「何処行こう～～」
「お疲れやから軽くが良い～～」
「え～～ガッツリ行きたいね～」
当初週末は紅葉がピークの石鎚山の予定で
遅くとも金曜日お昼から出かけないと寝る時間が数時間
ところがなんだかんだと予定が入り夕方にしか出かけられなくなり
「仕方ない・・ボツだ！」「成り行きにお任せだね～～」
この成り行き！大事にしています
御岳山の時も・・実はあの時あの時間！登る予定・・
しかしどうしても変更出来ない予定が入り・・
１日延期し御岳を諦め
あの日あの時間・・中央線で松本駅に向かっていた
「あの黒い雲何？？」・・・（2014/10秋の北アルプス）
全てがこうでは無いにしても・・
『行けない時は無理して行かない方が良い』と理解
紅葉ドンピシャ！ドピーク！の石鎚山を諦めました
最近やっと半年以上続く体調不良も何となく良く成る兆しで・・
最悪期ザック重量を通常の２/３まで減らしていたものを
気持ちが「そろそろ１５ｋｇまでもどしてみようかな・・」と
その一方彼女は、連日仕事が終わって干し柿作りと柿栖作りの仕込みで
「ちょっとお疲れやから軽めがいいな～～」
こう行く時は大浪池
９時過ぎに着くとすでに路肩駐車
少し離れた路肩に止め
ザックにテントとシュラフを入れ１５ｋｇに
「私はこのまま～～元々そんなに減してないし～～～」
９時４５分出発
重い
兎に角、重い
１５ｋｇってこんなだったけ・・など思いながら
・・・超スローペースでゆっくりと
ガスガスで景色は期待していなかったのですが・・鞍部に着くと
「数秒前までガスガスやったとよ～～～凄いね～～～」
脹脛が張ってきて・・・これで半周すら出来るのか？と
数年前はこの重量で北アルプスを数日歩いていたのに・・
衰えた脚力に納得する一方、いやいやすぐ慣れるハズと・・
新燃岳噴火時の火山灰で２/３が枯れ瀕死の重傷だったツゲ君
「久しぶり～～うわ～～新芽が出てる～～」
一枝ですが、ほぼ元の高さまで伸び～～嬉しい限り
遊んでもらって
秋は木の実の季節
しかし名前が判らず・・「これ食べられるよ～～」「？・・・」
花が咲けば辛うじて判るのですが・・
湖面も全く見えず
アザミとの戦いを選択
踏み跡が広くなりそれほど攻撃を受けず
時々見える湖面
韓国岳も・・山頂は見えませんが・・７合目までは時折
出来るだけアザミの少ない所を選択・・
その代わり背の高いススキに阻まれ
お昼ですが・・風もあるし・・景色も望めないので・・歩き続け
ヤマボウシの熟した実を発見
当然御試食！
「甘い～～よ、食べてん～」「いい！」
「全部たべるよ～」
あそこいっぱい成ってるけど・・
「無理！」「落ちてないかな・・」
「落ちてるの見た事ないし」「そうか・・・」
登山道にはリンドウが最盛期
後半「調子がでてきたと言うか、やっと重さに慣れてきた～～」
「よかったね～～」
標識で記念の構図を撮り
火気使用禁止の大浪池休憩所の外で火気を使い調理し中で食べ
その後軽快に石畳を下り１３時２６分下山でした
「今日の石畳早かったすぐやった～～～～」
「あ・・疲れた！早く帰って寝たい」
ＧＰＳ計測で距離６.８ｋｍ、時間３時間５４分（休憩２５分）。累計標高差４２６ｍのお山歩でした
１５ｋｇの重量で最初はどうなるかと思いましたが・・
身体は覚えていてくれた様で、後半には普通通り歩く事ができやれやれでした
これでテント泊もＯＫです
成り行きを受け入れたと言え
週末の石鎚山YAMAP情報などを見ると最高・・・無理して行くべきだったか・・と迷いも
しかしお互いそれぞれの体調に丁度良いお山歩でした
今週末は所用でお山歩お休み、
来週はくじゅう紅葉の季節、テント泊かな～～～
