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シアトルの会社で働く日本人生活奮闘記

文化、ことばが全く違うアメリカに飛び込んで、学校を卒業、永住権を取得して現地の会社でアメリカ人の中で日々奮闘しています。

「マグネット・スクール」って何?

2014-09-24 23:37:13 | 生きた英語
またまた 意味の分からい言葉がでてきましたね。ところ変われば品変わる、の言葉通り 学校制度に関してもアメリカ独特のシステムが確立されていました。


アメリカでは公立学校へいくには黄色のスクールバスが家の近くまで迎えに来てくれます。ところが、そのバスにも2種類あることが分かりました。

ひとつは地域別な公立学校ですね。そしてもう一つのタイプの公立学校がmagnet school といいます。学校がちがうが故に、一般のスクールバスとは別のバスが迎えに来ます。ところでこの Magnet schoolとはなんでしょう? マグネットって磁石ですよね。だからこれを訳すと「磁石の学校」?なんか全く意味をなしませんね。そこでひょっとして Magnet という単語の意味に、磁石の他になにか意味があるのではないだろうかと想像できます。そして辞書を引いてみることにしました。

【名】
1.磁石
2.人を引き付けるもの、魅力的な[こと・場所]

1番目が知っている磁石の意味ですね。そしてその次2番目の意味、これはこれは、なんと「魅力的な」という意味が有ったんですね。うーん、これでなんとか意味が通じるでしょうか? 更に今度は Magnet School の意味を調べてみると、

〈米〉マグネット・スクール◆数学、科学、芸術、スポーツなどに特化したカリキュラム(magnet program)を提供できる小学校、中等学校、高校を指す。独立した学校もあれば、従来のカリキュラムに加えてマグネット・プログラムを持つ学校もある。英才教育を行う学校もあり、通例選抜が行われる。
なるほどね、英才教育を行う特別な学校の事を意味すんですね。



学校が違うために一般のスクールバスとは別のバスで通います。となると私なりに気になったのは、子供のころからこうやって他の生徒とは違った待遇をうけることで差別されちゃうのではないかという懸念が先に立ちましたが、実際に子供達はどのように感じているのでしょうかね。人は人、自分は自分ということで割り切っているような気がしました。日本のように全国民が中流階級というような右にならえ的な発想はないという事なんでしょう。なんか、国の大きさを感じるとことです。あと、この school bus に関して驚いたことがもう一つありました。バス の横には ”Stop” サイン表示がでるのです。何故、バスにこのストップの交通標識がついているか分かりますか?

運転免許の試験を受けるときに勉強をしますが、その時にもこの説明がされています。そこで初めて知ったわけなんですが、スクールバスがストップの表示を出すことができるんですね。そしてそれが出た時は両面道路を走っている車全てがこのサインによってストップしなければなりません。そのイメージ分かるでしょうか? 「子供たちが乗降している間は全ての交通を遮断して子供を事故から守る」という精神に基づいているのですね。 恐らく、過去の教訓からだと感じました。昔は結構スクールバスでの乗降時に交通事故があったのではないかと思われました。子供たちはその国の将来を担う世代です。大事に守ってあげる必要があるわけですね。 日本では親が子供を殺めるケース多発しているようですが、なんとも痛たまれない気持ちです。人の命を大切に!


今日の話題は少々英語からずれて文化、生活慣習の違いの話題になってしまいましたが、これも事前に知っておくと訳に立ちますので是非ともお付き合いください。それでは今日ほこれくらいで・・・

で・・・

”プルオーバー”って「車を停止」させるなの?

2014-09-24 02:38:20 | 生きた英語
今日のタイトルですが、何故、何故? って思いませんか?そうなんですよ、アメリカでは pull over で車を停車するという意味になるんですよ。

これは、昨日のブログを書いていて、気がついたので、それを今日の話題にしようと思います。この英語の感覚ですが、未だに慣れません。日本人的発想からすると、どうしても抵抗があるんですね。

昨日のブログでこの表現を使いましたが、再度ここにリストします。
「警察は目を光らせて居るわけですが、或る時 違反をしている車を見つけ、停車(pull over)させました。」

昨日、この文章を読んだ方は、ピンときましたか? 何故「停車する」がPull Over になるんでしょう?

