「コンニャク作りに妹家に行って来る」
「あの芋でできるの?」
一昨年コンニャクを作りたくて大きなコンニャク種芋をもらって来て植えました。
すぐに大きくなり・・・良い感じに~~。
「コンニャクは環境が変わったらすぐ枯れるっちゃかい、触れても周りの草も取ったらいかんとよ」
と言う事で・・得意のほったらかし「それなら大得意」
一時は背丈ほどまで伸びひよっとしたら・・・今年収穫できるかもと期待して居たところ、
台風でポッキリ折れて枯れて腐ってしまったとあきらめていました。
コンニャク種芋をもらった妹さんに相談すると
妹:「大きい芋が有るかも、掘って見たら」掘って見ると大きいの1個小さいの5個で・・
妹:「コンニャクできるが~持って来ない~~一緒に作ろうや」
小さい頃に母が作るのを妹と見てたけど大人になってはまだ1回しか作った事無いし・・・
ゆでるのにめち大きな鍋が要るし・・・・
妹はもう何回も作った事あるから!「妹と妹の家で作って来る」
所用でお山歩に行けない週末、コンニャク芋を持って女の子一人で妹さんの家に・・・
コンニャクを素手で触ると手が荒れるのでまず手袋をして・・
茶色い皮を綺麗になるまでタワシでゴシゴシ30分・・・
白いコンニャクにするには黒い部分も皮をむいて・・・・できるだけ白くして。
ミキサーに入る程度に細かく切って
灰汁(アク)7:3水の割合でミキサーに入れて細かく砕き・・・
急いで練って形にします。
・・・手袋をしてるし・・急いで形を作らないと行けないので「画像撮れなかった・・・」
最後に形にしたところ
子供の頃の記憶で母はコンニャク芋の量を増やすためと甘みを増すためにか薩摩芋を臼でで突いて入れてたような・・・・
「母ちゃんは捏ねる前に入れてたのかな?」と話しながら・・
妹:「灰汁を入れるとすぐ固まるからその前じゃない~~」とか
とにかく急いで綺麗なコンニャク団子に。
次に茹でます。
大きく膨らむのでとにかく大きな鍋で茹でます。
最初は芋どうしがくっ付くのでヘラで優しく混ぜ・・・5、6分もすると落ち着きます。
それからガンガン沸騰させながら炊く事1時間
「このまま冷えるまで置いとくと?」
妹:「すぐに水で冷やさんと!」「そうやったけ???」
ほどほど冷えたところで・・・
「食べて見よう~~」妹:「まだじゃが!」
「ちょこっと試食・・・・まだえぐい・・・」妹:「じゃろう~~完全に冷えないとダメよ」
そして時間も経ち、完全に冷え食べて見ると・・・
妹旦那:「うちの芋で作ったコンニャクより美味しいが!!」
妹:「うちのよりきめが細かい」
「酢味噌かわさび無いと?~~~~~」妹:「ショウガしか無い」
「家に持って帰って食べよう~~」
もう少し弾力が欲しいところですが・・・柔めのきめの細かい美味しいコンニャクでした。
きめが細かく、弾力がある美味しいこんにゃくを作るには
捏ねる人の手とか練り方とか、灰汁の濃度、土壌とかも影響するそうで・・・
妹:「ここの芋より姉ちゃん所の芋の方が良い芋や」
弾力があるコンニャクにするにはどうすれば良いのか
妹「実家近くのお婆さんに聞いてみようかね~」
「今度はもっと美味しいコンニャク作ろうや」
次回は「参加させて~~~カメラマンで!」
しかし!次にうちの芋が収穫できるのは早くても2年後・・・先の長い話です。