度に、四方八方からブルーギル飛んで来る様な状況では、まずはタナまでエサが届く事が重要となります。その為には、練ってエサの粒子を殺す、多少重い品種を加える等の対策をしますが、そこに重きを置きすぎると、いざ、ヘラが寄って来て、ジャミが散ると、ウキが沈没という事になりかねなません。そこで今度は、小さく柔らかくという事で、エサの付け方や手水で対応しようとします。

 高山では、この時点で手の平大のデカギルが連発という事で手を焼きましたが、それでも前々回はエサを合わせて行く中で、ぶっとい尺半を手にする事が出来ました。が、今週はそもそも魚がいてない、あるいは、釣りの仕立てが間違っているという印象でした。唯一の収穫と言えば、ナナフシに出会った事位でしょうか。

『お前はここまでして、生き延びようとしてるんだな!』木の枝かと思ったZ

 さて、今回の釣りですが、いいポイントに入れたので、盛夏らしい釣りにしたいな・・・まずは、初めてのポイントなので、簡単な床計りから、『あーこれは全然届きそうにないな』と途中で計るのを止め、なじみの3本の決め打ちにしました。単純に、深いタナから抜き上げる釣りをしたかっただけです。竿はギリギリ出せる16尺にしました。道糸2.5号、ハリス1.2号、ハリ上下サイト17号上40cm下60cm。エサ:徳用マッシュ3・藻べら2・浅ダナ1本1・わたグル1/3・水(初日4)(2日目4.25)ウキ:小川作足長ロングトップ

 経時変化の激しい夏、エサは小さいカップで少量作る、小分けして使うが“やっさん”流。スタートは40回練りで様子見。全10節のウキ、下から2節目にエサ落ち設定。ウキが立ってエサ落ち通過、1・2・3、4節目でブレーキがかかる。5~6節なじんで3~2節残して欲しいところだが、なじまない。これは、間違いなくジャミの仕業。10回練りを加えると、1・2・3・4、そして時間をかけて5節目がなじむ。よしこれでいい、タナまで届いた。

 ウキの位置は、トップの先端が3本の継ぎ目の位置。エサボウル1杯目打ち終わるか終わらないかのタイミングで、1・2・3・4・5と順調になじみ、最後に6節目がゆっくりなじみ2節残しになった。ジャミが散ったな、ヘラが寄って来たかな?と思っていると、カラツンになったが、突然のアタリ。ジャミの体当たりかチャンベラか?大きくはなさそうだ。しかし、カラツンになった以上対応しないといけない。

 まずは、タナを3cm上げる。次にエサ。ちょうど1杯目のエサを使い切った。2杯目は、なじます時間がもったいないので、1杯目がなくなりかけた時に作った。小分けしたエサを別のボウルに移して、まずは乾いた手で30回練り、濡れた手で5回、さらに濡れた手で5回練った。

 しばらくすると、またアタリ。今度は乗った。深場からいい引きはするが、重量感がない。やっぱりなぁー、40cmないチャンベラだった。結局、この日はチャンベラばっかり4枚だった。途中、意図的に最初のいいアタリを見逃して、6~7節残しで、まだハリのふところのエサが少し残っているのを、エサを切らずに待っていると、カラツンにはなったが、いいアタリ。チャンベラの周りには、巨ベラもいて様子を覗っているんじゃないかな?ただ、チャンベラが早く反応するだけで。こういう感じだから、下バリを小針にしてグルテンを付けてる人に釣れるのかな?これを両マッシュのまま、食いにもって行くのにはどうしたらいいんだろう。最初にエサを作る時から水の量を増やしてみようか?明日、試してみよう!

 2日目、前述している様に、水の量を少し増やしてエサを作った。黙々とエサ打ち。その効果?が現れ始めたのは、8時頃から約30分間、アタリ連発。が全く乗らない。そうそう簡単に答えは出ない。自分を信じて続けよう。今日は、手水での調整は一切なしで、練り回数だけで合わせて行く。アタリが遠くなる。『乗らないアタリなら要らないよ!』とうそぶく。釣れない時は『アタリが見たい』と言うくせに・・・。ガマン・ガマン!そしてやっと、10時近くになって、乗った。だが、やたら強い引き!だいぶ待ったからな・・・コイかな?あれ、かわせたな・・・見えて来た魚体は黒い、あーお手頃サイズのコイか?あっ!ヘラや!40もないのにえらい引いたなぁー・・・

 チャンスの波が、寄せては引き引いては寄せを繰り返すのを、ウキは如実に表す。いつか、時合は必ず来る!チャンスは巡って来る。今日は昨日に比較して、少しだけモジリが多い、そして近い!ついにその時が来た。『やっぱ違うわ!巨ベラのアタリは!』「ズドーン!」10:57(写真時間)460GET! そして、約20分後、再び「ズドーン!」450GET!

♬これでいいのだぁー、これでいいのだぁー♪

 この後、カラツン連発。エサが無くなった。今日はチャンスだ、もうちょっと頑張ろうという気は起こらなかった。気分のいい内に終わっとこう(^_^)

 

あー、おもろかった!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大満足のたったの1枚 | トップ | 撮れてへんで! »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yurie)
2023-08-02 09:08:13
実況さながらのUP、ありがとうございます。
餌合わせの妙がよく分かります。
この釣り場は良いですネ。涼しさが伝わって来ます。
ところで山田の不調は続いているのでしょうね。
やっさんが向かわないから想像は出来ますが!
yurieさんへの返信 (やっさん)
2023-08-05 00:18:39
 コメントありがとうございます。
いろいろ、いじくりながら、正解は何かなって、考えながら釣るのは、しんどく同時に面白くもあります。ポイントに恵まれ、一日、日陰で出来たのでなおさらでした。今、次回、釣行の予定を考えていたのですが、台風が向きを180度変えて、東進さらに北上、おいおい🙄です😃

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事