一応、これも確認の意味で辞書を調べることにしましょう。正直いってこの意味を辞書で調べるのは、これが初めてです。そういう意味でもこのブログを書き始めて、私自身も結構勉強になっています。

自分の頭の中になることを人に話すには、相当整理をしないと上手く話しができませんから、良い勉強になります。だからこのブログに感謝です。
さて、辞書によりますと:

"pull over"
1.馬を止める
2.〔車を〕片側[路肩]に寄せる、停止させる
3.〔セーターを〕頭からかぶって着る
4.〔テーブルを〕ひっくり返す
5.(人)の車を路肩に止めさせる

そうなんだ!1番目の意味をみてやっとこの Pull over の意味、というか、感覚が理解できました。昔の交通手段といえば「馬」が主体だったんですよね。だから馬を止めるのに、手綱を引いて止める。
それは当然 PULL しますよね。そこからの発想で、車を馬に例えて、pull over させるんですね。なんか、これから車を止める時ハンドルを手前に引いてしまいそう!??

辞書で他の意味は、2番目:路肩に寄せる。これも馬を操縦している感覚から来るのでしょうね。3番目、セーターを着ることもそういうんだ。なるほど、それからテーブルをひっくり返すですか、凄い表現ですね。私はやった経験がないですが、私の日本の友人がよく話してくれました。

親の躾が余りにも厳しかったので、それに抵抗してテーブルをひっくり返したことが有ったとか。その友人ですが 今は日本で英会話個人レッスンで人に教えています。何でも最近は「楽天」の社員の方が生徒さんとして急に増えたとか。英語を必要とするグローバルな時代になって来たということでしょうか。その友人の話しですがバイタリティーの塊といっても過言ではない友人です。私にはテーブルをひっくり返すまでの勇気はないですね。

そして5番目の意味:人の車を停車させる。 この意味が昨日のブログに書いた内容ですね。つまり警官が女性の車を停車させた。
アメリカにくると「車に関する表現」は結構 日本の表現との違いがあることに気づきます。他にも気づいたことは、駐車するときの表現です。

「縦列駐車」 => これを英語でどのように表現しましょうか?日本語で縦列だから縦でしょ。感覚的には道路脇に車を駐車させる時に、前と後ろの車の間に上手くハンドルを切りながら駐車。当然運転免許試験の課題の一つになってますね。この縦列駐車を苦手とす人は多いのではないですか? さて、この縦列駐車の英語訳は

"parallel parking" といいます。

えっ、って思いません? パラレル・パーキング 並行パーキング?
日本語的感覚では縦ジャン! それが何故 並行 になるの? 私には未だにこの感覚が掴めません。 もちろんこの表現方法を当然日常会話で使いますが、これも未だに抵抗がある表現方法です。さて、これを理解するのに辞書のお世話になりましょう。

parallel parking
1.縦列駐車、平行駐車

残念ながら、この意味の解説は見当たりませんでしたね。1番目の意味がそうですね。可笑しいと思いませんか? parallel って書いてるのに縦列ですよ。その後に、並行駐車 とも書いてありますね。こう言えば何とか理解は可能ですが。でも、日本では縦列駐車のことを並行駐車とは言わないでしょ? それから2番目の意味。なるほど、こんな意味にもなるんですね。勉強になりました。恐らく、ベッドで二人が並行駐車するという発想をすれば、この意味も理解できそうな気がします。やっぱり車社会の国なんですね。ベッドにも車の表現を使うのですから。

車に関する英語表現は、日本語的発想とは結構違いますね。まだ、車に関する英語表現がありそうです。この続きはまたに!

Let's revisit this topics later time, shall we?

「その調子、頑張って!」を英語で何と言う?

2014-09-23 03:21:17 | 生きた英語
「その調子、その調子、頑張って!」

こんな表現を良く使いますよね。それじゃこれに当たる英語って、どのような表現をするのでしょうか?

これって絶対 会話調でしょ? だから教科書にはなかなか出てきませんが、日常会話には、頻繁に出てきます。この表現を最初に聞いたのは私の子供が Competitive swimming (競泳用)スイミングの大会、といっても、地区の小さな大会ですが、この会場で他の子供の親が自分の出番を終えて戻って来た時に親が子供たちに、「良く頑張ったよ、その調子、その調子!」と励ます時に言っていた言葉でした。でもそんな表現はそれまで学んだことも、聞いたこともありませんでしたから、感覚としてその時はぼんやりと捉えていました。その英語表現とは、

"Hey, You guys. Good job!  Way to go."

「皆んな、良く頑張ったぞ! その調子だ。」

という表現でした。へぇ―、こんな表現があるんだ。その時はそのままにしておきましたが、後で調べてみて明確になりました。辞書には次のように説明しています。

Way to go!
1.よくやった!/やったー!/いいぞ!/その調子だ!
2.やるべきことがあるでしょ
3.そうこなくっちゃ。

なるほどね、全くその通りでした。 これで確信がもてました。

"Way to go." 「ウェイ・ツゥー・ゴー」 ですね。

簡単でしょ。だから皆さんもぜひ覚えてください。

"Yes, you guys. Way to go!"

それから、同じような場面で次の表現も良く耳にする表現なんですが、私の耳には次のように聞こえました。

”At a boy!”

これを聞いて、全く意味が分かりませんでした。文章じゃないですから。男の子がどうしたのよ? って考えちゃいます。 At の後に男の子?文法的に訳そうとしても全く意味が無ません。 でもその時の状況から察してやっぱり「頑張れ!」 みたいな感じなんだろうなとは思っていました。

でも at a boy を辞書で調べても出てきません。 ウーン、こまったなぁ~どうして確認すればいいのかなぁ~。もちろんアメリカ人に聞けば直ぐに分かるのだろうけど、それよりも自分自身の手で理解したい、ということで、仕方なく、インターネットで ”at a boy” を検索してみました。するとどうでしょう、私のようにやっぱり疑問を持っている人が居たんですよ。ちょっと心強くなりました。それじゃそれを紹介しますね。

attaboy - definition of attaboy by the Free Online Dictionary ...

Urban Dictionary: at a boy

attaboy - Wiktionary

等々、色々説明がされています。 そして分かったことは、at a boyのスペルは ”attaboy” じゃないですか!変な単語ですね。 念のために今度はこの単語を辞書で、するとどうでしょう、有りました、有りましたよ!

”attaboy” という単語(?)の説明が載っていました。

attaboy
【間投】
〔男性を褒めて・激励して〕よくやった、いいぞ、その調子だ、うまい、見事だ、あっぱれだ、よくやるね、でかしたぞ、えらいぞ

なんと、間投詞 という定義で載っていました。私の耳は正解でした。へぇ~、こんな表現も使うんだ。 いやいや、日常口語表現というのは現地に来ないと分からないものですね。因みに、女性に対する上記の言葉は attagirl というらしいです。あるいは、ちょっと砕けた言い方で attagal とも言うようです。

是非ともおぼえておいてください。そしてこれをネイティブの人から聞いた時はこの説明を思い出してください。 というか、よかったら英会話の練習の時に、相手方を褒めてあげるときに、これを使ってあげるといいかもしれませんね。もちろん、お相手の方がこれを知っているか分かりませんが、もし知らなかったら教えてあげてください。 「その調子、その調子!」 ってね。

アメリカで生まれ育ったわけじゃないから、成人してからアメリカに来て未だに、日々、新しい単語、表現に出くわしています。恐らく、一生が勉強ということなんでしょう。

はい、 それじゃ 皆さん 
”That's the way to go!”

肩の凝らない英語:「クロワッサン」が通じない!?

2014-08-13 03:16:39 | 生きた英語
アメリカに来て、通じないカタカナ英語を色々経験していますが、掲題に挙げました「クロワッサン」も苦労をした一つでした。だから気を付けましょう。それじゃどのように発音をすれば良いかでしょ?

コツを覚えるまでには少々時間がかかりましたが、慣れてしまえばね、何でもそうですが、簡単です。通じるカタカナ発音はどのように書けばいいのかなぁーとにかく、トライしてみますね。

「クロァサーン」 、こんな感じですかねぇ。アクセントは 「サ」 にありますのでここを特に強く発音してください。そうすれば通じますから。通じる英語の発音というのは、次の点を覚えておいてください。

単語を通じさせる「コツ」
1.強弱を明確に、メリハリを付けること。
2.特に「強」を極端に、弱の処はハッキリ言わなくてもOK。

これが英語単語を通じさせるコツです。そいう意味で、私が苦労した単語は他にもあります。

アメリカの都市の名前にミネアポリスという町が有りますが、これを発音して通じさせるのに苦労をしました。でも、上記のコツを適用すれば簡単です。それじゃ、そのコツを適用しましょう。日本語では

「ミネアポリス」 と強弱なしのフラットな発音でしょ。

英語での発音でのアクセントは「ア」に有ります。
これを知って、それじゃ 発音してみてください。
「ミネアッポリス」 こんな感じで発音すれば通じます。

それじゃ次に スタンダード はどうでしょう?

これも日本語ではフラットなので、なかなかこのままでは通じません。「 スタァンダド 」 こんな発音表記になるでしょうか。これなら絶対通じますから、もし機会がありましたら一度ネイティブの方に試してみてください。
また、この通じる単語の発音を覚えれば、今度は反対に、ネイティブの単語の意味が分かるということですから一挙両得ですね。

You can kill two birds with one stone.

そして今日最後に、ちょっと余談です。

たまたま、ミネアポリスという都市の名前がでてきましたので都市の名前、スペルに関して、未だに記憶に残っている事です。

ミシシッピー河という大きな川がアメリカを横・縦断していますが、このミシシッピーの英語スペルが面白いのですよ。スペルを書いてみますと、こうなります。  ”MISSISSIPPI”   なんと、S と P が結構重なる珍しいスペルですね。だからこのスペルを覚えるのに子供たちは口調で覚えてました。

「エムアイ」、 「エスエスアイ」、「エスエスアイ」、「ピーピーアイ」

皆さんも如何でしょうか? こちらの子供たちと一緒にスペルを勉強してください。

肩の凝らない英語:「プール」はプールでも・・・

2014-08-12 04:08:25 | 生きた英語
「プール」ね、 これを聞いて皆さんは何を想像しますか?

当然、日本語の一部になってるカタカナ英語ですから、その意味はスイミング・プールという意味にとるでしょうね。 はい、それでもちろん間違いは有りません。ただ、その意味の他に、日本では使わない意味でプールが使われますので注意をしてください。 例えば次のような場合が考えられます。

1. play at the pool

2. play pool

3. carpool  (one word)

上の3つのケースとも日常会話で使いますのでその違いを認識する必要がありますが、さて皆さんはその違いが分かりますか?それじゃ、ひとつずつ見ていきましょう。

1. play at the pool

これは、pool の前に at the がありますから、場所を意味してる訳ですね。ということはプールで遊ぶ ということですから、日本語的に使うプールの意味で「スイミング・プールで遊ぶ」となります。それでは、2番目はどうでしょう。

2. play pool

これには pool の前に何もつかないで直接動詞 play が来てますね。pool をして遊ぶ となります。これに関しては以前、読者の一人の方がブログで「プール」の説明を詳しくされていました。その方は ”happylifeincalifornia” さんでブログのタイトルは

「ビリヤードバーはプールバー」というものでした。

ここでは動画入りでプールと言えばビリアードの意味であることを詳細に説明されていましたので、参照ください。
そして3つ目の

3.Carpool

car + pool の合成語ですから 自動車 + プール = さてなにが

想像できますか? なかなかピンときませんね。それじゃここで辞書のお世話になりましょう。

【名】
自動車[マイカー]の相乗り(通勤)
【自他動】
自動車[マイカー]の相乗り(通勤)をする

なーるほど、Pool には溜まるという意味もありますから、車に人を溜めて走ることなんですね。 この単語は日常会話でも良く使いますので覚えておく手と便利です。 というか、アメリカで自動車を運転するとどうしても知っておかなければならない言葉です。道路標識に

Carpool Lane と表記してあります。 二人以上の相乗りをしている車のみ走れる車線ですね。 また、会話では

”Let's carpool together tomorrow, shall we?"

なんてこともよく出てきます。特に大学生の場合には殆どの学生が既に車をもっているケースが多いですが、それでも持っていない学生もいます。それゆえ、構内の掲示板には

"Carpool needed to ... city. Anyone?"

高速道路では Carpool Lane の他の言い方として、最近目にする表示には次のように出ています。

HOV Lane 
さて、これは何の Abbreviation でしょうか?

それは High Occupancy Vehicle から来ます。
これも辞書でしらべますと、

【略】
=high-occupancy vehicle
相乗りの自動車

結局 Carpool と同じ意味なんですね。よって、最近は Carpool Lane とは余り言わなくなりました。

何故なんでしょう? アメリカ人に聞いても分からないかもしれません。これも時代によって使われることが変化していっている気がします。